プレスリリース

2016年8月30日
  • 新商品

全てのLEDを完全独立駆動させるBacklight Master Drive™と
さまざまな映像をHDR※1相当にアップコンバートする4K*高画質プロセッサーX1™ Extremeを新搭載
“ソニーのテレビ史上最高画質”4K HDR信号対応ブラビア® 『Z9Dシリーズ』発売

4K液晶テレビ ブラビア『KJ-65Z9D』(65V型)イメージ、 『KJ-100Z9D』(100V型)※2フロアスタンド時
4K液晶テレビ ブラビア『KJ-65Z9D』(65V型)イメージ、 『KJ-100Z9D』(100V型)※2フロアスタンド時

ソニーは、全てのLEDを完全独立駆動させる独自開発のバックライト技術 Backlight Master Drive™(バックライト マスタードライブ)と、さまざまな映像をHDR(ハイダイナミックレンジ)相当にアップコンバートできる「HDRリマスター」など最新の画質技術を持つ4K高画質プロセッサーX1™ Extreme(エックスワン エクストリーム)を搭載した、4K HDR信号対応テレビ ブラビア® 『Z9Dシリーズ』 3機種を発売します。同シリーズは、4Kに加えHDRが注目され始めた中、 長年培ってきた高画質技術を結集し“ソニーのテレビ史上最高画質”を実現したフラッグシップモデルとして訴求してまいります。

型名 サイズ 発売日 価格
4Kチューナー内蔵※3
4K液晶テレビ ブラビア
『Z9Dシリーズ』
『KJ-100Z9D』 100V型 受注生産※4 メーカー希望小売価格
7,000,000円+税
『KJ-75Z9D』 75V型 10月29日 オープン価格
『KJ-65Z9D』 65V型
  • ※1:HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、通常の放送などで使用されているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を再現できます。
  • ※2:100V型用のフロアスタンドを同梱。
  • ※3:4Kチューナーはスカパー!プレミアムサービスチューナーです。2016年以降に放送開始予定の「BS・110度CSによる4K・8K放送」を受信する機能は搭載していません。放送を楽しむには、今後発売される別売のチューナーが必要です。
  • ※4:11月下旬以降全国の販売店にて受注開始予定。納期は受注生産状況により変動します。

4Kテレビの普及が進み、高画質化と大画面化が加速する中、4Kの解像度に加え、現実世界により近い明るさやコントラスト、鮮やかで深い色彩にあふれたリアルな映像を最大限に再現するHDRコンテンツが注目されています。ブラビアは、Netflixや「ひかりTV 4K」の4K HDRコンテンツに対応。さらに、スカパー4Kチューナーを搭載していますので、今後「スカパー!4K」で開始予定の4K HDR放送※5も合わせて、数々のHDRコンテンツをご家庭でお楽しみにいただくことができます。
『Z9Dシリーズ』は、液晶パネル背面に高密度に敷き詰めた多数のLEDを一つ一つ独立して駆動させる新しいバックライト技術 Backlight Master Driveを搭載。これまでにない高輝度、高コントラストを実現し、鮮烈な光の輝きや引き締まった深い黒が緻密に表現され、あたかも目の前に存在するかのようなリアリティを100V型から65V型の大画面で表現します。4K高画質プロセッサーX1 Extremeには、従来の4K高画質プロセッサーX1™(エックスワン)の画質処理に加え、さまざまな映像をHDR相当にアップコンバートする「HDRリマスター」や、ノイズ低減を強化する「デュアルデータベース分析」、なめらかな色の階調表現を実現する「Super Bit Mapping™(スーパービットマッピング)4K HDR」を新たに搭載しました。さらに、Backlight Master Driveの多数のLEDを精緻にコントロールし、それに合わせて液晶パネルの画素も緻密に連携させています。これにより、HDRではないさまざまなコンテンツもHDR相当の映像にアップコンバートしてお楽しみいただけます。
4Kテレビが本格的に普及し、新たにHDRが注目される今、映像の制作、編集、記録から出力まで、全てを手がけるソニーだからこそ、制作者が意図した映像表現を忠実に再現できると考えています。この『Z9Dシリーズ』は独自の高画質技術と培ってきた映像のノウハウを駆使し、次世代のHDRコンテンツの魅力を余すことなくお客様にお届けしてまいります。

  • ※5:今後のアップデートにより対応予定。2015年発売モデルはX9400C、X9300C、X9000C、X8500Cシリーズ。2016年発売モデルは、Z9D、X9350D、X9300D、X8500D、X8300D、X7000Dシリーズ。
主な特長
1. “ソニーのテレビ史上最高画質”を実現する独自の新技術
1) 新開発 ソニー独自のBacklight Master Driveの搭載

