ATRACやMP3(*1)のほか、リニアPCM録音に対応。CDの音楽情報を非圧縮で高音質のままHDDに記録できます。内蔵するCDプレーヤーやFM/AMチューナーのほか、アナログ入力やデジタル入力に接続した機器からも録音可能。たとえば、衛星デジタル放送のリニアPCM音楽番組も録音できます(*2)。250GBのHDDに、最大40,000曲(*3)、リニアPCMでもCD約380枚分(*4)の曲をストックできるので、たくさんコレクションした音楽CDを、まとめて収録できます。
FM/AMチューナー内蔵なので、ラジオ番組の受信や録音が手軽に行えます。録音時には、ラジオ番組の「音楽部分」と「トーク部分」を自動で分類。もちろん、自動分類をしない通常のラジオ録音もできます。タイマー録音の登録は最大10件まで対応。毎日・曜日指定・日付指定などの設定もできます。
HDD内には、約35万ものアルバムタイトル情報を収録。曲タイトルが自動で入力されます。最新のタイトル情報もインターネット経由で自動取得。また、カセットテープなどのアナログ外部音源や、CSチューナーなどのデジタル入力からの外部音源でも、波形データから曲を識別し、曲タイトルの自動入力が可能(*)。手間をかけることなく、大量の楽曲データを整理できます。
大容量のデータに高速でアクセスできるHDDだから、貯めた音楽から聴きたい曲を素早く再生。パソコンのように起動に時間がかからず、CDを入れ替える手間もないので、聴きたいときにすぐに音楽が楽しめます。楽曲の検索もリモコンでスムーズに操作できます。
HDDに貯めた楽曲を、ソニー独自の12音解析技術で25チャンネルに自動分類(*1)。自分だけのオリジナルチャンネルを作成し、気分や雰囲気、時間帯に合わせて音楽を楽しめます。チャンネルの変更も、ラジオを聴くような感覚で使える手軽なリモコン操作。チャンネル変更時は曲のサビ部分(*2)から再生するので、チャンネルの雰囲気もすぐにわかります。
「おまかせチャンネル」再生中に、リモコンの「MIXチャンネル」専用ボタンを押すと、再生中の楽曲と「同じアーティスト」「同じ年代」「雰囲気が似た曲」を集めて再生。
インターネットに接続するだけで、新譜情報や音楽ランキングなどをスクロール表示(HDDファンクション選択時)。最新の音楽情報を入手でき、ワンボタン操作で試聴もできます。
USB端子を使って、“ウォークマン”、PSP(R)、携帯電話(*1)、USBストレージなどに楽曲データを転送できます。“ウォークマン”なら、最大約50倍速(*2)の高速転送ができます。操作は転送したい曲やアルバムを選び、「転送ボタン」を押すだけで簡単に行えます。また、リニアPCMからATRAC/MP3に圧縮しながら転送することも可能で、対応する“ウォークマン”なら、リニアPCM 音源をそのまま転送することもできます。
一般的なパソコンやHDD機器では、スイッチング電源を搭載していますが、それが発する高周波スイッチングノイズは、音質に影響を及ぼします。そこで本機では、スイッチングノイズが発生しないHiFiオーディオ用のトランス電源を採用。徹底して高音質を追求しました。
オーディオ系回路への電源には、専用の安定化電源回路を採用。電源の純度を保ち、ノイズによる音の劣化やにごりの発生を防ぎます。
64レベルデルタシグマモジュレーター搭載の24ビット192kHzの高性能D/Aコンバーターを採用。さらに、デジタルオーディオにとって有害なジッターの発生を最小限に抑えるため、オーディオ系マスタークロックをD/Aコンバーターの直近に配置。高精度なD/A変換を実現し、ひずみの少ない、クリアな再生音を追求しました。
不要な振動による音への影響をなくすため、シャーシにはアルミフロントパネルや高剛性の金属筐体を使用。さらに、振動やノイズの発生源となりやすいHDDや回転ファンの取り付けには、専用ダンパーを使い振動を低減しています。加えて、防音性にも配慮し、CDの回転音やアクセス音が漏れにくい筐体構造を採用しました。
オーディオ系回路に使用されるローパスフィルタアンプやバッファーアンプには、銅フレームを使用したオペアンプを採用。コンデンサーや抵抗器などのオーディオパーツも音質を吟味して選定しています。
アナログ入出力、同軸デジタル入出力端子は、高品質な金メッキ端子を採用。
Gracenote(R)社の音楽認識技術により、最新のタイトル情報をインターネットから取得可能。さらに、音楽サービス「エニーミュージック」(*)で、音楽の購入などもできます。
インターネット接続により、音楽サービス「エニーミュージック」で楽曲やアルバム単位で音楽を購入できます。ダウンロードした楽曲の再生時には、本体の液晶ディスプレイにジャケット写真をカラーで表示可能。また、オンラインCDショップで欲しいCDを手軽にオーダーしたり、FM局のオンエア情報をチェックできるなど、多彩なサービスが利用できます。
パソコンとネットワークで接続すれば、パソコンのHDD内に貯めた音楽ファイル(*)もHDDに取りこみ可能です。
家庭内LANを介して他機器のコンテンツを楽しめる“ソニールームリンク”機能搭載により、対応したパソコン(*1)に録り貯めた音楽ファイルをネットワーク経由(*2)でストリーミング再生できます。
●ソニールームリンクとは
DLNA(*)などのホームネットワークを介してさまざまな機器をつなぎ、動画・音楽・写真などの楽しみ方を広げるソニー商品の機能名称です。
本体部には、4.3型の大画面ディスプレイを搭載。「ジュークボックス再生」などの操作を画面を見ながら快適に行えます。インテリアや好みに合わせて選べる、ホワイトとブラックの2種類のデザインを用意しました。また、ディスプレイ表示はビデオ出力も可能。テレビなどでも画面を表示できます。
ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master PRO」搭載のステレオデジタルアンプ、TA-FA1200ESを付属のリモコンで操作できます。電源の入切や音量調整が手元で操作でき、より快適に音楽を楽しめます。
本機のHDDに保存した音楽データをネットワークで接続したパソコンの共有フォルダや、USB接続した外付け型HDD(*)に一括コピーしてバックアップしたり、バックアップしたデータを本機に復元したりすることができます。
大きさ(最大突起部を含む):430(幅)×110(高さ)×290(奥行)mm / 質量 約7.2kg