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2005年 1月 12日

QUALIA 001
 
リアルで美しい 高画質な映像を創造するとともに
映像を操作して楽しむ 新しい視聴スタイルを提案する
“クリエーション・ボックス” 発売


〜環境の変化や技術革新に応じて進化する新世代の映像機器〜

sony QUALIA 001 “クリエーション・ボックス” 『Q001-CB01』



 ソニーマーケティング株式会社は、ソニー独自の映像信号処理技術「DRC-MFv2」(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション・ブイツー)を搭載し、入力された様々な映像信号から、より高画質な映像を出力するとともに、高画質ズームなど映像を操作して楽しめる“クリエーション・ボックス” 「Q001-CB01」を発売します。

型 名 QUALIA販売価格 受注開始日
QUALIA 001
“クリエーション・ボックス” 『Q001-CB01』
525,000円
(税抜価格:500,000円)
1月29日

 本機は、「DRC-MFv2」の搭載により、テレビの映像信号やDVDなどの標準テレビ信号はもちろんハイビジョン信号までも、より高精細でリアルな質感をもつ映像に創り換えることが可能です。DVDやチューナーなどの外部映像機器とブラウン管テレビや薄型テレビ、プロジェクターなどのディスプレイ機器との間に本機を接続することで、よりリアルで美しいハイビジョン映像が楽しめます。

本機から出力した映像を表示するディスプレイ機器には、コンポーネント(Y/PB/PR)またはD3端子以上の入力端子が必要です。
テレビの内蔵チューナーを外部映像出力機器として本機と接続する場合、プロジェクターなどの別のディスプレイ機器が必要です。

 また、この優れた高画質創造技術を活かし、画質をほとんど劣化させることなく画面の一部を最大9倍(縦・横3倍)までリアルタイムで拡大(ズーム)することが可能な「クリエーション・ビュー」機能を搭載。放送中や再生中の映像を見ながら、ズームしたい部分を画面の上下・左右・斜めの任意の方向で選択・移動することができるので、視聴者が自分の興味にあわせ自ら映像を操作して楽しむ、新しい視聴スタイルを可能にします。さらに、ビデオカメラで撮影した映像の再生時にも同様の操作ができるので、自由で新しい撮影スタイルをも提案します。
 本機に搭載されている“DRC”(デジタル・リアリティ・クリエーション)技術は、標準テレビ信号を高度な演算処理によりさらに高精細で美しいハイビジョン信号に創り換えるという新しい発想に基づき1997年に開発されました。
 その後、インターレース方式の映像をプログレッシブ方式に変換して表示する「DRC-MF」(1998年)、さらに「DRC-MF」で実現した表現力豊かな高精細映像を個人の好みにより、創り換えることができる「DRC-MFv1」(2001年)へ、そして2004年にはハイビジョン信号をもよりリアルな映像に創り換える「DRC-MFv2」と、新しい機能を追加しながら進化してきました。
 放送がアナログからデジタル、標準放送からハイビジョン放送へ移行する一方、ディスプレイ機器は急速に大画面化するとともに、映像デバイスもブラウン管から液晶、プラズマ、フロントプロジェクター、リアプロジェクターと多様化しています。
  「DRC」技術は、これからの時代にあった最先端の技術で高画質化のニーズにお応えすべく、現在もさらなる進化のための研究・開発を続けています。
 ソニーは、環境の変化・技術革新に応じて進化する新世代の映像機器として“クリエーション・ボックス”を市場投入し、将来に渡り高画質映像と新しい映像の楽しみ方を提供します。

QUALIA(クオリア)ムーブメント

ソニーは創業以来、エレクトロニクス、ゲーム、映画や音楽などを通じて、人がこれまでに体験したことのない未知なるクオリア(感動、人を惹きつけるもの、驚きや愉しみ)を常に創り出してきました。

ソニーはお客様とソニーをつなぐ全ての活動において、クオリアを生み出す会社であり続けることを目指してまいります。
エレクトロニクスにおいては、人の感性に触れ、感動価値を創造する開発・製造からマーケティング、サービスまでの全ての“モノづくり”を通じて、“QUALIAムーブメント”を具現化してまいります。

QUALIAムーブメントのホームページ
http://www.sony.co.jp/QUALIA

●主な特長

1、ソニー独自の映像信号処理技術「DRC-MFv2」による、リアルな高画質映像の創造
1)標準テレビ(SD)信号をダイレクトにハイビジョン(HD)信号に創り換える
720×480iのSD信号に対して、高度な演算処理により1920×1080i / WXGA(1366 × 768p)のHD信号に、ダイレクトに変換し出力します。

2) HD信号を、さらにリアルで奥行き感のあるHD信号に創り換える
1920×1080iのHD信号に対して、ハイビジョンを超えるリアルで奥行きのある映像表現が可能です。出力フォーマットは、1920×1080i / WXGA(1366 × 768 p)になります。

