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導入事例 VAIO

太陽誘電株式会社様 写真

太陽誘電株式会社様

光ディスクの「That's」ブランドを支えるモバイルならではの新しいワークスタイルをVAIO type T、type Sで実現!

太陽誘電株式会社は、昭和25年に設立された国内有数の電子部品メーカーです。特に、セラミックコンデンサやインダクタ、光ディスク等の分野ではトップクラスの実績を持っています。
中でも、光ディスクでは「That's」ブランドとして、CD-R/DVD-R/DVD+Rといった記録メディアを製造・販売しており、PCユーザーにお馴染みの存在といえます。そんな同社の現場で、VAIO type S「VGN-S91PSY1」と、VAIO type T「VGN-T90PSY3」をはじめとする、VAIOビジネスパーソナルモデルが採用され、ワールドワイドに展開するビジネスを支えています。先進のモバイル事例についてお話を伺いました。

話し手
経営本部 プラットホーム統括 SC部・HQ 次長 鷲尾 英彦さん
事業管理部 モジュールSC課 購買 係長 田島 徹さん
経営本部 プラットホーム統括 SC部・HQ 次長 新井 直樹さん

外出や出張が多く会議の連絡も当たり前 プレゼンと情報共有のツールとしてtype Tを導入

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太陽誘電様といえば、PCのユーザーには「That's」ブランドのCD-R / DVD-R / DVD+R でお馴染みのメーカーです。その会社で、VAIOビジネスパーソナルモデルを導入し、オフィスモバイルで活用されていると聞き、お邪魔しました。まずはこちらの部門の概要と、お仕事の内容から伺えますか。


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鷲尾

在籍する江木工場は、以前は工場として生産を行っていたのですが、現在はグローバルセンターと呼ばれ経営部門、企画部門、開発部門、技術部門、資材部門等からなり、ワールドワイドの各事業所に情報発信をするヘッドクォーターとしての機能などを担なっています。私自身は、資材部門で調達の企画、ならびに実行を担当しています。

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VAIO type TとVAIO type Sをお使いの方がいらっしゃり、それぞれのワークスタイルに最適なモデルで、モバイルをされているそうですね。


鷲尾

弊社では、全社的にPCを一括導入するというスタイルではなく、現場スタッフの必要に応じて、それぞれに最適な1台を導入しています。仕事の内容にあわせて「どういう使い方をするか?」という使う側のニーズを、システム関係の担当者がヒヤリングして、各人にあったものを推薦するといった形を取っています。いまやPCはこれ次第で仕事の効率や出来栄えが決まるという「重要なツール」のひとつとなっており、スタッフごとに最適な1台を選ばないと、仕事のスピードや完成度にも大きな違いが出てくるわけです。今回は、2004年の10月に私のセクションで、新しいPCが必要になったスタッフが何人かいて、そこで VAIO type TとVAIO type Sが選ばれたということになります。



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そんな中で、鷲尾さんご自身はVAIO type Tをお使いになっているそうですね。type Tを選んだ理由というのは?


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鷲尾

私は、お取引先や他工場に移動して、打ち合わせをするといった外出や出張が少なくありません。また、社内にいる時も会議が多く、昼間はほとんどデスクにいる事がありません。そのため、多くの資料を持ち歩いて、外でそれらをどう活用できるかが重要なポイントになります。となると、必然的に資料を出し入れするツールは「小さくて軽い」のがいい訳ですね。また、お取引先との商談では太陽誘電の魅力を理解してもらう必要があり、それをどこまで理解して頂けるかにより、商談の結果も左右されます。そこで、プレゼンテーション資料や会社紹介のデモをDVDで作るなどして、できるだけビジュアルにご説明するように心がけています。



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DVDの再生のためには、「小さい・軽い」に加えて、DVDドライブを内蔵しているモデルでなければダメだということになりますね。


鷲尾

本当はそれに加えて、重さはできれば1kgを切るか、それに近いものをという条件を出していたのですが、こうした条件を最も満たすスペックを備えた1台ということで推薦してもらったのがtype Tだったのです。また、太陽誘電はCD-R/DVD-R/DVD+Rといった記録メディアの会社でもあるので、お取引先を訪問した際にも、「ウチの製品はエラーが出ませんよ」とか、ちょっとしたアピールをしてくるのも仕事のうちなんですよ(笑)。そういった意味でも、「小さい・軽い・ドライブ内蔵」という3つの条件を満たしている1台が必要でした。


ノートPCを手帳感覚で持ち歩き出張先でもこれ一台でプレゼンテーション!