パネル背面に高密度に敷き詰めたLEDが、一つ一つ独立して駆動し、細かい範囲での明暗を表現することで、高コントラスト、高輝度を実現しました。これにより、鮮烈な光の輝きや引き締まった深い黒を緻密に表現します。また、独自の光学設計により、個々のLED光が隣接部分へ拡散することを防ぎ、より細かい範囲での明暗のコントロールと高輝度化を可能にしています。

複数のLEDをブロック単位で駆動 従来の直下型LED部分駆動(イメージ)
複数のLEDをブロック単位で駆動
従来の直下型LED部分駆動(イメージ)
すべてのLEDを単独でコントロール Backlight Master Drive(イメージ)
すべてのLEDを単独でコントロール
Backlight Master Drive(イメージ)
2) 新開発 4K 高画質プロセッサーX1 Extremeの搭載

4K高画質プロセッサーX1に対し、従来比約1.4倍の処理速度を持ち、より優れたリアルタイム画像処理を実現。あらゆるコンテンツをまるで本物を見ているようなリアルな画質として描き出します。

I. さまざま映像をHDR映像相当にアップコンバートするHDRリマスター

それぞれのシーンの物体をオブジェクトごとに認識し、色やコントラストを補正。個々の物体の光沢感や質感を再現し、高精細で色彩豊かな、立体感のある映像を再現します。地上デジタル放送、インターネットコンテンツなど、さまざまなSDR映像をHDR映像相当にアップコンバートします。

HDRリマスターなし
HDRリマスターなし
HDRリマスターの効果(イメージ)
HDRリマスターの効果(イメージ)
II. ノイズが少なく、高精細な映像を作り出すデュアルデータベース分析

ソニーが培ってきた超解像データベースに加え、新たにノイズ低減処理専用のデータベースを採用。精細感を出す超解像処理と、ノイズ低減を高度に最適化してリアルタイムに処理することで、より低ノイズかつ高精細を両立した、映像表現が可能になりました。

デュアルデータ分析なし
デュアルデータ分析なし
デュアルデータ分析の効果(イメージ)
デュアルデータ分析の効果(イメージ)
III. 滑らかなグラデーション表現を可能にするSuper Bit Mapping 4K HDR

8ビット(SDR映像)や10ビット(HDR映像)の入力信号に対して、階調が14ビット相当の補完処理が施されるため、滑らかなグラデーションの表現が可能になりました。例えば、夕日の明るい部分と暗い部分の色のグラデーションがより自然になり、高品位な映像をお楽しみいただけます。

Super Bit Mapping 4K HDRなし
Super Bit Mapping 4K HDRなし
Super Bit Mapping 4K HDRの効果(イメージ)
Super Bit Mapping 4K HDRの効果(イメージ)
X-tended Dynamic Range PRO
3) つややかな光の輝きを再現する高コントラスト技術X-tended Dynamic Range PRO(エクステンディッドダイナミックレンジプロ)を搭載

ソニー独自のアルゴリズムに基づき、映像の暗い部分のLEDを消灯させ電流をおさえることで、明るい部分に電流を集中させ輝度をより向上させます。これにより高いコントラスト表現が可能になり、つややかな光の輝きを再現します。さらに、同サイズの従来機種※6と同等レベルの消費電力を実現しています。

  • ※6:X9500B、X9400Cシリーズとの比較において。
4) 豊かな色彩を再現する広色域技術 トリルミナスディスプレイを採用

色の再現領域を大幅に拡大し、色鮮やかな映像を映し出します。これにより、今まで表現しきれなかった繊細な色のニュアンスや、人肌のみずみずしい質感など、光の三原色である赤、緑、青をより深くし、中間色も自然かつ色彩豊かに再現します。

5) あらゆる映像を高精細な4K画質に描く4K X-Reality®PRO(エックスリアリティー プロ)を搭載

ソニーが培ってきたデータベース型超解像技術を元に、地上デジタル放送、インターネットコンテンツなど、あらゆるコンテンツを4K解像度にアップコンバートする超解像エンジン4K X-Reality PROを搭載しました。フルHD以下の映像を4K解像度へアップコンバートする際、ノイズを低減しつつ精細感を維持することで、地上デジタル放送なども高精細でよりリアルな表現と映像美を実現します。

2. さらに進化したテレビの視聴スタイル
1) より使いやすくなったユーザーインターフェース「番組チェック」
より使いやすくなったユーザーインターフェース「番組チェック」

