報道資料 総合情報会社案内 プレスリリース

2005年 9月 9日

新商品

前方2つのスピーカーで仮想的に5.1chのサラウンド音場を再現する
新開発の「S-Force PRO フロントサラウンド」搭載機種など
ホームシアターシステム計4機種発売


sony
2.1chフロントサラウンドホームシアターシステム 『DAV-X1』



 ソニーマーケティング株式会社は、ホームシアターシステムのラインアップとして、リアスピーカーの設置不要なバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」を搭載したモデル3機種と、光ワイヤレス伝送システム「S-DIAT」を搭載し、ケーブルを使わずに後方部に設置するサラウンドスピーカーへ音声信号の伝送が可能なモデル1機種の計4機種を発売します。

型 名 発売日 希望小売価格
2.1chフロントサラウンドホームシアターシステム 『DAV-X1』 2005年10月10日 オープン価格
シアタースタンドシステム 『RHT-G1000』 2005年10月20日
3.1chフロントサラウンドホームシアターシステム 『HT-LC150FS』 2005年11月10日
ワイヤレスホームシアターシステム 『HT-SL800W』 2005年11月10日

 『DAV-X1』『RHT-G1000』『HT-LC150FS』には、新開発のバーチャルサラウンド技術“S-Force フロントサラウンド”を搭載しました。前方のスピーカーだけで仮想的に5.1chのサラウンド音場を再現し、広がり感や包み込むような空気感までもリアルに表現します。また、『DAV-X1』『RHT-G1000』には、よりリアリティを追及した「S-Force PRO フロントサラウンド」を搭載し、臨場感のあるサラウンドをお楽しみいただけます。

 『DAV-X1』は、簡単な設置で本格的なサラウンド音声が楽しめる、フロント2.1chのDVD搭載ホームシアターシステムです。2本のフロントスピーカーとサブウーファーにより、高音質で迫力のあるバーチャルサラウンドを再現します。設置は、専用スピーカーケーブル(付属)により、スピーカーと本体とのワンタッチ接続が可能です。
 『RHT-G1000』は、幅120センチのテレビ台にAVアンプと4.1chスピーカーパッケージを搭載したオールインワン・AVラックです。本機と、お手持ちのテレビやDVDプレーヤー・レコーダーなどと接続すれば、5.1chで配信されているテレビ放送やDVDの映画コンテンツの本格的なサラウンドを手軽にお楽しみいただけます。
 『HT-LC150FS』は、“S-Force フロントサラウンド”を搭載した、3.1chホームシアターシステムです。フロントとリアの音声信号をデジタル処理で合成し、フロントスピーカーのみでサラウンド音場を再現します。本機付属リモコンを利用して、ソニー製のハードディスク搭載DVDレコーダー“スゴ録”*の基本的な操作が可能です。
 『HT-SL800W』は、ソニー独自の光ワイヤレス伝送「S-DIAT」を採用し、本体からサラウンドスピーカーに、デジタル音声信号を圧縮することなくワイヤレスで伝送します。「S-DIAT」とソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」の組み合わせにより、CDやDVDなどの音源の読み取りからパワーアンプまでの工程をすべてデジタル処理できるため、音質劣化が極めて少ないクリアな音を再現します。

●『DAV-X1』『RHT-G1000』『HT-LC150FS』共通の主な特長

1.ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Forceフロントサラウンド」を搭載
前方2つのスピーカーだけで仮想的に5.1チャンネルのサラウンド音場を再現する技術です。一般に人間は、左右の耳に届く音の音量差、時間差、位相差などから音源の位置を認知します。その仕組みを利用し、高度なデジタル演算処理によって後方のサラウンドスピーカーの音を再現。新開発DSP(デジタルサウンドプロセッサ)技術が、直接耳に入る直接音に加え、壁などからの反射音や本来リアスピーカーから再生される間接音などを独自のアルゴリズムで再現します。
(右図:イメージ図)

壁からの反射音を利用しないため、設置される部屋の形状の影響を受けにくく、広がり感や包みこむような空気感までもリアルに表現できます。また、『DAV-X1』『RHT-G1000』には、上位のフロントサラウンド技術「S-Force PRO フロントサラウンド」を採用しました。「S-Force PRO フロントサラウンド」は、DSP処理に加えて、より良いサラウンド効果が得られるように、アンプ部、スピーカー部をチューニングして設計することで、さらなるクオリティーを追求しています。

2.フルデジタルアンプ「S-Master」搭載
アンプ部には、フルデジタルで音声信号処理を行う、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を各チャンネルそれぞれに搭載しました。電力効率が高いため、ハイパワーかつ省電力設計です。高音質&スタイリッシュデザインの両立を実現します。

