今回発売の『MDR-DS4000』は、音声をデジタル信号のままプロセッサー部からヘッドホン部へ送信するデジタル光伝送により、コードレス化を実現しています。CD音源やDVDソフトの5.1chサラウンド音源を圧縮せずに、高音質信号のままデジタル伝送が可能です。
ヘッドホンを装着したまま自由に移動できるため、好きな姿勢でサラウンド音声の映画をお楽しみいただけます。

　本機は、新開発｢口径40ｍｍXDロングストローク振動板｣を採用した“XDテクノロジー”により、映画のサウンドエフェクト（音響効果）で重要な50Hz以下の低音の再現性を向上しました。静かな波の音などからアクション映画での爆発音まで、多様な音を臨場感豊かに表現します。さらに、新搭載の“コンプレッション機能”を使えば、爆発音のような大きな音を小さめに、会話などの小さな音を大きめに再生し、全体的に聞きやすい音量感で映画をお楽しみいただけます。また、通常のオーディオシステムでは5本のスピーカーとサブウーファー、AVアンプを必要とするDVDソフトなどのマルチサラウンド音声も、独自技術「バーチャルホンテクノロジー」により、ヘッドホンを装着するだけで、クリアで臨場感のあるサラウンド音声を手軽に楽しめます。さらに、VHSビデオなどの2ch音源から5.1chを作り出す「ドルビープロロジックII」の機能も搭載しています。

近年映画の表現手段におけるサウンドエフェクト（SE：音響効果）はますますその重要性を高めています。このようなソースの魅力を余すところ無く再生するため、＜超低域＞と＜広いダイナミックレンジ＞を実現する映画専用の音響チューンを施しました。

（第4世代VPT （Virtual Phone Technology））
ソニー独自の音響解析技術とデジタル信号処理技術を用いて、映画館、ライブホール などのあらゆる音場をヘッドホンで再現することを可能にするVPT （Virtual Phone Technology）の機能を向上しました。このVPT（Virtual Phone Technology）の心臓部であるDSPの信号処理を"映画音質"用 にチューニングし、今まで以上に自然な広がり感をもつサラウンド音場を、より自然な音質、量感のある低音で再現します。