2、入力映像の見たい部分を高画質のまま拡大(ズーム)、任意の方向へ動かしながら映像を楽しむ「クリエーション・ビュー」機能 搭載
入力された映像の見たい部分を、リアルタイムで縦・横3倍、面積比で9倍まで任意の倍率で拡大することが可能です。拡大処理においても「DRC-MFv2」により高精細な信号を創り出すため、従来の「線形補間方式」で問題となった画像の荒さやノイズなどの画質劣化が抑えられ、高画質なズームが可能です。
※0.1倍きざみ(メモモード時は0.01倍きざみ)で選択可能です。

また、拡大画像は上下・左右・斜めの任意方向で選択・移動できるので、見たい部分をリアルタイムで追いかけることも可能です。例えば、スポーツ中継でお気に入りの選手を中心に追いかけたり、運動会などを撮影したビデオ映像を再生しながら、自分の子供を大きく拡大して楽しんだり、スポーツのフォームやグリップを細かくチェックするなど、個人の興味に応じて自分なりの新しい映像の楽しみ方が可能です。

ズームの例(1)    ズームの例(2)         

3、お好みの画質を指定できる機能
被写体に近いリアルな映像表現を実現するために、DVDやVHSなどの再生機器や、ブラウン管テレビや薄型テレビ、フロントプロジェクターなどディスプレイ機器ごとの特性にあわせて、最適な映像表示をお客様ご自身が指定することが可能です。
1)DRC-MFパレット
解像度の“くっきり感”とノイズ低減の“すっきり感”の2軸座標で、個人の好みや映像素材特性にあわせて画質を指定できる機能です。

“くっきり感”


映像細部の解像感や立体感を高めたリアリティのある画質への変換方法を指定

“すっきり感”


画質の質感を保ちながらノイズを低減し、ざらつき感の少ない画質への変換方法を指定

2)DRC-MFモード
「DRC-MFv2」が映像信号処理する際の変換方式を、見たい映像の種類にあわせて選べます。
(モード1): ハイビジョン放送やDVDなどの一般的な映像に適したモード。くっきりと鮮明で自然な映像に調整し出力します。
(モード2): 天気予報やデータ放送などの静止画の文字や、細かい横線の多い映像を表示する際に適したモード。文字や横線による画面のちらつきを低減します。

4、様々な映像ソースとディスプレイとの組み合わせで高画質を楽しめる入出力系統
様々な映像ソースに対して信号の創り換えを行えるだけでなく、接続するディスプレイに最適な出力端子が選べます。特にWXGA出力端子では種々のアスペクト比(4:3, 5:4, 16:9, 16:10) に対応可能です。



●主な仕様
入出力端子
コンポーネント1入力 映像:ピンジャックY: 1Vp-p(0.3V負同期付き) PB/PR、CB/CR: ±350mVp-p、インピーダンス75Ω
音声:ピンジャック、2チャンネル、500mVrms、インピーダンス47kΩ以上
コンポーネント2入力 D4映像: Y:1Vp-p(0.3V負同期付き)、CB/CR: ±350mVp-p インピーダンス75Ω
音声:ピンジャック、2チャンネル、500mVrms、インピーダンス47kΩ以上
ビデオ1.2.3入力 S2映像:4ピンミニDIN Y: 1Vp-p、75Ω、不平衡、同期負 C: 0.286Vp-p(バースト信号)、75Ω
映像:ピンジャック、1Vp-p、75Ω、不平衡、同期負
音声:ピンジャック、2チャンネル、500mVrms、インピーダンス47kΩ以上
コンポーネント出力 映像:ピンジャックY: 1Vp-p(0.3V負同期付き) PB/PR: ±350mVp-p、インピーダンス75Ω
RGB出力 映像:高密度D-sub15ピン(HD15)、RGB700mVp-p、HV同期5Vp-p(負論理出力)
音声出力 ピンジャック、2チャンネル、最大出力レベル2.0Vrms、インピーダンス5kΩ以下
映像出力切換スイッチ 2ポジション切換スイッチ
一般
外形寸法(W×D×H)mm 430×390×93.5(裏面端子含まず)
本体質量 約10.5kg
電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 起動時:最大35W リモコン待機時:1.5W
動作保証温度 0℃〜+35℃
性能保証温度 +5℃〜+35℃
保存温度 −20℃〜+55℃
付属品 電源コード×1、リモコン「RM-Q001」×1、単4形アルカリ乾電池×2、Owner’s Guide×1、安全のために×1、保証書×1

※お客様からのお問い合わせ先:
 QUALIAコールカウンター  TEL 0570-09-0099(ナビダイヤル)
    0466-38-4920(携帯電話・PHSの場合)

  QUALIAストア:「QUALIA東京」  東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル4階
  営業時間:11:00〜19:00(年末年始及びビルメンテナンス日除く)
 ソニースタイル ストア  大阪市北区梅田2-2-22 ハービス エント4階
  営業時間:11:00〜20:00(ハービス エントの休館日除く)
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive
※QUALIA商品のホームページ http://www.sony.co.jp/QUALIA/j/
   
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