■「4Kテレビ」向けに画質調整
かんたん機能設定や画質設定のメニュー画面で「4Kテレビ」を選んでおくだけで、自動で最適な映像に調整。『輪郭強調の抑制』『精細感の向上』を図り、鮮やかでリアルな映像を再生します。また、「液晶テレビ」などのモニターの種類に合わせて、自動調整を行います。
8bit/10bitパネルのテレビでも16bit相当の高階調で出力するソニー独自の信号処理。なめらかな映像を表現できます。
映画、ドラマ、アニメ、音楽、スポーツなど、電子番組表(EPG)の情報に合わせて、映像素材を識別し、いつでも最適な設定に自動調整してくれます。
従来のスムージングに比べ、階調復元性能を大幅に向上。長時間モードでの録画時などに発生した階調落ちを再生時に修復します。
映像に微細な粒子を重ねることで、ハイビジョンの解像感とアナログ的な映画特有のフィルムの質感を再現します。また、デジタル映像特有の圧縮ノイズをマスキングする効果もあり、データが圧縮されてディテールがつぶれた映像にも効果的です。
アニメ映像を解析し、原画の色彩に近づけながら高画質化。輪郭周辺に発生しやすいノイズも除去するなど、ハイクオリティーなアニメを再生します。
映像を解析して、自動的にコントラストを補正。黒浮き・白沈みによる見づらい映像だけを、よりはっきり見やすくします。
ハイビジョン映像やDVDなどの映像素材の特性や、映像解析で抽出した特徴に応じて最適な解像感調整を行ない、ナチュラルにくっきりとした高画質に調整。輪郭調整、精細感調整、超解像の効果をお好みで設定することができます。
データ圧縮時に失われた色信号を従来より解析範囲を広げ、より精度の高い色補完を実現。滑らかかつ、キレのある色を再現します。
■HDリアリティー エンハンサー
グラデーション部分は、よりなめらかに。埋もれたディテールは、くっきりと高精細に。映像を解析して画素単位で最適な処理を施し、鮮鋭感と立体感のある高画質映像を生成します。
■新I/P変換
インタレースからプログレッシブへの変換の際、横方向に現れるシマ模様を低減。斜め線のギザギザを補正してスムーズなラインにします。
■クリアブラック
夜景や暗闇などの映像で、全体の陰影を損なうことなく、つややかな黒を表現。相対的に白の輝きが増してクリアに見えます。
■モニター別画質設定
モニターによって異なる最適な画質設定をプリセット。接続したモニターにあわせて簡単に切り換えられます。
<新ダイナミックVBR>
アルゴリズムの進化により、VBRの精度が向上。映像に合わせてデータ量を動的に制御します。たとえば、動きの多いシーンを識別してデータ量を多く割り当てることで、長時間録画モードでも高画質に録画できます。
<ジャンル別エンコーディング>
アニメ、スポーツ、映画など電子番組表の番組ジャンル情報に応じてそれぞれの番組ジャンルに最適な画質設定で録画します。
■テレビ音声を大迫力で楽しめる「S-Forceフロントサラウンド」
テレビの内蔵スピーカーで、7.1chサラウンドをバーチャルに再現。サラウンド効果も左右だけでなく、前方/後方すべてのスピーカーの音を仮想的に再現することが可能。
■3つの音質モードで憧れの視聴環境
- AVルームモード
コンテンツの音の質感を生かして再生する設定になります。
本格的なAV視聴室で聴くような原音に忠実な再生音を楽しめます。
どんな映画でも、じっくりと没頭したいときに最適です。
- シアターモード
音響に優れた映画館のような適度な広がりのあるサラウンド音場を楽しむことができます。
アクション映画やSF映画、コンサートなど、より大迫力で楽しみたいときに最適です。
- リビングモード
会話をするのに適したリビングをイメージして、映画の登場人物のセリフや音楽ビデオのボーカルの声を強調します。
恋愛映画やドキュメンタリーなど、セリフをしっかりと聴きたいコンテンツに最適です。
音声の圧縮によって失われがちな消え際の微小な音を再現します。AAC/Dolby Digital/DTS音声に有効です。失われた音を時間領域で復元することで、オリジナル音源に近い、広がりのある自然な音質を実現します。
テレビのスピーカーが画面の下部にある場合、音場を画面の中央に持ち上げることで、よりリアルな音場を創出することが可能です。
<映画館のような臨場感を体感>
ブルーレイディスクに収録されている高音質フォーマットのドルビーTrue HDおよびDTS HD Mater Audioのデコードに対応しているため、シアターラックなどHDオーディオ非対応AVアンプに対しても可逆圧縮技術により、音声データを元の美しい音声に戻して再生できます。