新商品

　ソニーマーケティング株式会社は、医療現場で診断に使われるＣＴ（コンピューター断層撮影）、ＭＲＩ（磁気共鳴映像法）、ＣＲ（コンピューテッド ラジオグラフィ）などの画像を半切フィルム上に１枚あたり約50秒で印刷ができる、高速デジタルフィルムイメージャー『UP-DF500』を発売します。　本機は、医用デジタル画像と通信の標準規格であるＤＩＣＯＭ（Digital Imaging and Communications in Medicine）に準拠しており、ＬＡＮを介して診断装置から送られたデータをフィルムサイズにあわせて高速で画像処理を行い印刷することが可能です。

医療現場では、正確な診断を補助するツールとして様々な医療機器が使われています。
なかでも、診断に使われるフィルムの印刷では、検査後にすぐに見られるスピードが求められています。　今回発売する『UP-DF500』は、独自のサーマル印刷技術により高速印刷が可能で、半切サイズ（14×17inch）一枚のフィルムを印刷するのに約５０秒^※1、１時間で約７０枚の印刷が可能で、診断の効率化に貢献します。　さらに、幅６０センチ、高さ２５センチ、奥行き６９センチと小型で、ＣＴやＭＲＩなどのコントロールセンターへの組み込みも可能で、横置きも縦置きも可能なため病院内の限られたスペースにも柔軟に対応出来ます。
弊社はこれまで培ってきた医療用プリンターでのノウハウを生かし、診断用ドライイメージャーにおいても、さらに信頼性、安全性を備えた製品を投入致します。
【薬事法承認（許可）番号】
デジタルフィルムイメージャー　UP-DF500：承認（許可）番号：23BZ6031　
ブルーサーマルフィルム　UPT-517BL（半切サイズ）：承認（許可）番号：28BZ6011
※１連続印刷時。最初の１枚目は約６０秒かかります。