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ソニーマーケティング学生ボランティアファンド

トップ過去の助成対象一覧第7回 助成対象グループ発表講評

講評

全体的な応募の状況

第7回「ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」には、総数85件(有効件数84件)の応募がありました。大学別には、国立大学 22大学・公立大学3大学・私立大学 36大学、合計 61の大学から応募がありました。

審査方法

予備審査、次いで本審査を経て、対象グループ活動Aコース(25万円を上限)16件、Bコース(10万円を上限)9件、合計25件を決定しました。

<予備審査>

 次の3つの評価基準に基づき書類審査を行い、対象を絞りました。


  1)応募要綱の「応募資格」に合致しているか
  2)応募要綱の「応募活動」の活動実施期日、報告会への参加条件を満たしているか
  3)費用明細が記されているか、また明細が適切か


<本審査>

 予備審査で選出された団体につき、次の3つの項目を評価基準とし、A=3点、B=2点、C=1点で採点しました。5名の審査委員による評価合計点を基準に、総合的な評価を加え25グループの活動をファンドの対象として決定しました。


  1)活動のユニーク性
  2)創造性、チャレンジ性
  3)企画が自己満足に終わっていないか、プログラムに社会性はあるか

応募企画に関する講評

これまでの6回にわたる応募グループの活動とともに今回の応募を振り返ると、活動の継続、グループ規模の拡大、複数校の学生の交流の広がりなど、学生のボランティア活動が確実に根付き全国に広がっていることを実感します。
一方、新たにグループを立ち上げ、またこれまでにみられない活動に取り組むグループも次々と現れ、学生ボランティア活動への運営側の期待は年々大きく膨らんでいます。

分野別の応募状況では、これまでと同様に海外を含む国際支援活動への学生の関心は高く、教育・啓発から社会インフラ整備と国や地域の事情に合わせた支援活動が継続して考えられています。
国内を拠点とする活動では、昨今の社会的課題である「環境」「子供・教育」をテーマとする活動はもちろんのこと、これまで社会の隙間に置かれた草の根活動やジェンダー問題のような難しいテーマに取り組むなど、学生ならではの自由でユニークな発想が見られ、国内でもまだまだやるべきことがあると気付かされます。

学生自らが考え・企画し、積極的に社会に関わろうとする姿勢を大事にするとともに、来年6月に予定される報告会ではその経験や成果から成長する姿を共有することで、当ボランティアファンドの継続した活動に繋げてまいります。

2007年12月20日 SMOJ学生ボランティアファンド事務局

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