スピーカーの駆動力向上のため、新開発「ハイスピード・パワーMOS-FET」を採用。出力抵抗の減少とスイッチング速度の飛躍的な向上により、32ビットS-Master PROの高音質をさらに引きだします。
従来のアナログアンプでは避けられなかったひずみの発生が少なく、特性補正のためのフィードバック回路も原理的に必要としません。これによりスピーカーからの逆起電力が与える音質への悪影響を抑えることができます。TA-DR1aの伸びやかで自然な音質は、パワーアンプの理想を追求したノンフィードバック構成のシンプルかつストレートな信号増幅によるものです。
スーパーオーディオCDのDSDデータとCDのPCMデータの両方に対応し、フルデジタルアンプの能力を十分に生かした、より高純度な再生ができます。(*)
H.A.T.S対応のプレーヤー(SCD-DR1)とのi.LINK接続で双方向通信を行い、適切なデータ量を受け取れるようコントロール。プレーヤー側のマスタークロックに左右されず、ジッターの影響が少ない再生ができます。また、外部クロックと切り換えて使用できる外部クロック入力端子も設けました。
同軸デジタル入力の1系統をBNC端子として装備。さまざまな高級機器と変換ケーブルなしにデジタル接続が可能です。
電源部には、高効率のデジタルアンプでありながら、大容量で大型のトロイダル電源トランスを用いました。瞬時電流供給を余裕を持って行います。
ボリュームの質感を大切にしながら、リモコンによる音量の微調整(±6dB)を可能にしました。SCD-DR1などのソニースーパーオーディオCDプレーヤーの主要な操作を行えます。