ソニーは、様々な映像を美しい4K解像度の映像に変換する4K対応超解像エンジン4K X-Reality® PROと色彩豊かな映像を再現するトリルミナス®ディスプレイの組み合わせにより、臨場感あふれる4K映像を実現する4K※1対応液晶テレビ ブラビア™『X8500Aシリーズ』2機種(65V型、55V型)を発売します。4K対応ブラビアのラインアップとして、1号機の84V型※2や、磁性流体スピーカーをテレビ前面に配置した65V/55V型※3に加え、別売のホームシアターシステムなどと組み合わせて使いやすいシンプルな本体デザインを採用した2機種を導入することで、ご家庭での4K映像視聴体験の選択肢をさらに広げていきます。
地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ ブラビア | 発売日 | 価格 |
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『X8500Aシリーズ』(4K液晶パネル搭載、65V型、55V型) | 10月19日 | オープン価格 |
本機は、4K液晶パネルと4K X-Reality PROにより、ハイビジョン放送やブルーレイディスクのフルHD映像など様々な解像度のコンテンツを4K解像度の高画質映像に変換し再生できます。さらに、これまでの液晶テレビでは表現できなかった領域まで色の再現性を拡大したトリルミナスディスプレイと4K X-Reality PROのカラーマネジメント性能を組み合わせ、繊細な色の違いまで含めた色彩豊かな4K映像を再現します。
音質面では、高級オーディオ機器の開発で培った独自の信号処理技術に加え、バスレフ型スピーカーとアシストウーファーにより広い音域で豊かなサウンドを再現します。また、別売の波面制御技術※4搭載サウンドバー『HT-ST7』※5、『HT-ST3』※6や、ホームシアターシステムなどを組み合わせれば、部屋のレイアウトに合わせてお好みの迫力ある音場をつくりあげ、臨場感あふれる映像を楽しむことができます。
デジタルAV信号インターフェース規格であるHDMIについては、既発売の『X9200Aシリーズ』とともに、最新規格のバージョン2.0にファームウェアアップデートで対応する予定です(2013年内を予定※7)。これにより、4K/60p※8信号伝送に対応し、動きの速いスポーツシーンなどに適した4K/60p※8のコンテンツを入力、再生することが可能になります。また、4K/60p※8の撮影に対応したデジタル4Kビデオカメラレコーダー Handycam®(ハンディカム)『FDR-AX1』※9からの4K/60p※8動画もHDMIケーブル1本の接続での入力、再生が可能で、4Kのパーソナルコンテンツの楽しみ方が静止画から動画へと広がっていきます。
ネットワーク機能や他機器連携では、対応するXperia™スマートフォンやタブレットをテレビに付属のワンタッチリモコンにタッチするだけで、その映像をブラビアの画面に映し出すことができるワンタッチミラーリング機能や、スマートフォンやタブレットをリモコンとして使用しながら、多彩なコンテンツをスマートに楽しめるアプリケーションTV SideView(テレビサイドビュー)などにも対応しています。
フルHDの4倍、約829万画素を持つ4K液晶パネルと 4K X-Reality PROにより、高精細かつ高品位な画質を実現。フルHD映像では表現しきれなかった細部まで再現でき、被写体の持つ質感やディテールまでリアルに描き出します。
フルHD映像を視聴する場合、画面の高さの約3倍離れる必要があるとされていますが、4K映像ではフルHD映像の場合の半分の距離まで近づいても画素が気になりません。その際の画面に対する視聴角度は約60度になり、目の前に大きく広がる迫力に満ちた映像の臨場感を楽しむことができます。
ソニーが培ってきたデータベース型複数枚超解像技術による超解像エンジンX-Reality PROと、4K対応液晶テレビ用にデータベースを最適化した高画質回路「XCA8-4K」を組み合わせた4K対応超解像エンジン4K X-Reality PROを搭載しました。
この4K X-Reality PROが、入力された映像をその特性によって適切に分類し、デジタル放送やブルーレイディスクのHD解像度の映像を4K解像度にアップスケールするとともに超解像処理を行うことで、高精細で美しく、質感の高い4K映像に変換して表示します。また、アップスケーリングの必要の無い4K解像度の動画や静止画も、独自のアルゴリズム処理の最適化と超解像処理を行い、さらに美しい映像として描写します。
トリルミナスディスプレイは、従来の単色LEDバックライトシステムを用いた液晶テレビよりも色の再現領域を大幅に拡大しています。さらに、このトリルミナスディスプレイと4K X-Reality PROのカラーマネジメント性能を組み合わせることで、繊細な色の違いを描き出すことが可能になり、光の三原色である赤、緑、青、さらに中間色であるエメラルドグリーンなどの色を、より自然かつ色彩豊かに再現します。
