<報道資料>

プレスリリース 目次

2003年 10月 15日

 
新商品

 
全機種 ステレオマイクを内蔵
スリムサイズ ステレオ ICレコーダー 3機種 発売
 

ステレオICレコーダー(左から)
『ICD-SX40』『ICD-SX30』『ICD-SX20』




 ソニーマーケティング株式会社は、スリムサイズICレコーダー「S」シリーズのラインアップを全機種一新、スリムサイズでありながらステレオマイクを内蔵し、臨場感のある  ステレオ録音・再生*1が可能な ステレオICレコーダー3機種『ICD-SX40』『ICD-SX30』『ICD-SX20』を発売します。
 3機種ともに、ソニー独自の高音質圧縮技術"LPECTM(エルペック)ステレオ"の採用により、高音質で長時間録音を実現しています。

*1:本機ではヘッドホン使用時にステレオ音声で再生。本体内蔵スピーカーはモノラル。

型 名発売日希望小売価格内蔵メモリー容量当初月産
ステレオICレコーダー『ICD-SX40』11月10日オープン価格 128MB15,000台
ステレオICレコーダー『ICD-SX30』64MB
ステレオICレコーダー『ICD-SX20』32MB

※商品の情報は、ソニーICレコーダーホームページ でもご覧いただけます。
URL http://www.sony.co.jp/ic-rec/
 
 今回発売する『ICD-SX40』『ICD-SX30』『ICD-SX20』は、「STモード(ステレオ)」「SPモード(モノラル)」「LPモード(モノラル)」の3段階の録音モード切換えが可能。録音する場面や録音時間に応じて録音モードを使い分けることができます。また、SP/LPモード(モノラル)時においてはマイクの指向性切換えが可能。マイクを向けた方向の音を中心に録音でき、講演会や会議の発表者など特定方向の音を録音するのに便利です。
 再生機能としては、今回初めて "デジタルボイスアップ機能"を搭載しました。再生時に"デジタルボイスアップ"をONにすると、大きな音の再生レベルは維持したまま、遠くの声など聞き取りにくい小さな音だけを大きく再生することができるので、広い会議室などで録音した内容も、本体ボタンの切換えにより聞き取りやすい音量での再生が可能です。
 また、再生スピードを変えた際に音程を自動調整し、自然に近い音程で再生する "デジタルピッチコントロール"を搭載しており、会議の議事内容の速聞きや語学学習の際の遅聞きに便利です。
 同梱のパソコン接続キットを使えば、本機に録音した音声データをUSB経由でパソコンに保存し再生できます。また、今回新しく "自動保存機能"を搭載、パソコン上で保存場所を一度指定すると自動的に同じ場所へ保存することができ、録音データのパソコン上での保存作業がさらに手軽になりました。なお、パソコン上でもデジタルボイスアップ機能を使用することができます。




●主な特長
1.ステレオ高音質録音・再生
ソニー独自の高音質音声圧縮技術"LPECTM(エルペック)ステレオ"の採用により、高圧縮でも臨場感あるステレオ録音・再生が可能。『ICD-SX40』では、最長約5時間50分の長時間ステレオ録音(モノラルLPモード時:最長約47時間35分)を実現しています。同梱のステレオヘッドホンを使用してステレオ再生が可能です。本体内蔵スピーカーは実用最大出力70mWのモノラルスピーカーを搭載しています。
2. スリム&軽量サイズ
幅28o、高さ120mm、奥行き13.8oの携帯性に優れたコンパクトボディ。重さも約64g(単4電池×2本含む)と、ペン感覚で胸ポケットに収まり、手軽に録音が可能です。
3. 小さな音までしっかり再生する"デジタルボイスアップ機能"搭載
新デジタル信号処理技術により、大きな音の再生レベルは維持したまま、遠くの声など聞き取りにくい小さな音だけを大きく再生できます。再生時に本体正面に配置されているデジタルボイスアップスイッチのON/OFFを切換えるだけで簡単に操作が可能です。
4. 指向性切換えマイク
指向性切換えマイクを搭載しているので、講演会や会議などで発言者の声だけをメインに録音したい場合などに、狙った音源を中心にしっかり録音することができます。
※指向性切換えスイッチは録音モードがモノラル(LP/SP)の場合のみ働きます。
5. DPC(デジタルピッチコントロール)機能搭載
再生スピードを通常の約2倍の速聞きから1/2倍の遅聞きの範囲で調節*2が可能。再生スピードにあわせて音程を自動的に調整し、通常再生時とほぼ同じ自然な音程で再生することができます。会議録音の議事内容の速聞きや語学学習の際の遅聞きに便利です。
*2: 遅聞き再生(5%単位で-50%まで)、速聞き再生(10%単位で+100%まで)
6. 最長約47時間35分の連続録音が可能
『ICD-SX40』は、128MBのフラッシュメモリーを内蔵、最長約47時間35分(モノラルLPモード)、ステレオモード時は約5時間50分の連続録音が可能です。
また、全機種とも録音した音声データは3つのフォルダに分けて保存することができ、各フォルダに最大99件の録音が可能(全297件)です。
7. パソコン接続キットを同梱。パソコンと双方向の音声データ転送が可能
同梱のパソコン接続キットを使うことで、音声データの保存・編集、ICレコーダーとパソコン間の双方向の音声データ転送が可能になります。今回はじめて「自動保存機能*3」を搭載。アプリケーションを起動中にICレコーダーを接続すると、録音した用件を自動的にパソコンへ転送、保存します。ICレコーダーごと、ICレコーダーの各フォルダごとに保存条件を細かく設定することができます。
また、音声認識ソフトウェア(別売)*4対応で、ICレコーダーに録音した音声を、文字や文章に自動変換できます。


