プレスリリース

2019年6月12日
  • 新商品

世界最軽量※1の焦点距離600mm F4レンズ
スポーツ・野生動物などのプロ向け 大口径超望遠単焦点レンズGマスター 『FE 600mm F4 GM OSS』発売

〜高速・高精度AF※2と高解像、美しいぼけ描写を実現〜
大口径超望遠単焦点レンズ Gマスター 『FE 600mm F4 GM OSS』
大口径超望遠単焦点レンズ Gマスター 『FE 600mm F4 GM OSS』

ソニーは、35mmフルサイズ対応のα (Alpha) Eマウントレンズとして大口径超望遠単焦点レンズGマスター『FE 600mm F4 GM OSS』を発売します。本レンズは、最新のメカニカル・光学技術により、高速・高精度・高追従AF(オートフォーカス)※2性能と、Gマスターならではの高い解像性能および自然で美しいぼけ描写を、焦点距離600mm 開放F値4のレンズとして世界最軽量※1(3,040g)で実現します。あわせて、プロフェッショナルの撮影を支える高い操作性と堅牢性を備え、スポーツや野生動物、報道などの撮影現場において、躍動的かつ決定的な瞬間を高画質に収めたいというプロフェッショナルの要望に応えます。

『FE 600mm F4 GM OSS』は、様々なスポーツや野生動物の撮影において必要とされる焦点距離600mmの超望遠単焦点レンズで、Gマスターのレンズとして10本目、ソニーのEマウントの交換レンズとして51本目※3となります。昨年発売の『FE 400mm F2.8 GM OSS』に加え、本レンズを導入することで、スポーツをはじめとするプロフェッショナルの期待に沿う商品群の充実を図っていきます。

  • 『FE 600mm F4 GM OSS』で撮影した高画質作例は、Sony Photo Galleryをご覧ください。
  • 『FE 600mm F4 GM OSS』の機能紹介動画は、Sony Camera Channelをご覧ください。
商品名 型名 受注開始日 メーカー希望小売価格 出荷開始
デジタル一眼カメラα Eマウント用レンズ 『FE 600mm F4 GM OSS』SEL600F40GM 6月18日 1,795,000円+税 7月下旬より順次

※ 受注生産品です。受注受付は6月18日(火)10時より開始します。
  納期は受注生産状況により変動します。状況により、受注開始日初日のご注文分から、お届けが10月以降となる場合があります。

主な特長

スポーツや野生動物、報道などの撮影を行うプロフェッショナルに必要とされる超望遠600mm開放F値4の大口径レンズを、Eマウントの超望遠単焦点レンズとして初めて発売します。レンズのフォーカス駆動部には、ソニー独自の高推力なXD(extreme dynamic)リニアモーターを2基搭載し、本レンズに最適化されたAFアルゴリズムとあわせ、プロフェッショナルが求める高速・高精度かつ静粛な高性能AF※2を実現。動きの速いスポーツや俊敏な野生動物などの一瞬の動きを超望遠で捉え続けます。

本レンズは、ソニーの最先端技術を投入するGマスターの高い設計基準により、画面中心から周辺部まで高い解像性能を実現します。新開発の大口径超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズや蛍石レンズ※4 3枚などを効果的に配置し、大口径望遠レンズで発生しやすい球面収差や色収差を良好に補正しています。加えて、レンズ本来の性能を引き出すために、製造工程においては、各レンズの諸収差が良好な状態になるようレンズ1本毎に徹底した調整を行い、Gマスターならではの高い解像性能と美しいぼけの両立を実現しています。

ソニーが培ってきた最新のメカニカル・光学技術を活用し、鏡筒全体の重量バランスに配慮した新規光学設計と、軽量かつ堅牢性の高いマグネシウム合金製部品を鏡筒本体の外装をはじめ全面的に採用することにより、3,040gの軽量設計を実現しています。さらに鏡筒前方の軽量化により、カメラ本体と組み合わせた際の重量バランスが最適化され、回転運動に対する抵抗の大きさを表す慣性モーメントを低減※5します。一脚撮影時および手持ち撮影時のいずれにおいても、俊敏かつ正確なパンニング(横方向の旋回)が可能です。