広色域での撮影や再生・伝送を実現するトリルミナスカラー※10に対応したハンディカム、α、サイバーショットなどソニーのデジタルイメージング商品で撮影した映像をトリルミナスディスプレイ対応の本機で再生すれば、撮影時の自然な色合いのまま大画面でお楽しみいただくことができます。
「こだわりの音作り−Signal to Sound Architecture」のコンセプトの下、信号処理からスピーカーにいたるまでソニーの独自技術を搭載し、迫力あるサウンドを実現しています。
デジタル音声をアナログに変換することなくデジタルで処理する「S-Master」と、アンプ回路、スピーカーシステム、筐体を含め製品全体の音響特性を最適化するソニーの独自技術「クリアフェーズ」により、原音に忠実で自然な再生音、明瞭な音像定位を実現しました。また、「S-Force フロントサラウンド 3D」により、フロントスピーカーだけで、立体的に包み込まれるような臨場感ある仮想5.1chサラウンド音場を再現します。また、本体下部のバスレフ型スピーカーと、背面のアシストウーファーを組み合わせた2.1chサウンドシステムにより、高音から低音まで広い音域で豊かなサウンドを再現します。
お客様の居住空間に合わせ、すでにお持ちのホームシアターシステムなどオーディオ機器と組み合わせて設置しやすいデザインを採用しています。特に、波面制御技術を搭載したサウンドバー『HT-ST7』※5、『HT-ST3』※6との組み合わせを提案しています。両機は、テレビの前にバータイプのスピーカーユニットとサブウーファーを設置するだけでサラウンドを手軽に楽しめるサウンドバーモデルで、映画・音楽などのコンテンツ制作者の意図する音響効果を忠実に再現すべく、映画を構成する重要な要素である「セリフ」・「音楽」・「効果音」に着眼し、音響設計されました。より一層迫力あるサウンドとあわせて、4K映像の臨場感を楽しむことが可能です※11。
『X8500Aシリーズ』ならびに既発売の『X9200Aシリーズ』は、HDMIの最新規格 バージョン2.0にインターネットを経由したファームウェアのアップデートなどで2013年内に対応する予定です※7。新たに規格化された4K/60p※8の信号伝送に対応し、将来の4K放送、4K配信サービスなどで想定されている60p※8コンテンツの入力、再生もHDMIケーブル一本の接続で可能になります。これにより、スポーツシーンなど動きの速いコンテンツも、4Kの高画質でこれまで以上の臨場感で楽しめます。
ソニー初の民生用4Kカムコーダー『FDR-AX1』※9と、HDMIケーブル1本での接続、表示が可能です。これまでのデジタルスチルカメラの4K静止画に加え、4K対応ブラビアで楽しめるパーソナルコンテンツの種類が4K動画に広がります。また、4K/60p※8での撮影も可能で、スポーツシーンなど動きの速い動画も含めて臨場感あふれる4K解像度で撮影、再生を楽しむことができます。なお、トリルミナスカラーにも対応しており、より豊かで自然な色のまま大画面で楽しめます。
NFC技術を搭載し対応するスマートフォンやタブレット※12を、ブラビア付属のワンタッチリモコンにタッチするだけでブラビアとすぐに接続できます。写真、ビデオ、音楽、Webページなど、モバイル機器に表示している画面をブラビアの大画面に表示し共有して楽しむことができます。
スマートフォンやタブレットなどでテレビ番組の関連情報などを快適に楽しむことができる無料のアプリケーションTV SideViewを通して、新しいユーザー体験を提案します。手元にあるスマートフォンやタブレットでアプリケーションを起動しキーワードを入力すると、放送予定番組、録画した番組※14、YouTube™、そしてウェブ検索などの検索結果をアプリケーション上にまとめて表示。見たいコンテンツを選んで簡単に大画面のブラビアに転送して楽しめます。さらに、手元のスマートフォンやタブレットで関連情報を調べたり、SNSで情報をシェアしたりすることもでき、ブラビアのリモコンやウェブ表示時のカーソル操作のタッチパッドとしても利用できます。
スマートフォンなど、モバイル機器向けの高速映像伝送用として開発されたインターフェース規格MHL対応機器の画面を、大画面のテレビに表示し、充電しながら楽しむことができます。
ネット動画はもとより、音楽配信、写真・動画クラウドサービス、コミュニケーション、ショッピングなど、多彩なネットワークサービスを提供します。また、見ている番組に関連する情報がチェックできる「関連検索」や、興味のあるキーワードを入力し、関連する番組やYouTube™などのコンテンツを同時に探して見ることができる「テキスト検索」など、テレビをもっと楽しく便利にする、便利検索機能を提供します。