番組の視聴中やアプリを利用している時でも、次に見たいコンテンツを選べる「番組チェック」がさらに進化しました。お好みのキーワード登録に加えて、新たにニュースやスポーツ、ドラマなど、一般的なジャンルカテゴリーの登録が可能となり、関連するコンテンツが自動で表示されるので、見たい番組やコンテンツをすぐに選択することができます。また、現在放送中の番組と次の番組を一括で表示するユーザーインターフェースに刷新。今まで以上に、見たいコンテンツにすぐアクセスできるようになりました。

2) 新しい体験を提供する豊富なアプリケーション

Android TV™機能では続々と新しいアプリが登場しており、今後もますます増えていく予定です。例えば、スポーツをライブとオンデマンドで楽しめる「DAZN(ダ・ゾーン)」、今夏の全国高校野球選手権大会本大会の映像や過去の名勝負を観戦できる「オンデマンド高校野球」、家族の予定を共有できる「ジョルテカレンダー for BRAVIA」、など新しいアプリがすでに登場しています。今後は「AbemaTV」などのアプリも対応予定です。
ブラビアのホーム画面の「おすすめアプリ」や、アプリ「Sony Select」がテレビならではのアプリを次々と紹介してくれるので、自ら探す必要もありません。

3. インテリアと調和する美しいデザイン・佇まい
1) 迫力の4K HDR映像に没入できる洗練されたデザイン

迫力の4K HDR映像への没入感を高めるため、画面とフレームの段差を極限まで削ぎ落とし、フレーム側面に入るスリットにはペールゴールドを採用することでフラッグシップモデルにふさわしい高級感のある佇まいを実現しています。さらに、背面カバーがネジ穴や端子をすべて隠し、格子状のデザインが背面カバーの存在を気づかせないような佇まいを実現しました。正面視からケーブル類が目立たないため、映像へ没入することが可能となっています。

迫力の4K HDR映像に没入できる洗練されたデザイン
2) すっきりしたケーブル収納

テレビ本体の背面構造と配線を工夫したことにより、ケーブルを背面にすっきり収納。洗練された佇まいを実現しました。どのアングルから見ても美しいデザインで、部屋のインテリアと調和し、設置場所の選択肢が広がるほか、清掃も容易です。

Z9Dシリーズの背面
Z9Dシリーズの背面
美しい佇まいを実現
美しい佇まいを実現
<先行展示のお知らせ>

『KJ-100Z9D』(100V型)を銀座・ソニーショールーム※7にて、9月24日(土)より展示します。
『KJ-75Z9D』(75V型)、および『KJ-65Z9D』(65V型)を、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、8月31日(水)より先行展示します。また銀座・ソニーショールームにて、9月24日(土)より展示します。

  • ※7:これまでの銀座・ソニーショールーム(東京都中央区銀座5-3-1)は、ソニービルの営業終了に伴い、8月28日で営業を終了しました。新たな銀座・ソニーショールームは、GINZA PLACEビル(東京都中央区銀座5-8-1)4-6階フロアに、9月24日よりオープンする予定です。
<予約受付開始日>

『KJ-75Z9D』(75V型)、『KJ-65Z9D』(65V型)は9月24日(土)より、全国の販売店にて随時予約受付開始予定です。
『KJ-100Z9D』(100V型)は11月下旬以降全国の販売店にて受注開始予定です。受注生産状況により納期は変動します。

  • 実際の予約受付日につきましては、各販売店により決定されます。
<主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください。>
型番(画面サイズ) 『KJ-100Z9D』 (100V型) 『KJ-75Z9D』 (75V型) 『KJ-65Z9D』 (65V型)
質量:kg
*標準スタンド含む設置時(フロアスタンド含む)
144.8(132.3) 45.1 35.7
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm
*標準スタンド除く
225.8×130.3×9.8 168.4×97.3×7.8 146.2×84.7×7.8
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm
*標準スタンド含む(フロアスタンド含む)
225.8(225.8)×139.3(171.8)×50.4(67.5) 168.4×104.7×27.8 146.2×92.0×26.8
消費電力(待機時):W 782(0.5) 443(0.5) 337(0.5)
年間消費電力量:kWh/年 555(スタンダード) 367(スタンダード) 298(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、フロアスタンド、音声検索機能付きリモコン、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式 標準スタンド、音声検索機能付きリモコン、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式 標準スタンド、音声検索機能付きリモコン、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式
対応壁掛金具 - SU-WL500 SU-WL450
4K放送/4K配信対応 スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、Netflix、dTV、YouTube スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、Netflix、dTV、YouTube スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、Netflix、dTV、YouTube

関連情報

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