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2007年5月10日

新商品

映画、スポーツ、ゲーム等の色鮮やかな映像を手軽に大画面で楽しめる
「ブラビアエンジン」搭載のビデオプロジェクターを発売
〜明るいリビングでもくっきりと80V型の大画面で楽しめる「ダイナクリアスクリーン」を開発、キット商品として発売〜

(左)ビデオプロジェクター「VPL-AW15」
(右)「VPL-AW15KT」のダイナクリアスクリーン
SONY(左)ビデオプロジェクター「VPL-AW15」   (右)「VPL-AW15KT」のダイナクリアスクリーン

ソニーは、拡大するホームシアター市場に向けて、映画、スポーツ、音楽ライブ、また、デジタルハイビジョン“ハンディカム”や「プレイステーション3」(PS3TM)などとの組み合わせにより、様々なエンタテインメントコンテンツを高画質の大画面でお楽しみいただける、〈ブラビア〉ビデオプロジェクター「VPL-AW15」を発売します。また、部屋の明るさを気にすることなく、大画面の映像をお楽しみいただくために、スクリーンに特殊加工を施した80V型の「ダイナクリアスクリーン」を組み合わせた〈ブラビア〉ビデオプロジェクター(キット)「VPL-AW15KT」を同時に発売します。
ソニーは今後、ビデオプロジェクターを液晶テレビ、プロジェクションテレビと共に、〈ブラビア〉シリーズとして提供してまいります。


型 名 希望小売価格 発売日
ビデオプロジェクター「VPL-AW15」 オープン価格 6月20日
ビデオプロジェクター(キット)「VPL-AW15KT」 オープン価格 6月20日

「VPL-AW15KT」は、「VPL-AW15」に「ダイナクリアスクリーン」を組み合わせた商品型名です。


●ポイント

高画質回路 “ブラビアエンジン”搭載
ビデオプロジェクター用に開発した高画質回路“ブラビアエンジン”を搭載。精細感ある映像をさらに際立たせるとともに、色鮮やかで深みのある映像を実現。

より明るく、色鮮やかな映像を描写
新開発の165Wの高圧水銀ランプを搭載し、1,100ルーメン※1の高輝度で、鮮やかな色の映像を再現。
※1  ランプHighモード時。

引き締まった黒をくっきりと再現
「アドバンストアイリス2」と「ハイコントラストプレート」の相乗効果により、セットコントラスト最大12000:1を実現。白色はより輝く白、黒色はより引き締まった黒で再現できることにより、奥行き感や透明感のある映像を大画面の投影スクリーンに余すことなく表現。

新設計のファンで動作音を約20dB※2まで低減
静音設計構造と新開発の冷却ファンにより、動作音を約20dBまで抑え、静かなシーンもファンノイズ等に妨げられることなく再現。
※2  ランプLowモード時。使用される環境により異なります。

ダイナクリアスクリーンで明るい環境でも鮮明な映像を再現※3
新開発の特殊な反射材料をスクリーンに使用することにより、環境照明光の反射を低減し、明るいリビングでもはっきりとした映像を80V型の大画面に映し出して再現。
※3  VPL-AW15KTのみ


●主な特長

精細感が高い豊かな映像表現を実現する高画質回路“ブラビアエンジン”搭載

高画質化の重要な要素を占める各種映像処理技術を、より最適化させたフルデジタルの高画質回路が“ブラビアエンジン”です。このブラビアエンジンにより、コントラスト向上による豊かな陰影を再現し、色鮮やかで深みのある映像をつくり出します。

新開発165Wの高圧水銀ランプで、自然な色彩表現と従来比約3割※4アップの明るい映像を再現

新開発の165Wの高圧水銀ランプとソニー独自の高効率光学設計により豊かな光量を実現しつつ、色の表現力を向上させ、自然な色彩を再現しました。また、当社の従来機種に比べて約3割※4アップの1,100ルーメン※5を達成し、高い輝度を実現します。