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実際に、VAIO type Tをお使いになった感想はいかがですか? type Tでモバイルされるようになったことで、お仕事がどのように変わったかをお聞かせください。


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鷲尾

結論からいうと、いままでできなかった事ができるようになった、ということですね。会議でも書類は持たずに、type Tと手帳だけ持って行けば済むようになりました。必要な資料は基本的に電子化して、社内のサーバーで共有しています。後で、田島と新井の方から詳しい話が出ると思いますが、江木工場では事務所スペースをはじめ、会議室や商談スペースなどで、ワイヤレスLANのインフラを整備しているので、オフィスのどこにいても社内サーバーやインターネットにアクセスすることができる。そのため、各種の会議でどんな質問がきても、これ1台で対応できるので非常に便利です。



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先ほど、会議場の行き来も多いとおっしゃっていましたよね?


鷲尾

いままでは、バッテリーがもたないので、社内にいるときでもPCの持ち歩きは、する気がしなかったんです。そのため、紙のファイルを持ち歩き、会議が終わるたびに一度自分のデスクに戻って、紙のファイルを取り替えて次の会議に向かうという事を繰り返していました。でも、type Tはスタミナ性能が優れていてバッテリーが長持ちするので、会議が終わったら次の会議に直行できる。type Tに替えてからは、いちいち自分のデスクに戻らなくて済むようになりました。


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外出や出張の際は、どんなところが便利でしょうか?


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鷲尾

外出や出張に行く場合も同じですね。ノートPCを手帳感覚で持ち歩けるので便利です。特に、出張先でプレゼンテーションがこれ1台でできるようになったのは快適です。DVDを再生してデモの映像を流しても、画面がカクカクしたり、音が飛んだりといった不自然なことがなく、スムーズに再生できる。また、本体の手前に音量調節のダイヤルがついているのは、プレゼンのときに非常に便利ですね。type Tはかなり大きな音がステレオで出せて、音が割れることもない。プレゼンにも最適な1台だと思います。



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10.6型のワイド画面の使い心地はいかがですか。モバイルでの作業性について、実際にお使いになっている立場で、ご意見をお聞かせください。


鷲尾

この薄さ・軽さ・小ささで、10.6型ワイド画面が入っているというのは、実際に使ってみると非常にいいですね。ワイドの魅力は一度体験すると元に戻れないと思います。実際に出張に行って、出先で追加資料が必要になる事があるんですが、そんなときでもメールでデータを送ってもらって、その場で快適に追加資料が作成できる。10.6型ワイド画面は、プレゼンテーションにも効果的ですが、モバイルでの作業性という点でも優れています。type Tを持って行けることによって、外出や出張の際にできる事が増えたと思います。PCの使い方の面で、仕事のスタイルがかなり変わりましたね。


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type Tを持ち歩くことで、ワークスタイルが大きく変化して、ビジネスがより快適になったという感じですね。


鷲尾

type Tは、どこにでも持って行こうという気になる1台だと思います。ファイル一冊分というイメージで、持った感じも非常にいい。手にした感じが、ザラザラ感があって、持った手の跡がつかないのも気に入ってます。あとはバッテリーが長持ちするので、ACアダプターを持ち歩かずに済むのは本当に楽です。午前中から持ち歩いて使っても、お昼休みにデスクで充電しておけば、夕方までACアダプターがなくても困らない。オフィスモバイルの要は、どこでもワイヤレスLAN が活用できるインフラ整備と、ACアダプターが不要な優れたスタミナだと実感しています。この2つが合体すると仕事が変わりますね。


