ソニーは、7.1chのスピーカー構成で、映画のリアルな臨場感を手軽に再現するサウンドバー『HT-ST5』を発売します。本商品は、視聴スタイルに合わせてサラウンドのモードを切り替える機能を新たに搭載しており、部屋の広い範囲において複数名で視聴する場合、一人で特定の位置で視聴する場合、それぞれに適したサラウンドの効果をお楽しみいただけます。

本機は、テレビの前にバータイプのバースピーカー部を置き^※1、お好きな場所に付属のワイヤレスサブウーファーを置くだけで迫力あるサラウンド音声を手軽に楽しめるホームシアターシステムです。大口径60mmの7つのスピーカーユニットをバースピーカー部に搭載することで、幅広い音域で迫力ある音の広がりを豊かに表現します。また、7.1chサラウンドの定位感を再現するバーチャルサラウンド技術に、複数のスピーカーで広範囲に音の広がりを制御する波面制御技術を採用することで、部屋の形状に関わらず広範囲で包み込まれるようなサラウンドの再現を可能としました。
さらに、新たに2つのサラウンドモードの切り替えに対応しました。広い範囲でサラウンドが楽しめるモードでは、家族とソファーで視聴するなど広範囲で楽しむことができます。また、モードを切り替えれば、後方から飛び交う音の効果をより高め、一人での視聴時に、より映画やゲームなどに没入して臨場感あるサラウンドをお楽しみいただけます。
なお、本商品は、昨年8月に発売し、ご好評いただいている上位機種『HT-ST7』の音響設計思想を引き継いでいます。映画とゲームにおける音作りにおいて、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと連携して、映画制作者の意図に忠実な音の再現を目指しました。また、同時にソニー・コンピュータエンタテインメントのサウンドエンジニアと連携して、ゲームをより没入して楽しめるサラウンド効果を生むよう設計しています。

映画のリアルな臨場感を、部屋の広範囲で再現できるモード「SURROUND 1」（ワイドモード）は、家族とソファーでくつろいで視聴するときなど、広範囲で音の豊かな広がりを実現し楽しむことができます。また、特定位置で後方から飛び交う音の再現性をより高め包み込むようなサラウンドを楽しめるモード「SURROUND 2」（フォーカスモード）は、一人で集中して視聴する際に適しています。

バースピーカー部に7つの大口径60mmスピーカーユニットを搭載することで、幅広い音域の広がりを、より豊かに表現。また、振動板に、軽量で強度の高い発泡マイカを採用することで、音の立ち上がりを鋭く再現します。さらに、複数のスピーカーを近接して配置することで、より豊かな音の迫力・広がりを生みだします。

前方に設置したスピーカーだけで仮想的にサラウンドの広がりを再現する技術「S-Force PROフロントサラウンド」に、複数のスピーカーで広範囲に音を制御する波面制御技術を採用。7つのスピーカーから発する音の干渉を利用し、左右の耳それぞれに届けるべき音を際立たせるように制御しています。これにより、映画の音の定位感をより広範囲で再現します。なお、「SURROUND 2」（フォーカスモード）では、当技術とともに、後方から飛び交う音の再現性を高める信号処理を施しています。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとの連携により、映画制作者の意図の忠実な再現を目指しました。昨年8月に発売した上位機種 『HT-ST7』の音響設計思想を引き継ぎ、映画を構成する重要要素であるセリフ・音楽・効果音の3つをより高品位に再現するために、信号処理、アンプ、スピーカーの音響技術を集結し、本機を設計・チューニングしています。加えて、今回新たにソニー・コンピュータエンタテインメントと連携し、ゲーム時のサラウンド効果をよりリアルに再現できるように設計しました。

映画・テレビの視聴に限らず、スマートフォンなどの音楽再生を気軽に楽しめるよう、Bluetoothによるワイヤレス音楽再生にも対応しています。またNFC（Near Field Communication：近距離無線通信）^※2を搭載しており、対応スマートフォン^※3などを本機にかざし、ペアリングや音楽再生を行うワンタッチリスニングを楽しめます。

なお、今回の新商品を銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて、9月9日（火）より、順次展示を行います。