※4

VPL-HS60と比較

※5

ランプHighモード時。

「アドバンストアイリス2」と「ハイコントラストプレート」による高コントラストを実現

「アドバンストアイリス2」とランプから光学ユニットを経由して送られてくる光の漏れを抑える「ハイコントラストプレート」の組み合わせによりセットコントラスト12,000:1を実現しました。
「アドバンストアイリス2」はシーンの明暗に合わせて、“アイリス(絞り)”が連動して開閉し、かつ同時に電気的な補正を施すことにより、明るい映像はより明るく、暗いシーンはより濃密な黒を美しく表現することができ、非常に高いコントラストを得ることが可能です。またAuto1、Auto2、Off、マニュアルと4つのモードを持たせ、更なる画質調整の範囲を広げました。Auto1、2ではアイリスの可動速度を「通常/速い/遅い」を設けることにより、視聴する映像に合わせて選択でき、またマニュアルモードでは入力信号を問わず、100段階から選択した設定値でアイリス(絞り)を独自に調整できます。

「ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ」搭載でくっきりとした映像を実現

投射レンズには高い解像度を再現可能な大口径レンズ「ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ」を採用し、レンズシフト機能で画面位置を調整しても画面のすみずみまでキレのある映像を実現しています。レンズは全て前面マルチ反射防止処理コーティングを施し非常に高い解像度を実現しました。また、約1.6倍のズームが可能で80V型ワイド画面では、約2.3mの投射範囲をカバーできるレンズのため、設置環境にあった投射が可能です。投影スクリーンサイズは40V型から200V型まで対応しています。

静音設計で業界最小レベル※6、約20dB※7まで低減

本体の静音設計構造と高効率な冷却システムにより、業界最小レベル※6である約20dB※7まで動作音の低減を実現しました。この静音設計により、動作音に妨げられることなく大自然の映像や息を呑むような重厚なサスペンスシーンを十分に楽しむことができます。

※6

2007年5月発売の720pモデルの中で。(ソニー調べ)

※7

ランプLowモード時。プロジェクター本体の設定および使用環境により異なります。

広がる接続環境

接続にはHDMI入力端子を搭載し、拡大しているブルーレイディスクレコーダーやPS3などのフルハイビジョンの再生機器や、デジタルハイビジョン“ハンディカム”等のデジタル機器の接続も可能にしました。またビデオ入力、コンポーネント入力、アナログRGBやPC接続用のD-sub15ピン入力端子も各1系統ずつ装備しております。

約276万画素の高画質「ハイビジョン対応ワイドパネル」

0.73型TFT液晶透過型パネル(1280×720約92万画素)をR/G/Bに各1枚、計3 枚(約276 万画素)の「ハイビジョン対応ワイドパネル」を搭載。ハイビジョン信号(1080i/1080p:HDMIのみ)のほか、720p のデジタル放送、DVD(525i、525p)、HTPCにも対応しております。

映画本来の質感が楽しめる24p信号に入力対応

ブルーレイディスクフォーマットで規定されている映画本来の画質を楽しむ24p信号に入力対応。映画フィルム(24コマ/秒)からビデオ信号に変換される際に生じる映像の劣化を発生させない為に、映画の記録方式をそのまま〈ブラビア〉ビデオプロジェクター「VPL-AW15」に入力し、映画そのものの高い質感を楽しめます。

ダイナクリアスクリーン※8

高輝度、高コントラストの「VPL-AW15」の商品化に合わせて明るいリビングルームでも鮮明な映像を省スペースで再現することができる、80V型の「ダイナクリアスクリーン」を開発。
「VPL-AW15KT」としてプロジェクターと組み合わせてご提供いたします。新開発の「ダイナクリアスクリーン」は特殊な反射特性により、室内照明などの上部からの光をカットし、プロジェクターからの光を効率的に反射させる事が出来る為、部屋の明るさを気にせず高コントラストで鮮明な映像をお楽しみいただけます。また、軽くてコンパクトなデザインを実現し、場所を選ばず、好きなときに簡単にセットアップができます。