軽快に持ち出せてデスクでも快適に作業 1台2役とワイド画面の魅力でtype Sを導入

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田島さんと新井さんは、ともにVAIO type Sをお使いだと聞いています。最初にお2人のお仕事の内容を、簡単にお聞かせください。


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田島

私は、モジュール事業部という部門で、主に部品の調達の仕事をしています。モジュールというのは電子部品を搭載して特定の回路機能を持たせた基板のことで、弊社で生産するモジュール用の部品を調達するわけです。それと、最近では韓国で展開しているプロジェクトの担当もしています。鷲尾と違って、普段はオフィスの中で仕事をしていることがほとんどですが、ときどき海外も含めて出張もあります。オフィスで資料を作成するときはデスクで作業し、お取引先が見えた場合は商談スペースで打ち合わせという感じです。



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新井さんは、IT化の取りまとめ役だと伺っていますが?


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新井

私は、資材部門の購買に関する企画と、システム系の企画を中心とした仕事をしています。後者は、資材部門が調達するために使っている業務処理用のシステムがありまして、そのシステムの企画と維持管理を担当しています。IT化の取りまとめというのは、そういう意味です。私も田島と同じで、普段はオフィスの中で仕事をしています。ただし、最近は打ち合わせが多いので、デスクよりも会議室をハシゴしていることが多いですね。



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お二人とも、デスクワークに加えて、社内の会議室や商談スペースにもPCを持ち運んで、オフィスモバイルをされているわけですね。そのための1台としてVAIO type Sを選ばれた理由は?


田島

時には外出も出張もするので、外に出る場合はなるべく軽いマシンを持って行きたいわけですね。でも、オフィスのデスクで表計算ソフトやデータベースを使って、じっくり作業することも多い。そのときは画面が大きい方がいい。その両方で快適に使いたい。それで、システム関係の担当者に相談したところ、「そういう使い方なら、1.89kgで外に持ち歩くときは軽くて、デスクでも13.3型のワイド画面で快適なVAIO type Sが最適ですよ」と推薦してもらったんです。


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出張などで持ち歩く場合のモバイル性と、デスクで使う場合の作業性。その両方を1台で実現しているマシンとして、VAIO type Sを選ばれたわけですね。新井さんはいかがですか?


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新井

私もtype Sを選んだ理由は同じです。仕事柄、表計算ソフトで関数を使って大量のデータを扱うことが多いので、13.3型のワイド画面なら、デスクでも快適に作業ができるだろうということですね。データが多いと横長の資料になることが多いので、ワイド画面なら作業しやすいだろうと。また、同時にいろいろなソフトを起動したときに、複数のウィンドウを横に重ねる感じで切り替えながら使えば、作業の効率がアップするからです。



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ビジネスで導入するということで、他にポイントとなったことはありますか。


田島

メモリーの容量が大きくて、安定した動作のマシンが欲しかったんです。たとえば、デスクで作業をするときは、社内のオンラインシステムとメールを起動しておき、それに加えて表計算ソフトのウィンドウを複数開いて参照したり、コピー&ペーストしながら作業をするという感じで、いろいろなソフト間を移動して作業したい。いままで使っていたマシンは、Windows 98で256MBのメモリーを搭載していたんですが、いろいろ立ち上げて作業していると固まってしまうことが多かった。VAIOビジネスパーソナルモデルは、OSもWindows XP Professionalを搭載し、メモリーも512MB搭載のモデルが用意されている。そのため、ビジネスで使うマシンとして問題なく選べました。私たちの使い方だと「ビジネスには512MBが必須」という感じです。


オフィスモバイルでどこでもネット!会議室でも商談スペースでも仕事が止まらない

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デスクではもちろん、会議室や商談スペースにも持ち運んで、VAIO type Sでオフィスモバイルをされているわけですが、実際にお使いになってみて便利な点、ここが気に入っているという点をお聞かせください。


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新井

やっぱり、13.3型のワイド画面が便利ですね。表計算ソフトで大きなデータを扱うときは、従来よりも横に長いシートが開けるので、快適に作業ができます。通常のXGA画面に比べて、セルが3〜4列多く表示できるので、ほとんど横スクロールが必要ない。そういう面での無駄な手数が減っている分、疲れも軽減している感じがします。それと、複数のソフトを開いて切り替えながら作業をする場合も、作業性が明らかに向上しましたね。



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会議室や商談スペースでは、どんな感じで活用されているのですか?