*3:ICD−SXシリーズ以外のICレコーダーは自動保存機能に対応しておりません。
*4:以下の2種類の音声認識ソフトでお使いになれます。
 ・株式会社アスキー ソリューションズ DragonSpeechTM SelectVer4.05/5.0/6.0/7.0
 ・IBM ViaVoice(R) with ATOK15
8. AC電源対応
ICレコーダーは、会議や講演会など長時間の録音用途が多いため、DC-inジャックを装備、AC電源(別売ACアダプター使用)でも使用できます。長時間の連続録音や原稿おこしも、電池寿命を気にせず安心して行なえます。
『ICD-SX40』にはACパワーアダプターを付属しています。




●主な仕様
『ICD-SX40』『ICD-SX30』『ICD-SX20』
内蔵フラッシュメモリー容量128MB64MB32MB
録音時間モノラルLPモード
モノラルSPモード
ステレオモード
約47時間35分
約17時間50分
約 5時間50分
約23時間40分
約 8時間50分
約 2時間50分
約11時間35分
約 4時間20分

約 1時間25分
周波数範囲モノラルLPモード
モノラルSPモード
ステレオモード
80Hz〜 3,500Hz
60Hz〜 7,000Hz
60Hz〜13,500Hz
スピーカー直径1.5cm
実用最大出力70mW
本体入出力マイク(ステレオミニジャック/モノラル)
プラグインパワー対応、最小入力レベル0.6mV)
ヘッドホン(ステレオミニジャック)負荷インピーダンス8~300Ω
USB端子
電源DC 3.0V、単4形乾電池2本使用、
AC電源(付属)AC電源対応(別売ACアダプターが必要)
電池持続時間*5録音時
再生時
約 16.5 時間(LPモード)/約14 時間(SPモード)、約11 時間(ステレオ)
約 15 時間(LPモード)/約 13.5 時間(SPモード)、約 9.5 時間(ステレオ)
最大外形寸法約28×約120×約13.8mm(幅×高さ×奥行き)最大突起部分含まず
質量約64g (アルカリ単4形乾電池 2本含む)
付属品ステレオイヤーレシーバー
パソコン接続キット
 ・アプリケーションソフトウエア“Digital Voice Editor Ver.2.2(CD-ROM)”
 ・USB接続ケーブル
アルカリ単4乾電池 2本
ACアダプター
*5:単4アルカリ電池×2本使用時。


●必要なシステム(Digital Voice Editor Ver.2.2動作環境)
適応パソコン:IBM PC/AT互換機
CPU :266MHz以上のPentiumIIプロセッサーもしくは同等の性能を有するプロセッサー
RAM容量:64MB以上
ハードディスク空き容量:70MB以上(音声データの扱い量に比例して多くの空き容量が必要です。)
ドライブ :CD-ROMドライブ
通信ポート:USBポート ※従来のUSB1.1をサポートしています。
サウンドボード :Sound Blaster 16互換
ディスプレイ :ハイカラー(16ビットカラー)以上、800 x 400ドット以上
OS:Windows XP/2000/Me/98/98SE標準インストール(日本語版のみ)対応






※お客様からのお問い合わせ先:お客様ご相談センター
TEL 
0570-00-3311(ナビダイヤル) 03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブURL http://www.sony.co.jp/SonyDrive