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声の取扱説明書

ソニー ラジオ ICF-B02(ビーゼロツー)「声の取扱説明書」


この度は、ソニー ラジオ ICF-B02(以下「手回しラジオ」と略します)をお買い上げいただき、ありがとうございます。
この手回しラジオには、次のような特長があります。

・手回し充電機能付きの非常用ラジオです。乾電池がなくても、ラジオやライトが使用できます。
・携帯電話も充電できます。手回し充電、乾電池からの充電、のどちらも可能です。
・ラジオは、FM放送、AM放送を聞くことができます。
・ライトは、2種類装備しています。懐中電灯のように使えるスポットライトと、停電時などに明かりとして使えるソフトライトです。
・水しぶきに強い防滴設計です。少量の雨など、水しぶきから本体を守ります。
・付属品として、もしもの時に役立つホイッスルと、持ち運びに便利なハンドストラップ、本体と付属品をすべて収納できる専用キャリングポーチ、そして携帯電話接続用のプラグ付きコードとプラグアダプターが付いています。

尚、手回し充電の利用可能時間の目安は、約1分間、約120回転で手回し充電した場合、
・FM放送受信で約40分、AM放送受信で約60分、
・ライトの点灯は、約15分、
・携帯電話の充電は、連続待ち受けで約90分、連続通話で約3分、
となります。

この「声の取扱説明書」では、次の4項目を説明しています。
1. 各部の位置と働き
2. 電源を準備する
3. ラジオを聞く
4. 携帯電話を充電する

そのほかの項目については、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、またはソニーの相談窓口、お買い上げ店へお問い合わせください。
ソニーの相談窓口へのお問い合わせは、「使い方相談」と「修理相談」で番号が変わります。
使い方については、「使い方相談窓口」フリーダイヤル0120-333-020へお問い合わせください。携帯電話、PHS、一部のIP電話ではフリーダイヤルをご利用いただけないため、0466-31-2511へお問い合わせください。
電話がつながると、音声ガイダンスが流れます。最初のガイダンスが流れている間に、「304」を押し、次に「#(シャープ)」を押すと、直接、担当窓口へおつなぎします。

修理については、「修理相談窓口」フリーダイヤル0120-222-330へお問い合わせください。携帯電話、PHS、一部のIP電話ではフリーダイヤルをご利用いただけないため、0466-31-2531へお問い合わせください。
電話がつながると、音声ガイダンスが流れます。最初のガイダンスが流れている間に、「304」を押し、次に「#(シャープ)」を押すと、直接、担当窓口へおつなぎします。

では、基本的な取り扱い説明を、4項目に分けて説明します。

1. 各部の位置と働き


まず、大きなつまみが2つある側面を右側に、ざらざらした五角形の面がある方を手前に向けて置いてください。これが本体表面となります。

表面の、ざらざらした五角形の部分がスピーカー部で、その上に選局表示窓があります。
スピーカー部の左側から下側にかけて、本体の凹み(くぼみ)に収まっているのが、手回し充電用のハンドルです。
ハンドルは、本体を向こう側に倒すことで、底面から手前に引き出すことができます。
このハンドルを回すことで、内蔵充電池の充電ができます。
手回し充電については、「2-1. 手回し充電をする」で詳しく説明します。

はじめに、ラジオの操作つまみが集中的に配置された、右側面の説明をします。
右側面の一番上にある大きなつまみは、選局つまみです。
その下やや手前の、少し小さなつまみが、電源・バンドスイッチです。
電源・バンドスイッチは3段階になっていて、一番上にするとFM、真ん中にするとAM、一番下にすると電源が切れます。
この電源・バンドスイッチでFMかAMかを選び、上にある選局つまみを回して聞きたい放送局を受信します。

電源・バンドスイッチの下の大きなつまみが、音量つまみです。
手前に回すと音量が小さくなり、向こう側に回すと音量が大きくなります。

次に、左側面の説明をします。
一番上にある丸い部分は、スポットライトです。
スポットライトの丸い枠の上側の突起が、ライト切り換えスイッチです。
ライト切り換えスイッチは、3段階になっていて、スイッチを手前にするとスポットライトが点灯します。真ん中にするとライトの電源が切れ、向こう側にするとソフトライトが点灯します。ソフトライトにすると、本体上部の中央2/3を占める部分が、ほんのり明るく点灯します。

スポットライトの下2cmぐらいのところに、ゴムのふたで塞がれた部分があります。
つめなどで引っ掛けてゴムのふたを上から開けると、2つの端子があります。
手前がイヤホン端子、向こう側が携帯電話の充電用端子です。
ゴムのふたは、下側が本体にくっついているので、取り外すことはできません。
イヤホン端子には、別売りのイヤホンを差し込んでお使いください。
イヤホンを差し込むと、スピーカー部から音が出なくなります。
携帯電話の充電用端子には、付属のプラグ付きコードのL字型プラグをつなぎます。
携帯電話の充電のしかたは、「4 携帯電話を充電する」で詳しく説明します。
この2つの端子を使わないときは、防滴のため、必ずゴムのふたを閉めておいてください。

最後に、本体裏面の説明をします。
本体裏面を手前に向けて置いてください。
その面の上部にロッドアンテナがついています。
通常は本体に収まっていますが、良い受信状態でFM放送を聞くには、アンテナの右側を持って上に押し上げ、長さや向き、角度を変えてください。
AM放送の場合はアンテナを使わず、本体の向きを変えてください。

