ソニーは、DSD(Direct Stream Digital)(2.8MHz)を含むハイレゾ音源※1の再生に対応したモデル『STR-DN1050』 など、マルチチャンネルインテグレートアンプ『STR-DN1050』『STR-DN850』『STR-DH750』全3機種を発売します。全3機種は、AVアンプとして業界で初めて※2NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載しており、スマートフォンに保存した音楽の再生を、より簡単にワイヤレスでお楽しみいただける、ワンタッチリスニングに対応しています。
様々な音源を高音質で再生できるので、ブルーレイディスク™(BD)/DVDプレーヤーなどと接続して映画鑑賞するだけでなく、ご自宅のホームシアター環境を生かして、1台で豊かな音楽体験も可能にします。
型名 | 発売日 | メーカー希望小売価格 (消費税は含みません) |
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マルチチャンネルインテグレートアンプ 『STR-DN1050』 | 7月15日 | 62,000円 |
マルチチャンネルインテグレートアンプ 『STR-DN850』 | 52,000円 | |
マルチチャンネルインテグレートアンプ 『STR-DH750』 | 5月20日 | 40,000円 |
『STR-DN1050』は、DSD(2.8MHz)を含む様々なハイレゾ音源の再生に対応。『STR-DN850』は192kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応し、スタジオ、コンサートの空気感や、アーティストの息づかいまでも、よりリアルに再現します。また、上位二機種は、Wi-Fiアンテナを内蔵しているため、ネットワークケーブルの配線をせず、手軽にPCやNAS(ネットワークHDD)に保存された音源を、ワイヤレスで再生できます※3。さらに、ソニーのクラウドベースの定額制音楽配信サービスMusic Unlimitedを初め、様々な音楽配信サービスも高音質でお楽しみいただけます。
今回導入する新商品では、快適なコンテンツ再生や設定変更等の操作を行える、Android/iOS用アプリケーションSongPal™(ソングパル)に新たに対応しました。当アプリケーションを使えば、お持ちの対応スマートフォンなどの画面上で、映画鑑賞から音楽再生、サウンドエフェクトの設定変更など、基本的な操作を手軽に行えます。
『STR-DN1050』では、DSD音源(2.8MHz)を含む様々なハイレゾ音源の再生に対応※4。
ネットワーク経由またはUSBメモリーを本体に接続することで、CDを上回る豊富な情報量の音源を再生でき、スタジオ、コンサートの空気感やアーティストの息づかいまでもよりリアルにお楽しみいただけます。『STR-DN850』では、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生に対応します。
有線LANに加え、Wi-Fiによる無線LAN接続にも対応。ネットワークケーブルの配線が不要で、家庭内のLAN環境への接続を、より手軽に行えます。PCやNAS(ネットワークHDD)に保存した音楽の再生では、最大192kHz/24bit/2chのハイレゾ音源に対応(WAV/FLAC)※3。WMAやMP3、AACなど多彩な音声フォーマットの再生もできます。
ソニーのクラウドベースの定額制音楽配信サービスMusic Unlimitedやradiko.jp、TuneIn Radioなどのインターネットラジオサービスのストリーミング再生も、より高音質でお楽しみいただけます。
接続したディスプレイ画面上で、快適に、入力の切替えや設定変更を行えるよう、映画鑑賞、音楽再生など、目的別のわかりすいアイコン表示のレイアウトを採用。さらに、コンテンツの再生時にサウンドエフェクトの変更などを同時に行えるオーバーレイ表示にも対応。映画視聴時に、お客様のお好みに合わせた音の広がりの調整などを、より直感的に快適に行えます。
業界で初めて※2NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載※5。スマートフォンやタブレットなどの対応機器を本機にかざして、Bluetooth機器の登録を意識せずに、音楽再生をワイヤレスで行える、ワンタッチリスニングをお楽しみいただけます。