本レンズは、軽量設計等による高い機動力、優れた描写性能に加え、プロフェッショナルの撮影を支える高い操作性と堅牢性を備えます。

  • 11枚羽根円形絞りを採用することで、自然でやわらかい円形ぼけを実現
  • 1.4倍テレコンバーター『SEL14TC』と2倍テレコンバーター『SEL20TC』装着時※6においても、高い描写性能とAF性能を実現
  • フレアやゴーストを抑制する独自のコーティング技術であるナノARコーティングを採用
  • 屋外の様々な撮影環境にも耐えられる、防塵防滴※7に配慮した設計
  • 汚れが付きにくく、また付着しても落としやすいフッ素コートをレンズ最前面に採用
  • MF(マニュアルフォーカス)リングを回すことで、AF-Cモードで撮影中もMF操作が可能なフルタイムDMFモード搭載
  • MF時の繊細なリング操作にも反応の良い「リニア・レスポンスMF」を採用
  • 瞳AFなどの機能を割り当てることができるフォーカスホールドボタンを4つ搭載
  • 動体撮影時のフレーミングの安定を重視し、手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3※8を搭載
  • プリセットフォーカスとファンクション※9の2つのモードを切り替えて操作可能なファンクションリングを搭載
    (ファンクション設定時には、カメラ本体のメニューから割り当てることができる機能を選択可能)
  • トランクタイプの専用ハードケースを付属
  • ※1:35mmフルサイズセンサー搭載デジタルカメラ用の焦点距離600mmF4交換レンズとして。2019年6月12日広報発表時点。ソニー調べ。
  • ※2:NEXシリーズと『α5000』『α5100』、『α7』『α7R』『α7S』では、AFの一部機能に制限があります。詳しくはサポートサイトをご覧ください。
  • ※3:『FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS』(同日発表)およびコンバーターレンズを含みます。販売終了モデルは含みません。
  • ※4:赤外領域から紫外領域にわたり高い透過率を有し、色収差の補正と軽量化に大きく貢献する結晶素材を使用したレンズです。
  • ※5:慣性モーメントの数値が小さいほど少ない力でカメラを動かせます。
  • ※6:最大1200mm、APS-Cサイズイメージセンサー搭載のデジタル一眼カメラ装着時では最大約1800mm相当(35mm判換算値)の望遠域をカバーします。開放絞り値はそれぞれF5.6/F8となります。カメラ本体との機能互換性の詳細については、ソニーサポートサイトでご確認ください。
  • ※7:防塵防滴に配慮した構造となっていますが、埃や水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
  • ※8:MODE3を使用するには、『α9』、『α7R III』、『α7 III』の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする必要があります。
    その他のカメラ本体との機能互換性の詳細はサポートページをご覧ください。
  • ※9:ファンクションモードの場合は初期設定でパワーフォーカス機能がアサインされています。『α9』の本体ソフトウェアを最新のバージョンにアップデートする事で 『α9』装着時にAPS-Cサイズとフルサイズの切り替え機能のアサインが可能となります。その他の機能互換性や、その他のカメラ本体との機能互換性の詳細はサポートページをご覧ください。
<先行展示のお知らせ>

『FE 600mm F4 GM OSS』を、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座にて、2019年6月13日(木)から6月23日(日)の期間で展示します。なお、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神においては、期間を限定して展示する予定ですが、日程の詳細については、ソニー商品情報サイトの先行体験・展示一覧ページにて決定次第ご案内予定です。

<主な仕様や詳細に関しては、下記の商品サイトからご確認ください>
  • ※:α、Alpha、Gマスターは、ソニー株式会社の商標です。
  • ※:その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報

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