※8

VPL-AW15KTのみ。

(右)スクリーンを閉じた状態
(左)スクリーンを開いた状態

●『VPL-AW15』の主な仕様

『VPL-AW15』
パネル 0.73型(18.5) TFT液晶透過型パネル3枚
表示デバイス 約276万画素(アスペクト比16:9)
光源用ランプ 165W 高圧水銀ランプ
レンズ 1.6倍ズームレンズ(手動)f=21.3〜34.1mm/F2.4〜3.1
投影サイズ 40〜200型(対角・16:9)
輝度 最大1,100lm (ランプHighモード時)
コントラスト比※9 最大12,000:1 (アイリスオート1)
カラー方式 NTSC3.58 / PAL / SECAM / NTSC4.43 / PAL-M / PAL-N / PAL-60 自動切り換え/手動切り換え(PAL-60は自動切り換えのみ)
対応ビデオ信号 15kHz RGB/コンポーネント 50/60Hz、プログレッシブコンポーネント 50/60Hz、DTV(480/60i、576/50i、480/60p、576/50p、720/60p、720/50p、1080/60i、1080/50i)、1080/60p(HDMI入力端子のみ)、1080/50p(HDMI入力端子のみ)、1080/24P(HDMI入力端子のみ)、
コンポジットビデオ、Y/Cビデオ、
コンピューター信号(fH: 19〜72kHz,fV:48〜92 Hz)
映像入出力 ビデオ入力 コンポジットビデオ×1系統、Sビデオ×1系統
コンポーネント入力 1系統( 3RCA )
INPUT A 1系統( アナログRGB/コンポーネント:D-sub 15ピン )
HDMI入力 1系統( デジタルY CB (PB) CR (PR) )
REMOTE 1系統( RS-232C:D-sub 9ピン )
電源 AC100〜240V、50/60Hz
消費電力 最大:265W( スタンバイモード時:約7W、エコモード時:約0.5W )
外形寸法 (幅)370×(高さ)119×(奥行き)320mm
質量 約6.0kg
ファンノイズ※10 約20dB(ランプモード:低)
主な付属品 リモートコマンダー他
別売アクセサリー 天井取付金具『PSS-H10』
希望小売価格 80,850円(税抜価格 77,000円)
天井取付金具『PSS-610』
希望小売価格 52,500円(税抜価格 50,000円)
交換用プロジェクターランプ『LMP-H160』(6月20日発売)
希望小売価格 33,600円(税抜価格 32,000円)

※9

「アドバンストアイリス」オートモード1選択時(プロジェクター本体の設定及び入力する映像により変化します)

※10

プロジェクター本体の設定および使用環境により異なります。

  投影距離
  40型 60型 80型 100型 120型 150型 200型
<16:9>   最小 1151mm 1750mm 2348mm 2949mm 3544mm 4441mm 5937mm
最大 1885mm 2849mm 3814mm 4779mm 5744mm 7191mm 9603mm
<4:3>   最小 1419mm 2152mm 2884mm 3616mm 4348mm 5446mm 7277mm
最大 2317mm 3498mm 4679mm 5860mm 7041mm 8812mm 11764mm

●『ダイナクリアスクリーン』※11の主な仕様

ダイナクリアスクリーン
方式 80V型相当(16:9)持ち運び自立式スクリーン
最長サイズ(W/H/D)
※スクリーン立ち上げ時
1,811×1,775×300mm
収納ケースサイズ (W/H/D) 1,811×110×128mm
スクリーンサイズ(W/H) 1,711×997mm
重さ 約5.1kg
収納ケース素材 アルミニウム
最大投影サイズ 80V型相当

※11

VPL-AW15KTのみ。


「プレイステーション」は(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。また「PS3」は同社の商標です。



■お客様からのお問い合わせ■
ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター 
TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
ソニードライブ:http://www.sony.co.jp/SonyDrive/
ビデオプロジェクターホームページ:http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/Peripheral/Projector/
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