●2.1chフロントサラウンドホームシアターシステム『DAV-X1』の主な特長


(構成要素:スピーカー2本、サブウーファー、DVDプレーヤー)

1.小型で高音質のフロントスピーカー
高級スピーカーでも採用されているナノファイン・ハイブリッド振動板や小型で強力なネオジミウム磁石を採用し新開発した、5cmの小型スピーカーユニットを採用。1つのスピーカー内にフロント信号用、サラウンド信号用それぞれ専用スピーカーユニットを使うことで、音質の向上とより良いサラウンド効果を実現しています。

2.迫力あるサウンドを再生するサブウーファー
非常に固いMRC(マイカ・リインフォースド・セルラー)振動板をスピーカー素材に使用することで、張りがあり、レスポンスの良い重低音を再生。15cmのユニットを2個搭載し、それぞれを別々のS-Masterで駆動させるデジタル・ダイレクト・ツイン・ドライブ方式を採用することで、迫力ある重低音を再生できます。

3.簡単セットアップ
スピーカーと本体の接続は、専用のスピーカーケーブル1本。ワンタッチコネクターの採用で、接続も簡単です。

4.豊富な入出力端子類
HDMI端子、デジタル音声端子(同軸、光)をはじめ、豊富な入出力端子を装備していますので、様々な機器との接続が可能です。

5.A/Vシンク機能
映像の出画タイミングに音声を合わせ、音声と映像のズレを補正します。

●シアタースタンドシステム『RHT-G1000』の主な特長


(構成要素:スピーカー6本、サブウーファー、アンプを内蔵したテレビスタンド)

1.AVアンプと4.1チャンネルスピーカーがワンボックス化
テレビスタンドにAVアンプと6本のスピーカー(フロント2本/サラウンド4本)、そしてサブウーファーも一体化させました。お手持ちのDVDなどの機器を接続し、マルチチャンネルサラウンドシステムとして使用することができます。(天板の耐荷重は約65kgです。)

2.インテリアとしても美しいパールホワイト仕上げ
テレビスタンドとしての実用性だけではなく、インテリアとしての趣味性にもこだわったデザインで、お部屋にも溶け込みます。テレビスタンドとしてお使いいただけます。

3.床などへの振動伝播を低減する「バイブレーション・キャンセリング・サブウーファー」
サブウーファーを本体の前面と背面に設置し2つのユニットで互いの振動を打ち消し合うこと、そのユニットを収めたボックスと本体との接合点を極力減らすこと、の2点により、重低音の再生を損ねることなく、床などへの振動伝播を低減します。

4.A/Vシンク機能
映像の出画タイミングに音声を合わせ、音声と映像のズレを補正します。

●3.1chフロントサラウンドホームシアターシステム『HT-LC150FS』の主な特長


(構成要素:スピーカー3本、サブウーファー)

1.メインユニット不要の省スペース設計
センタースピーカーにシステムコントロール機能、サブウーファー部にアンプ機能をそれぞれ内蔵した設計です。設置の際、新たにAVアンプなどを置くためのスペースを確保する必要がありません。

2.付属リモコンで「スゴ録」などの基本的な操作が可能
再生や停止だけでなく、システムメニューを表示させて、番組タイトルリスト表示の操作、各種設定等を行なうことが可能です。


「スゴ録」対応機種 (‘05年9月現在):『RDR-GX7』『RDR-GX5』『RDR-HX10』『RDR-HX8』『RDR-HX6』『RDR-HX100』『RDR-HX90』『RDR-HX70』『RDR-HX50』『RDR-HX92W』『RDR-HX82W』『RDR-HX72』『RDZ-D5』『RDR-VH93』『RDR-VH83』『RDR-VH30』

●ワイヤレスホームシアターシステム『HT-SL800W』の主な特長


(構成要素:スピーカー5本、サブウーファー、アンプ)

1.ソニー独自開発の光ワイヤレス伝送技術「S-DIAT」を搭載
赤外線方式なので、パソコンなどの無線LANの信号と干渉することなく、高音質のままの伝送を可能にしました。

2.フルデジタルアンプ「S-Master」搭載
アンプ部には、フルデジタルで音声信号処理を行う、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を各チャンネルそれぞれに搭載しました。電力効率が高いため、ハイパワーかつ省電力設計に成功。高音質&スタイリッシュデザインの両立を実現しました。

3.スリムでスタイリッシュなトールボーイ型スピーカー
リビングなどにもすっきりと設置できるスリムなトールボーイ型スピーカーです。
バランスドーム型トゥイーターを採用し、音質にもこだわりました。

4.「スゴ録」とデザインマッチングしたアンプ/レシーバー部
本体は、スリムサイズで「スゴ録」とデザインマッチングしていますので、TVラックなどにもすっきりおさまります。