本体前面に搭載したUSB端子に、お持ちのウォークマン®、iPod touch/iPod/iPhoneなどを接続することで音楽ファイルを、本機を通じて高音質で楽しめます※6※7※8。また、音楽ファイルが格納されている記憶装置(USBメモリーやHDD)を接続すると、本体側の表示画面上で、お好みの音楽ファイルを指定して再生することができます。
快適なコンテンツ再生や設定変更等の操作を行える、Android/iOS用アプリケーション SongPal™(ソングパル)に対応しました。お持ちのスマートフォンの画面上で、NASやUSBメモリー内に保存した音楽ファイルの再生、本機の設定切替え、サウンドエフェクトの操作に至るまで、簡単に操作できます。
『STR-DN1050』『STR-DN850』は、Wi-Fi接続による操作、ネットワーク非対応の『STR-DH750』では、Bluetooth®通信による操作に対応しています。
広帯域パワーアンプでは、増幅できる周波数帯域(音域)の幅を広げて、位相の回転(遅れ)の生じやすい高域の周波数を、より高い帯域に移動させることで、ステレオの音場での定位感など再現性を向上させました。
パワーアンプ回路およびオーディオ入出力に用いられる基板には、紙フェノール素材より強度の高いガラスエポキシ基板を採用。振動の影響も受けにくいため、音の立ち上がりを鋭くし、パワーを生み出せる他、濁りのない美しい音色を再現します。当基板には、上位シリーズ「ESシリーズ」※9にも採用されている、フルディスクリート構成のパワーアンプ回路を実装。信号経路やグラウンド経路を短縮し、ノイズの影響をさらに低減し、純度の高い信号増幅を可能にしました。。
HDMI経由での音声信号の伝送に用いられるマスタークロックにおいて、真空で密閉された水晶振動子を新たに採用し、またジッターエリミネーション回路を併せて採用しました。これにより、付随的に生じるジッタ(信号の時間的なぶれ・揺らぎ)をさらに低減でき、DAコンバーターを通じた、デジタル音声信号のアナログ信号への変換を、より正確な時間軸で行うことを可能とします。
また、デジタル回路用アナログ定電圧レギュレーターの採用により、デジタル回路とその電源の不要なノイズを低減させ、デジタルオーディオ再生の高音質化を実現します。
再生音量に対して最適な聴感補正カーブを導き出し、映画制作者が意図した音の迫力を蘇らせる聴感補正機能。音量を下げて聴くことの多い夜間においても音の迫力や細かい情報が聴きとれ、従来にない臨場感を再現します。
センタースピーカーの設置位置に関わらず、セリフなどの音声の位置を好みの高さまで引き上げ、映画館と同様の映像・音像の自然な表現を楽しめる機能を搭載※7。高さは10段階で調整可能です。
(下図:センタースピーカー・リフトアップの音場イメージ)
高精細な4K信号の画質を落とすことなく楽しめる「4Kパススルー」機能と、HDMI入力信号やアナログ入力信号を4KにアップスケールしてHDMI出力する「4Kアップスケーラー」機能を搭載(「4Kアップスケーラー」は、『STR-DN1050』、『STRDN850』のみ。なお、『STR-DN1050』は、アナログ入力信号の4Kアップスケールにも対応します)。
今回の新商品を銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、4月24日(木)より、順次展示をします。
『STR-DN1050』 | 『STR-DN850』 | 『STR-DH750』 | ||
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実用最大出力 (JEITA、6Ω) |
フロント | 165W+165W | 150W+150W | 140W+140W |
センター | 165W | 150W | 140W | |
サラウンド | 165W+165W | 150W+150W | 140W+140W | |
サラウンドバック /フロントハイ共有 |
165W+165W | 150W+150W | 140W+140W | |
定格出力 (20Hz〜20kHz、6Ω) |
フロント | 100W+100W | 95W+95W | 90W+90W |
センター | 100W | 95W | 90W | |
サラウンド | 100W+100W | 95W+95W | 90W+90W | |
サラウンドバック /フロントハイ共有 |
100W+100W | 95W+95W | 90W+90W | |
Wi-Fi(内蔵) | ● | - | ||
USB(前面 A端子) | ● | |||
Bluetooth(内蔵)/NFC | ●/● | |||