テレビ下部にブラビアのデザインのシンボル的な役割をもつ「インテリジェントコア」を搭載。「インテリジェントコア」には「イルミネーションLED」を内蔵し、電源オン時はホワイト、機器接続時はシアン、録画中はレッドに光るなど、光の色によってテレビの動作を知ることができます※16。さまざまに変化するやわらかな光の表情が、ユーザーとの直感的なコミュニケーションを可能にします。
銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、9月5日(木)より展示を行います。
詳細は液晶テレビ ブラビア ウェブサイトにて、ご確認いただけます。
型番(画面サイズ) | 『KD-65X8500A』(65V型) | 『KD-55X8500A』(55V型) |
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バックライト | エッジ型LED部分駆動 | |
パネル解像度 | 水平3,840画素×垂直2,160画素 | |
パネル | クリアブラックパネル | |
映像部・高画質機能 | 地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2※17 4K X-Reality PRO、トリルミナスディスプレイ、倍速駆動パネル/モーションフローXR240 3D映像表示(アクティブシャッター方式) |
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映像入力 | 映像(2D):480i、480p、720p(60、30Hz)、720/24p、1080i(60Hz)、1080p(60、30Hz)、1080/24p、3840×2160p(30、24Hz)※18、4096×2160p(24Hz)、PCフォーマット | |
音声部 | スピーカー(ツィーター×2、ウーファー×2、アシストウーファー×1)、 実用最大出力(JEITA):10W+10W+10W、 「S-Master」デジタルアンプ、クリアフェーズテクノロジー、 S-Force フロントサラウンド 3D |
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ネットワーク機能 | ソニーエンタテインメントネットワーク(SEN)、 ソニールームリンク(クライアント機能)、無線LAN内蔵、Wi-Fi Directモード、 インターネットブラウザ、ワンタッチミラーリング対応、TV SideView対応 |
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便利機能 | 外付けHDD録画対応、ブラビアリンク、USB再生、MHL端子、 フレキシブル2画面表示※19、省エネ設定 |
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主な入出力端子 | BS/CSアンテナ入力端子:1端子(背面)、 HDMI入力端子:4端子(側面1、背面3)、D端子(D5):1端子(背面)、ビデオ入力端子:1端子(背面)、LAN端子:1端子(背面)、USB端子:3端子、光デジタル音声出力端子:1端子(背面)、ヘッドホン出力端子:1端子(側面)、MHL入力端子:1端子(HDMI入力端子兼用) |
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消費電力(待機時):W | 344(0.2) | 270(0.2) |
年間消費電力量:kWh/年 | 308(スタンダード) | 263(スタンダード) |
質量(スタンド含む):kg | 37.5(38.9) | 26.8(28.2) |
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く |
147.8×86.3×6.4 | 125.9×74.0×5.9 |
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む |
147.8×89.4×40.5 | 125.9×77.0×40.5 |
主な付属品 | 標準スタンド、リモコン(赤外線方式)、ワンタッチリモコン(無線方式)、 転倒防止用固定ベルト一式 |
TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
TEL 0466-31-2546(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
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