5.トータル516Wの大出力
86W x 5(フロント、センター、サラウンド) + 86W(サブウーファー)のトータル516Wで大迫力のサウンドが楽しめます。



●主な仕様

  『DAV-X1』 『RHT−G1000』 『HT-LC150FS』 『HT-SL800W』
DVDプレ
ーヤー部
再生可能メディア DVD/DVDTEXT/DVD-R〈ビデオモード〉
/DVD-RW〈ビデオモード〉/DVD-RW〈VRモード〉/DVD+R/DVD+R DL(2層) /DVD+RW
/SA-CD /SA-CD TEXT/CD/CD TEXT
/CD-R/CD-RW
/Video CD
- - -
チューナー部 AM/FMチューナー(プリセット数) AM(10)/FM(20) - AM(10)/FM(20) AM-FM(計30)
アンプ部 総合出力 300W 510w 480W 516W
実用最大出力(JEITA) フロント 50Wx2+50Wx2 85W+85W 120W+120W 86W+86W
センター - - 120W 86W
サラウンド - 85W+85W - 86W+86W
サブウーファー 50Wx2 170w 120W 86W
入出力 HDMI出力 1系統 - - -
D端子映像入力/出力 -/1系統(D2) 3系統/1系統 -/- -/-
S映像入力/出力 2系統/1系統 - - -
コンポジット映像入力/出力 2系統/1系統 3系統/1系統 - -
デジタル音声入力/出力 同軸2系統、光・同軸切り換え1系統/光1系統 光4系統・同軸3系統/- 光2系統/− 光2系統、同軸1系統/-
アナログ音声入力/出力 2系統/− 4系統/− 1系統/− 3系統/−
スピーカー出力 付属専用スピーカーコード 4.1ch モード用リアスピーカー端子 3ch各1系統
(特殊ソケット)
4ch各1系統
(特殊ソケット)
電源 AC100V、50/60Hz AC100V、50/60Hz AC100V、50/60Hz AC100V、50/60Hz
消費電力(待機時)本体 約70W(0.3W ) 約125W(0.3W ) 約85W(0.3W) 約70W(0.3W)
消費電力サラウンド - 約20W
大きさ(幅×高さ×奥行) 約380x76x293(mm) 約1,205x495x510(mm) - 約430×64×337(mm)
質量 約4.6kg 約64kg - 約3.3kg
AVスピーカー部 使用ユニット(防磁型) フロント バスレフ方式、フルレンジ、5cmコーン型x2 バスレフ方式、フルレンジ、6.5cmコーン型 バスレフ方式、フルレンジ6.5cmコーン型 バスレフ方式、2.5cmバランスドーム型×1、7cmコーン型×1
センター - - バスレフ方式、フルレンジ6.5cmコーン型 バスレフ方式、2.5cmバランスドーム型×1、7cmコーン型×1
サラウンド  - バスレフ方式、フルレンジ、6.5cmコーン型×2 - バスレフ方式、2.5cmバランスドーム型×1、7cmコーン型×1
サブウーファー 15cmコーン型x2 16cmコーン型x2 バスレフ方式、20cmコーン型 16cmコーン型
大きさ
(幅×高さ×奥行)
フロント 約162x78x134(mm) - 約90x132x107(mm) 約255x1112x255(mm)
センター - - 約360x110x97(mm) 約356x92x76(mm)
サラウンド - - 約255x1112x255(mm)
サブウーファー 約205x362x489(mm) - 約270x325x413(mm) 約200x379x355(mm)
質量 フロント 約0.7kg - 約0.6kg 約4.1kg
センター - - 約1.5kg 約0.95kg
サラウンド - - - (R)約4.1kg
(L)約5.0kg
サブウーファー 約9.8kg - 約10.0kg 約6.0kg
その他の機能 対応フォーマット ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC、MP3 ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC
サラウンド フォーカスサラウンド、ワイドサラウンド、2chステレオ フロントモード:オート、フロントサラウンド、2chステレオ、ニュース
4.1chモード:オート、2chステレオ、ニュース、マルチステレオ
フロントサラウンド、2chステレオ、ポップ、ジャズ、クラシック、ゲーム、ニュース、ナイト、ムービー ノーマルサラウンド、シネマスタジオEX A/B/C、ホール、ジャズクラブ、ライブコンサート(ライブハウス)、マルチステレオ

※お客様からのお問い合わせ先:
  ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター TEL  0570-00-3311(ナビダイヤル)
  03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive
   
一般のお客様へ
SonyDrive News Mail
プレスリリースなどの新製品情報はもちろんのこと、ソニー製品をより楽しんでいただくための活用ガイドなど、ソニードライブ内のさまざまな更新情報をピックアップしてお届けします。
登録はこちら


製品サイトへ