プレスリリース

2018年1月19日
  • 新商品

カメラコントロールボックス『CCB-WD1』発売 および 『RX0』のソフトウェアをアップデート

多様な視点からの映像表現を実現する『RX0』の表現力を広げる
有線と無線によるマルチカメラソリューションを拡充

カメラコントロールボックス『CCB-WD1』
カメラコントロールボックス『CCB-WD1』

ソニーは、PCからLANケーブル経由でカメラコントロールが可能なカメラコントロールボックス『CCB-WD1』を発売します。本機は、プレミアムコンパクトRXシリーズの高画質技術を防水、堅牢※1な小型ボディに凝縮し、あらゆる場面で多様な視点からの自由な映像表現を実現するサイバーショット®『RX0』を用いた複数台撮影の可能性をさらに拡げるものです。また、無線LANのアクセスポイント経由で、スマートフォンやタブレットから操作可能※2な『RX0』の無線接続台数を拡大するソフトウェアアップデートを提供します。

『RX0』は、小型軽量で光軸を合わせやすい上下/左右対称の形状や画像の上下反転機能により、限られたスペースや天吊りなどで自由度の高い設置が可能。多視点撮影※3を実現する有線と無線によるマルチカメラソリューションを提供します。カメラコントロールボックス『CCB-WD1』を使用した有線ソリューション※4では、信頼性の高いカメラコントロールやファイルマネジメント、カメラ同期を実現。カメラコントロール信号を有線LANでIP化することにより、 離れた場所に設置した最大100台※5の『RX0』を手元にある一台のパソコンでリモートコントロールすることが可能です。無線ソリューション※6では、高い設置自由度をもつ『RX0』の特長を生かしながら、配線が不要で容易に複数台をコントロールできます。従来、『RX0』で最大5台までの対応であったモバイル機器からの無線マルチカメラコントロールに加え、アクセスポイント経由での接続にも対応することで、最大接続台数を50台※2までに拡大します。

多視点撮影やVR撮影、3D映像の撮影、バレットタイム(タイムスライス)撮影※7など、複数台のカメラを近接させる撮影にも最適な『RX0』と、有線・無線によるマルチカメラソリューションを組み合わせることで、クリエイターをはじめアイデアや意図を映像化したいという思いを持ったあらゆるお客様の創造意欲を刺激し、新しい映像表現を可能にしていきます。

型名 発売日 メーカー希望小売価格
カメラコントロールボックス 『CCB-WD1』 2月16日 70,000円+税

※ 受注生産品です。受注の予約は1月19日(金)13時より開始します。納期は販売店に確認ください。

  • *『RX0』で撮影した高画質作例は、こちらをご覧ください。
  • ※1:全ての状況において無破損、無故障、防水を保証するものではありません。
  • ※2:モバイルアプリケーションPlayMemories Moblie ver.6.2へのアップデートと『RX0』の本体ソフトウェアアップデート(共に近日公開予定)が必要です。準備が整い次第、商品情報サイトのお知らせにてご案内します。最大接続台数は使用されるアクセスポイント、スマートフォンやタブレット、電波環境、設置方法などによって異なります。50台まで接続検証済みです(当社試験条件による)。
  • ※3:様々な視点(方向)から被写体を撮影すること。
  • ※4:セキュリティ対策が施されたネットワーク環境でのみご利用ください。
  • ※5:『RX0』の本体ソフトウェアアップデート(近日公開予定)が必要です。準備が整い次第、商品情報サイトのお知らせにてご案内します。最大接続台数は使用される機器によって異なります。100台まで接続検証済みです(当社試験条件による)。
  • ※6:セキュリティ対策が施されたWi-Fi接続でのみご利用ください。
  • ※7:複数台のカメラを並べて、順に連続撮影もしくは同時撮影する手法。
  • ※更新:モバイルアプリケーションPlayMemories Moblie ver.6.2へのアップデートと『RX0』の本体ソフトウェアアップデート(Ver. 2.00)の提供を開始しました。(2018年1月31日付)
有線・無線マルチカメラソリューションの主な特長
1. 『CCB-WD1』による信頼性の高いカメラコントロールを実現する有線マルチカメラソリューション
小型形状によりコンパクトな構成の設置が可能
有線マルチカメラソリューションの撮影イメージ
有線マルチカメラソリューションの撮影イメージ

カメラコントロールボックス『CCB-WD1』は、カメラ本体『RX0』と同サイズの約59.0×40.5×29.8mm(幅×高さ×奥行)の小型形状で、質量は約90gです。この2つを対で組み合わせる※8ことにより、LANケーブル接続による安定したネットワーク環境を生かしたコンパクトな構成による設置が可能となり、映像制作の自由度と効率性が向上します。また、カメラコントロールボックスの制御信号をIP化することにより、 離れた場所に設置した最大100台※5のカメラを手元にある一台のパソコンで遠隔操作できます。

『CCB-WD1』の各種機能

カメラコントロール: パソコンのWebブラウザ※9を使って、カメラのライブビューを離れた場所で確認しながら撮影(静止画/動画/スーパースローモーション映像※10)や設定変更、電源ON/OFFの操作ができ、複数台の同時操作も可能です。

ファイルマネジメント: 設置したカメラには触れずに、カメラ内のメモリーカードに保存されたコンテンツをパソコンに取り込め※11ます。また、ファイル名変更機能により、複数台のカメラから取り込む際に発生しがちなファイル名重複のトラブルも回避します。

複数台のカメラ同期: カメラ同士のフレームタイミングを同期させるビデオシンク機能により、VR撮影やバレットタイム(タイムスライス)撮影※7など、複数の映像を繋ぎ合わせるコンテンツ制作の過程で発生する時間軸のズレを軽減します。同時に、タイムコードを同期するTCシンク機能※12により、編集の負担を軽減し効率的な映像制作ができます。

また、カメラコントロールボックスを用いてご自身で撮影設定、撮影方法などを自由にプログラミングすることができます。

  • ※8:『RX0』一台に対して『CCB-WD1』一台の構成となります。
  • ※9:推奨環境 OS: Windows 7/Windows 8.1/Windows 10、Mac OS X 10.11/mac OS 10.12-10.13、Webブラウザ: Google Chrome、Internet Explorer、Safari Webブラウザからコントロールする際の言語は、英語のみとなります。
  • ※10:音声は記録できません。Class10以上のマイクロSDXCまたはマイクロSDHCメモリーカードが必要です。撮影時はフォーカス、露出モード、フォーカスエリア、フレームレート等の撮影設定は固定されます。また、画質優先設定で240fpsを選択した場合、フルHD相当の画質で記録できます。
  • ※11:転送できるファイルサイズは、1ファイルあたり最大4GBまでです。
  • ※12:動画記録のMP4とHFR撮影モードでは、タイムコード同期はできません。
2. 設置自由度の高い無線マルチカメラソリューションの進化

設置自由度の高い『RX0』の特長を引き出す無線マルチカメラソリューションは、PlayMemories Moblie※2をインストールしたスマートフォンやタブレットからの無線マルチカメラコントロールに加え、アクセスポイント経由での接続にも対応し、操作できる台数を従来の最大5台から最大50台※2まで拡大します。
また、一括電源ON/OFF※13、リストビュー表示、グルーピング機能など多台数撮影時に便利な機能も追加します。

  • ※13:Bluetooth®接続が必要です。最大接続台数は使用するスマートフォンやタブレットの性能によって異なります。
主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください。
  • サイバーショット、PlayMemories Mobileは、ソニー株式会社の商標です。
  • その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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