MHL™(モバイル・ハイディフィニション・リンク) | 2系統(フロント/リアHDMI共有) | 1系統(リア HDMI共有) | 1系統(リア HDMI共有) | |
ネットワーク機能 | DLNAクライアント | ● | - | |
AirPlay | ● | - | ||
インターネットサービス | ●(Music Unlimited/rajiko.jp/TuneIn Radio) | - | ||
モバイルアプリケーション | SongPal/TV SideView | SongPal(※ネットワーク非対応。Bluetooth接続) | ||
音声フォーマット/ 対応サンプリング周波数 |
LAN接続(有線・無線) | MP3, AAC, WMA, WAV,FLAC, ALAC, AIFF, DSD 2.8MHz(dsf/dff)(全て2ch) /最大 192kHz/24bit(WAV、FLAC、AIFF), 最大96kHz/24bit (ALAC) | MP3, AAC, WMA, WAV,FLAC , ALAC, AIFF(全て2ch) /最大 192kHz/24bit(WAV、FLAC、AIFF), 最大96kHz/24bit (ALAC) | - |
USB(前面 A端子) | MP3, AAC, WMA, WAV(全て2ch)/ 最大 48kHz/16bit(WAV) | |||
全高調波ひずみ率 | フロント0.09%以下 (6 Ω負荷、100W+100W、20Hz〜20kHz) |
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周波数特性(SA-CD/CD入力-スピーカー出力間) | 10Hz〜100kHz ±3dB(8Ω時) | |||
SN比(Aネットワーク) | LINE:96dB | |||
コンポジット映像入力 | 2系統 | |||
映像モニター出力 | 1系統(コンポジット端子) | |||
コンポ―ネント映像入力/出力 | 2系統/1系統 | - | ||
HDMI入力/出力 | 6系統(背面5系統、前面1系統)/3系統(A/B/2Zone) | 5系統/1系統 | 4系統/1系統 | |
デジタル入力 | 光 | 2系統 | ||
同軸 | 1系統 | |||
デジタル出力 | 光 | - | ||
オーディオ入力 | フォノ(MM)/ライン系 | -/4系統 | ||
オーディオ出力 | REC OUT | - | ||
フロント(L/R) | - | |||
センター | - | |||
サブウーファー | 2系統 | |||
サラウンド(L/R) | - | |||
サラウンドバック(L/R) | - | |||
フロントハイ(L/R) | - | |||
ヘッドホン | 1系統 | |||
マルチチャンネルインテグレードアンプ機能 | 3D対応 | ● | ● | ● |
ARC(オーディオリターンチャンネル)対応 | ● | ● | ● | |
パススルー対応 | ●(4K) ※ HDCP 2.2 非対応 |
●(4K) ※ HDCP 2.2 非対応 |
●(4K) ※ HDCP 2.2 非対応 |
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4Kアップスケーリング (アナログコンポーネント/HDMI) |
●/● | −/● | - | |
サウンド オプティマイザー |
● | ● | - | |
センタースピーカー リフトアップ |
● | ● | - | |
アドバンストD.C.A.C (自動音場補正+A.P.M) |
● | ● | - | |
電源 | AC100V、50/60Hz | |||
消費電力 | 180W | |||
待機消費電力 | 0.3W | |||
外形寸法 (W×H×D) mm | 約430×172×329.4 mm | 約430×156×329.4 mm | 約430×156×329.4 mm | |
質量 | 約10kg | 約8kg | 約8kg | |
付属品 | キャリブレーションマイクロフォン、リモートコマンダー、FMアンテナ線、AMループアンテナ |
TEL 0120-777-886(フリーダイヤル)
TEL 050-3754-9555(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
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