アンテナの右下に、幅1cmぐらいの横長のスイッチがあります。
これが電源切換スイッチで、手回し充電した内蔵充電池を使うか、別売りの乾電池を使うかを切り換えます。
スイッチを水平にすると充電池、右端を下に下ろすと乾電池に切り換わります。

2. 電源を準備する


ここでは、「2-1. 手回し充電をする」、「2-2. 乾電池を入れる」、の2項目について説明します。

2-1. 手回し充電する


スピーカー部の下側から手回し充電用のハンドルを引き出し、カチッと音がして反対側に止まるまで倒します。
このハンドルを回すことで、内蔵充電池の充電ができます。
たとえば、本体を左手に持ち、右手でハンドルを回すといった方法が便利です。
回す方向はどちらでも構いませんが、一方向に回してください。
はじめはゆっくり回し、徐々に早く回します。
ハンドルの付け根の上にある充電インジケーターが、緑色に点灯する速さで回し続けてください。回す速度は、1秒間に2-3回が目安です。
手回し充電の利用可能時間の目安は、約1分間、約120回転で手回し充電した場合、
・ FM受信で約40分、AM受信で約60分 、
・ ライトの点灯は、約15分 、
となります。

2-2. 乾電池を入れる


乾電池は別売りです。単4形乾電池を2本ご用意ください。
携帯電話の充電を行う場合は、必ず単4形アルカリ乾電池をご使用ください。
マンガン乾電池では、ラジオやライトは使えますが、充電はできません。
乾電池入れは、裏面の左下にあります。乾電池入れのふたを開けるには、左下の最下部にある、小さな突起に指をかけて押し下げ
ます。ふたの上部は本体にくっついているので、ふたの下部を上側に開く形で開きます。
2本の乾電池は、並べて入れます。バネ側に電池のマイナス面がくるように、入れてください。
乾電池を入れたら、ふたを閉めてください。

乾電池の持続時間の目安は、ソニー単4形アルカリ乾電池を使用した場合、
・ FM受信で約40時間、AM受信で約50時間 、
・ ライトの点灯は、約30時間、
となります。
乾電池が消耗したら、2本とも新しいものと交換してください。

3. ラジオを聞く


スピーカー部を手前にして、本体右側面の真ん中にある、電源・バンドスイッチで、FMまたはAMを選びます。
FMの場合は、スイッチを一番上に、AMの場合はスイッチを真ん中にします。
次に、右側面の上部にある選局つまみを回して、聞きたい放送局を受信します。
選局つまみを手前側に回すと周波数が小さくなり、向こう側に回すと周波数が大きくなります。
はっきり受信できるように選局つまみを合わせます。
手前面左にある充電用ハンドルの付け根の右上に小さな同調ランプがあり、放送を受信すると赤く点灯します。

4. 携帯電話を充電する


NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話を充電できます。
機種によっては充電できないものもあります。付属の「ICF-B02対応機種一覧表」、または、ソニーの相談窓口、お買い上げ店でご確認ください。PHSの充電には使用できません。

では、充電の手順を説明します。
あらかじめ、携帯電話の電源は切っておいてください。

まず、付属の3種類の充電プラグアダプターから、お使いの携帯電話に合うタイプを選びます。
お使いの携帯電話の種類が
・ NTTドコモ mova(ムーバ)、ソフトバンクをお使いの場合は、一番縦長のプラグを、
・ NTTドコモ FOMA(フォーマ)、ソフトバンク3Gをお使いの場合は、平らな面が上下になるように置いて、左右に押し込む突起があるプラグを、
・ auのcdmaOne(シーディーエムエイワン)をお使いの場合は、左右に押し込む突起がないプラグを、選んでください。

お使いの携帯電話に合うプラグアダプターを選んだら、プラグアダプターの細長い端子側を携帯電話に差し込みます。
次に、付属のプラグ付きコードをつなぎます。
本体左側面の下にあるゴムのふたを外し、向こう側の携帯電話の充電用端子に、L字型プラグをつなぎます。
もう一方のプラグを、携帯電話に差し込んでいるプラグアダプターにつなぎます。
本体右側面の真ん中やや手前にある、電源・バンドスイッチを、一番下側の「ラジオ 切(携帯充電)」にします。
最後に、充電元の電源を選びます。
本体裏面のアンテナの右下にある、電源切換スイッチで切り換えます。
手回しで充電したいときは、上側の「充電池(手回し充電)」にし、乾電池から充電したいときは、下側の「乾電池」にします。

携帯電話の持続時間の目安は、
・ 約1分間、約120回転で手回し充電した場合は、連続待ち受けで約90分、連続通話で約3分、
・ ソニー単4形アルカリ乾電池から約1時間充電した場合は、連続待ち受けで約10時間、連続通話で約20分、
となります。

万一、本製品の使用により生じた携帯電話のメモリーデータ消失や通話不能などの損害、および逸失利益または第三者からのいかなる請求についても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

この内容は、2009年12月現在のものです。
なお、製品を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ず取扱説明書をご確認ください。

以上で、ソニー ラジオ ICF-B02「声の取扱説明書」を終わります。
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