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田島

会議室では、必要に応じて参考資料を検索し、案件を持ち帰ることなくその場で結論まで到達出来ますので「次回までに確認…」というようなことも少なくなりました。また、商談スペースでは、お取引先と打ち合わせをする際にマシンを持って行って交渉事などをするときに、データベースにアクセスして、必要なデータをその場でリアルタイムに見ながら、具体的に話を落とし込んだりといった感じですね。以前は、お取引先との打ち合わせのたびに、大きな台帳を持って行ったんですが、いまはtype Sを1台持っていけば済みます。以前使っていたPCは、バッテリーがすぐになくなってしまうので、必要なときはACアダプターと延長コードをセットで持ち歩いていたほどです。そんな大掛かりなものを持ち歩くのが面倒なので、よほど必要がない限りはPCを持ち歩くことはなかったのですが、type Sを使用し始めてからはもうこれ無しでは仕事ができない感じですね。



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鷲尾さんのお話でも出ましたが、ワイヤレスLANの環境が整備されていて、会議室や商談スペースでネットワークにアクセスできるのは便利ですね。


新井

IEEE 802.11b/gのマルチ対応にしているので、PCの方はどちらの規格でもOKなんですが、今回導入したVAIO type S、type Tは、11Mbpsの802.11bだけでなく54MbpsのIEEE 802.11gにも対応しています。それが導入の決め手のひとつになりました。802.11bだと11Mbpsしか速度が出ないので、実際に使ってみると「反応が遅い」、「社内システムがうまく動かないときがある」、「メールが引っかかる」など、結構不満が出ているようですが、type S、type Tは802.11gで使えるのでネットワークも高速で快適です。私は最近、会議のハシゴが多いんですが、type Sを使用してからデスクで使っている環境をそのまま持ち歩けるので、自分のデスクというものを気にしない仕事のスタイルになってきましたね。これ1台を持ち歩いてどこでも仕事ができる。まさに「どこでもデスク」という感じです。バッテリーのもちもいいので、ACアダプターを持ち歩く必要がないのも快適です。


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プレゼンテーションでの利用ではいかがですか? こんなところが便利だと実感されたことがあればお聞かせください。


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田島

会議やプレゼンテーションのときには、プロジェクターをつないで使うことが前提ですが、コードを差すだけで自動認識して最適な状態でプロジェクターに表示される「プラグ&ディスプレイ」の機能は便利ですね。プロジェクターをつないだときに、今までは、うまく映らなくて間が悪い思いをするようなことが、少なくありませんでした。PCメーカーによって切り替えのキーが違うので、結構つないだ後で悩んだりするんですよね(笑)。



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最後に、お二人にとってVAIO type Sの一番の魅力は何でしょうか。一言ずつお願いします。


新井

モバイルで持ち運べる薄さ・軽さでDVDドライブが入っている。そこに、13.3型のワイド画面が搭載されているのが大きいですね。ビジネスではワイドの魅力が一番だと思います。広い作業スペースは本当に快適です。


田島

私もワイド画面が気に入っているんですが、他にはワイヤレスLAN環境と組合せた場合の、オフィスモバイルの快適さですね。お取引先をはじめ、相手がある仕事なので嘘がいえないわけですが、商談スペースで打ち合わせをしていても、その場でリアルタイムに最新データを見ながら正確な話ができる。「その話はデスクに戻ってから」ということもなくなるので、その場でどんどん仕事が進みます。これが一番便利なところですね。


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