ソニーは、高速撮影性能や高いAF性能を備えながら、スポーツや報道撮影のプロフェッショナルのワークフローをサポートする高速通信性能が進化したα™(Alpha™)レンズ交換式デジタル一眼カメラ『α9 II』を発売します。
本機は、『α9』の無音・無振動の電子シャッターによる高速20コマ/秒※1のブラックアウトフリー連続撮影※2に代表される革新的な高速撮影性能に加え、プロの現場での撮影から納品までのワークフローを強力にサポートするため、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現したフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラです。併せて、プロの要望に応え、堅牢性や操作性などを一層強化しています。
ソニーは、『α9』や超望遠600mmおよび400mmなどのGマスター™のレンズ群の拡充により、これまで撮影することができなかったような表現を追求するプロを中心として、最大60回/秒※3のAF/AE演算処理によるAF/AE追従最高20コマ/秒※1のブラックアウトフリー連続撮影※2や、解像性能と美しいぼけの両立を高い次元で実現した描写性能など、ソニー独自の価値を提案してきました。
当社は、今後もお客様の期待に応え、その声を反映しながら、αシステムの開発を続けてまいります。
商品名 | 型名 | 発売日 | 価格 |
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デジタル一眼カメラα | 『α9 II』 ILCE-9M2 (Eマウント) | 11月1日 | オープン価格 |
予約販売の受付は10月9日(水)10時より開始します。
現場のプロからの要望に応え、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送、転送時の使い勝手の強化など、大幅に利便性を向上させました。最高1Gbpsの高い転送速度を実現する規格1000BASE-Tに対応したLAN端子を内蔵し、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現しています。デスクトップアプリケーション「Remote Camera Tool」(リモートカメラツール)※4を用いたPCリモート(テザー)撮影において、レリーズタイムラグ、ライブビュー画面遅延などを抑えた、快適な撮影が可能です。また、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)規格に対応し、SSLまたはTLSで暗号化したデータ転送ができるため、高いセキュリティーを確保します。本体内の無線LAN(Wi-Fi®)機能は「IEEE 802.11ac」規格にも対応し、『α9』同様の2.4GHzに加え、5GHz帯域での高速なデータ転送も可能になりました。
新たに音声メモ機能を搭載することで、撮影現場にて撮影シーンや位置などの情報を音声データとして画像に付与し、納品時に活用できます。また、「Imaging Edge™」のモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」(トランスファーアンドタッギングアドオン)※5を使って、『α9 II』からモバイル機器に画像と音声データ(WAVEファイル)を転送し、音声を自動でテキスト化※6してIPTCメタ情報※7として画像に埋め込むことが可能です。さらに、本モバイルアプリケーションに新たに搭載された、サーバーへの自動FTPアップロード機能と組み合わせることで、モバイル機器を操作することなく、テキスト化された音声データ付き画像をサーバーに納品できます。『α9 II』 は、撮影から納品までのスピードが求められるスポーツや報道系のプロフォトグラファーのワークフローの効率化を実現します。
有効約2420万画素のメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™(エクスモアアールエス)と、最新の画像処理エンジンBIONZ X™(ビオンズ エックス)との組み合わせにより、最高20コマ/秒※1のブラックアウトフリー連続撮影※2や最大60回/秒※3の演算によるAF/AE追従、最高1/32000秒※8の歪みを極限まで抑えるアンチディスト−ションシャッター※9などの高速性能を備えます。20コマ/秒連写でJPEG約361枚※10/圧縮RAW約239枚※11の連続撮影が可能で、スポーツ撮影などにおいて、被写体の一連の動きを捉えることができます。また、メカシャッターを使用した際も新たに最高約10コマ/秒の高速連写が可能になったほか、蛍光灯などの人工光源の点滅によるフリッカーの影響が少ないタイミングを検出し、シャッターを切ることができるフリッカーレス撮影※12にも対応しました。
AF性能においては、693点の像面位相差AFセンサーを撮像エリアの約93%に高密度に配置。加えて、AFアルゴリズムを本機のために最適化したことにより、安定したフレーミングが難しいシーンや動きと速度に緩急のある動体に対しても、追従安定性と精度の向上を実現します。さらに、AI※13を用いて動体を高精度に追従し続けるリアルタイムトラッキングと即時に瞳情報を検出しフォーカスを合わせ続けるリアルタイム瞳AFにも対応しています。リアルタイムトラッキングでは、被写体が人物の場合は自動で瞳AFによるフォーカスの追従を行い、被写体の顔が見えていない場面や被写体が人物以外の場合でも、色、模様、距離情報などから物体認識を行い撮影被写体を自動で追尾。撮影対象のフレーミングに集中しやすくなります。
約678g※14の小型・軽量ボディに、プロの高いレベルの要求にも応える撮影機能や性能を凝縮。厳しい環境下において躍動的かつ決定的な瞬間を収めたいプロの撮影を支えます。
今回の新商品をソニーショールーム/ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、10月12日(土)より展示します。また、10月12日(土)・13日(日)にソニーシティ大崎で開催されるα Universe 2019 PREMIUM EVENTにおいても、展示します。※
※台風接近による天候悪化が予想されるため、α Universe 2019 PREMIUM EVENTは、10月12日・13日とも開催を中止いたします。(2019年10月11日改訂)
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