2011年8月30日
新商品
- 映画制作者の意図を忠実に表現する「新シネマモード」なども新搭載 -
ソニーは、業界初※1となる3D対応※2のデジタルサラウンドヘッドホンシステム『MDR-DS7500』を発売します。
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 |
デジタルサラウンドヘッドホンシステム 『MDR-DS7500』 |
10月10日 | 49,350円(税抜価格47,000円) |
増設用単売ワイヤレスステレオヘッドホン 『MDR-RF7500』(MDR-DS7500専用) |
24,675円 (税抜価格23,500円) |
本機は、新開発「3D VPT※3(Virtualphones Technology)」を採用し、さらに業界初となる「ドルビープロロジックUz」※4デコーダーを搭載することにより、従来の水平配置のサラウンド音場に、高さ方向の立体的な音場を新たに加えた、これまでにない三次元の音場再現が可能となりました。
また、Blu-ray Discで採用されているHD音声フォーマット(別売りのHDMIケーブルで伝送可能)に対応しているため、まるで劇場にいるかのような臨場感と迫力で高品位な音源を楽しむことが可能です。
当社は、長年の音響技術を駆使して、1998年にヘッドホンとして世界で初めて※5ドルビーラボラトリーズより“バーチャルドルビーデジタル”※6として認証された5.1チャンネル対応のデジタルサラウンドヘッドホン『MDR-DS5000』を商品化しました。
それ以降、数々のデジタルサラウンドヘッドホンを開発・商品化し、特に近年はグループ企業の技術力を生かして、『MDR-DS7000』(2007年11月発売)ではソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)監修の元、くっきりとした音像定位や正確な方向感を再現する「ゲームモード」機能を新搭載しました。
そして今回の『MDR-DS7500』では、広がりをみせる3Dコンテンツを、近隣を気にすることなく存分に楽しめる快適な視聴環境を提案するため、業界初※1となる3D対応※2の実現に加え、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)監修の元、映画製作者が意図する音場を忠実に表現する「新シネマモード」を新搭載しました。
当社は今後も、ソニーならではの強みを余すことなく発揮し、業界を牽引していきます。
新たに「高さ方向」に対応した新開発「3D VPT※3(Virtualphones Technology)」によって、3Dコンテンツに最適化した3Dサラウンド音場を再現します。
ヘッドホンとして、業界で初めて「ドルビープロロジックUz」※4デコーダーを搭載しました。高さ方向の音源を持たない通常の2ch、5.1ch、7.1chの音声信号から、高さ方向の音源を作り出すことで、より立体的なサラウンド音場を実現することができます。
ヘッドホンでありながらマルチチャンネルサラウンドの音場を再現できるVPT※3が、今回高さ方向の音場再現にも対応することが可能となりました。
従来機(「MDR-DS7100」)で採用しているDSP(デジタルシグナルプロセッサー)を2セット使用することで2倍の演算処理が可能となり、臨場感あふれる3Dサラウンドを再現します。
HDMI端子を搭載することにより、高音質を楽しめるHD音声フォーマットに対応します。従来機をはるかに凌駕する、まるで映画館にいるような迫力の臨場感を実現します。
<HD音声フォーマットとは>
◆Blu-ray Discで採用されたマルチチャンネルの音声フォーマット。
◆最大192kHz、24bit、非圧縮という、従来のDVDの約6倍以上の情報量を持つ高品位な音源。
◆HDMIインターフェースによって伝送可能。(HDMIケーブルは別売りとなります)
※ 作品によって収録されている音声フォーマットは異なります。
形状追従性を向上させるため、柔軟な皮革素材と低反発クッションを採用しました。さらに従来機(「MDR-DS7100」)と比較してイヤーパッドの厚みを約2倍に高めたことにより、3Dメガネのフレームが隙間なくヘッドホンに包み込まれ、映画の迫力をリアルに再現する上で重要な重低音を逃しません。
SPEの協力のもと、その音質で定評のある映画製作用ダビングシアターの測定データを解析、ソニー独自のVPT※3との組み合わせによる、“理想的な映画館の音場”を再現しました。
SCEのサウンドデザイナー監修のもと、くっきりとした音像定位や正確な方向感を再現します。マルチチャンネルサラウンドのゲームに最適です。
2chステレオ環境で人の声を聞き取りやすくします。
「2.4GHzデジタル無線伝送方式」のデジタル信号の到達距離は最長約30m※7であること、そしてプロセッサーとヘッドホンの間に人がいる場合や、壁やドアなどの遮断物がある場合にも途切れることなく音声信号を送受信できる※8ことから、場所を選ばずにプロセッサーを設置できます。さらに、16bit非圧縮デジタル伝送を採用しているため、高品位な音源が楽しめます。
※7 到達距離は目安になります。周囲の環境により到達距離が変わる場合があります。
※8 鉄筋コンクリート製の壁や金属製のドアなどには、無線が遮られる場合があります。
赤外線信号とは異なる無線信号を利用することで、離れた場所からも、障害物があってもプロセッサーをコントロールすることが可能です。また、ヘッドホンのオンオフ、そしてボリュームのコントロールも行なえます。
HDMI端子搭載により、“ブラビアリンク”にも対応しており、接続機器を再生させると接続されているHDMI入力端子に切り換わります。また、テレビの電源をオフにすると本機も連動して電源オフとなるなどの機能があります。
使用中に常時電波を確認し、電波妨害が起きる前に自動で空きチャンネルへと移動するため、途切れることなく音声信号を受信できます。
今回の新商品は、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて、8月31日(水)より先行展示し、お客様にご覧いただけます。
また、同じく銀座・ソニーショールームで開催予定の以下のイベントにおいても、本製品をご体感頂けます。本イベントの詳細については、公式サイトをご覧ください。
■イベント名称: ラン・ランとソニーによるクラシック音楽体験イベント
■期 間: 2011年10月10日(月)〜10月23日(日)
■場 所: 東京・銀座 ソニービル 8F コミュニケーションゾーン OPUS (オーパス)
■公式サイト:こちらよりご覧ください
【『MDR-DS7500』ヘッドホン部】
型式 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバーユニット | 口径50mmドーム型(CCAWボイスコイル採用) |
再生周波数帯域 | 5 〜 25,000Hz |
質量 | 約325g(電池含む) |
電源 | DC 3.7V(内蔵リチウムイオン充電池) |
電池持続時間 | 約18時間(内蔵リチウムイオン充電池フル充電時) 約3時間(内蔵リチウムイオン充電池30分充電時) |
【『MDR-DS7500』プロセッサー部】
デコーダ―機能 | ドルビーTrueHD、ドルビーデジタルプラス、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックUz、ドルビープロロジックUx、DTS-HDマスターオーディオ、DTS-HD ハイレゾリューションオーディオ、DTS 96/24、DTS-ES、DTS、Neo:6、MPEG-2 AAC、リニアPCM7.1ch/5.1ch |
バーチャルサラウンド機能 | 音場効果(エフェクト):OFF/CINEMA/GAME/VOICE |
伝送帯域 | 12-24,000Hz(48kHzサンプリング時) |
無線到達距離 | 見通し距離約30m |
電源 | DC12V(付属ACパワーアダプター使用) |
入力端子 | HDMI×3、光角型×1、ステレオピンジャック×1 |
質量 | 約 480g |
外形寸法 | 約252×36×159mm(幅/高さ/奥行き) |
付属品 | 光デジタル接続ケーブル×1、ACパワーアダプター×2 |
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