ソニーラジオカセットコーダー CFM-A50 声の取扱説明書
この度はソニーラジオカセットコーダー CFM-A50 (以下ラジカセと略します)をお買い上げいただきありがとうございます。
このラジカセは、だれにでも簡単に扱えるラジオつきカセットコーダーです。
この製品についてのご質問、お問い合わせは、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、またはお客様ご相談センター、お買い上げ店までお尋ね下さい。お客様ご相談センターへのお問い合わせは、次の3つの方法からお選びくださいますようお願い致します。
・全国どこからでも市内通話料金でご利用いただける「ナビダイヤル」を利用される場合:0570-00-3311
・携帯電話、PHS、一部のIP電話等、ナビダイアルがご利用になれない場合: 03-5448-3311
・FAXを利用される場合:0466-31-2595
受付時間は、月曜日から金曜日は9:00から20:00、土曜日・日曜日・祝日は9:00から17:00です。
はじめに、この「声の取扱説明書」の使い方についてです。
このテープはラジカセの基本的な扱い方を説明しています。
この取扱説明書では次の項目について説明しています。
1)各ボタンの位置と働き
2)電源を準備する
3)ラジオを聞く
4)テープを聞く
5)録音する
6)使用上のご注意
すべてA面に入っています。
このテープには説明の区切りごとに信号が入っています。
(SE:〜)を目安に聞きたい音の頭出しができます。
1)各ボタンの位置と働き
向かって手前の面の左側にある広いツルツルした部分、これはカセット蓋です。カセットが入っているとカセットの蓋の突起部が持ち上がります。
手を触れただけでわかります。向かって手前の面の右側の広い金属の網状の部分、これはスピーカーです。スピーカーの上のツルツルした四角い部分が、内蔵マイクです。
次に上面を確認してください。
左側に2列のボタン群があります。これらはカセット操作のためボタンです。手前の列は左から順に停止とテープ取り出しの兼用ボタンです。その隣りが、三角形のマークのある再生ボタン。
そして、丸い遅聴き再生ボタンです。このボタンを押すと再生スピードを15%遅くして聞くことができます。もとのスピードに戻すには、もう一度このボタンを押してください。
向こう側の列は左から順に一時停止ボタン、少し離れて早送りボタン、巻き戻しボタン、少し離れて録音ボタンです。このボタンの右側に、つまみやスイッチがあります。
今、確認したボタンのすぐ右側の手前に横長のラジオ/テープ切換スイッチがあります。
向こう側に倒すとラジオやテレビの音を聞くことができます。手前に倒すと、ラジオやテレビの音を止め、カセットを聞くことができます。
さらに右側に聴きやすさ調整つまみがあります。聴きやすさ調整つまみの上に聴きやすさ入切スイッチがあります。
ご自分の聞きやすい音に調整したいときはまず、聴きやすさ調整スイッチを左側にして聴きやすさ調整つまみで合わせてください。もとの音に戻すときには、このスイッチを右にしてください。
そして聴きやすさ調整つまみの右には音量つまみがあります。
音量つまみの右上つまりラジカセの右端中央に四角いバンド切り換えスイッチがあります。一番手前が AM、真ん中がFMとテレビの1〜3チャンネル、一番向こう側がテレビの4〜12チャンネルまでです。バンド切り換えスイッチの右、つまりラジカセの右側面に選局つまみがあります。今、確認したボタンなどの向こう側にツルツルした周波数表示窓があります。周波数表示窓の左側には親指の先程の照明ボタンがあります。
その左上にイヤホンジャックがあります。イヤホンジャックの向こう側にはFMやテレビ音声を聞くときに使うアンテナがあります。
2)電源を準備する
家庭用電源か乾電池いずれかを選んで、お使いになれます。録音するときは消費電力が大きいため家庭用電源をお奨めします。
ラジカセの裏面をこちら側に向けておいてください。家庭用電源を準備するにはまず、電源コードの一方を向かって右側のAC IN端子に差し込んでください。次に電源コードのもう片方を壁のコンセントに差し込んでください。
乾電池は単1のものを4本ご用意ください。乾電池入れはこの面の左側にあります。
真ん中より左側に指の入る部分があります。上側の窪みに指を掛け、これを引き上げると電池蓋が開きます。蓋の中のバネ側に電池のマイナスが来るように、上下とも2個ずつ入れます。4本とも入れたら電池蓋を閉めてください。
電池の持続時間はアルカリ乾電池LR20を使用した場合、テープ再生で約20時間、FM録音で35時間です。乾電池が消耗したら4本すべて新しいものとお取り換えください。
3)ラジオを聞く
手前中央にあるラジオ/テープ切換スイッチを向こう側へ倒してください。ラジカセの右端中央にバンド切換スイッチがあります。
AMを聞くときは一番手前に、FM/テレビの1から3チャンネルは真ん中に、テレビ4から12チャンネルは一番向こう側にしてください。
周波数は選局つまみを回して選んでください。手前に回すと周波数の低いほうへ、向こう側へ回すと高いほうへ移ります。選びたい局が一番良く聞けるところで、レバーを止めてください。
イヤホンで聞くには、イヤホンジャックにイヤホンを差し込んでください。音量を調節するには、手前右側の音量つまみを回してください。ラジオを消すにはラジオ/テープ切換スイッチを手前に倒してください。
FMまたは、テレビの受信状態を良くするには取っ手部の向こう側にあるアンテナを左先からつまみあげ、向きを変え、受信状態の良い位置で止めてください。AM受信状態を良くするには、本体の位置を変えてください。
4)テープを聞くには
ラジオ/テープ切換スイッチを下にしてください。停止/取り出しボタンを押し、テープをテープ面を上にして入れます。
録音、再生にはノーマルテープをご使用ください。テープを聞くには再生ボタンを押してください。手を触れただけで分かります。
再生を止めるには、停止/取り出しボタンを押して下さい。早送りをするには早送りボタンを押してください。巻き戻しをするには、巻き戻しボタンを押してください。再生を停止するには、一時停止ボタンを押してください。もう一度押すと、再生が再開します。
カセットを取り出すには、停止/取り出しボタンを押してください。
5)録音する
カセットを入れます。ラジオを録音するには、録音したい局を選びます。
内蔵マイクを使って録音するには、ラジオ/テープ切換スイッチを手前、テープ側にします。録音するには、ラジオ/テープ切換スイッチの左斜め上にある録音ボタンを押してください。音量や音質を変えても録音される音は変わりません。内蔵マイクで録音している時はイヤホンで聞くことはできません。録音を止めるには、停止/取り出しボタンを押して下さい。録音を一時停止するには、一時停止ボタンを押してください。もう一度押すと、録音が始まります。
6)使用上のご注意
本機スピーカーには強力な磁石を使っていますので、以下のものには本機の隣りには置かないでください。時計、クレジットカードのような磁気カード、カセットビデオテープの様な磁気テープです。
カセットデッキを長い間使わない時には始めに数分間、再生状態にして、ならし運転をしてください。
大切な録音を守りたい時は、カセットテープのツメを折ってください。録音できなくなります。90分テープは薄く伸びやすいテープです。長時間の使用には便利ですが、小刻みな走行、停止、早送り、早戻しなどを行いますと、テープが機械に巻込まれる可能性があるので、ご注意下さい。
以上で、ソニーラジオカセットコーダー CFM-A50 声の取扱説明書を終わります。