「看護」や「福祉」のプロフェッショナルを育てる新潟青陵大学は、PCを活用した教育活動に力を入れています。
入学と同時に一人一台のノートPCを配布し、4年間の学生生活を通して、社会人に求められるPCスキルの習得を目指しています。
看護福祉心理学部
福祉心理学科
教授 南雲秀雄さん
看護福祉心理学部看護学科
教授 木村哲夫さん
佐藤 直樹さん
小林 祐子さん
白川 瞳さん
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新潟青陵大学様には、2006年度に引き続き、2007年度の新入学生様向けに270台のVAIO type S(VGN-SZ82PS3)を導入いただきました。最初に、導入の経緯からお聞かせください。
南雲
新潟青陵大学では、入学時にノートPCを一人一台配布しています。「看護」や「福祉」といった専門職の勉強と同時に、多面的に人々の幸福をサポートできる実力を身につけてもらいたいためです。
4年後に社会に巣立ったとき、PCのスキルでも社会の役に立てるようにとの配慮からです。
採用するPCは、学内の選定委員会で仕様を検討します。検証を繰り返して絞られたPCを展示し、実機を比較してもらって、選定委員会で決めます。今回はなんと22人中21名がVAIOを支持しました。前年度に初めて採用したtype Sが、圧倒的に不良率が少なかったことも、高い評価を得た理由のひとつです。デザインを重視する美術の先生にはtype Sのブラックとシルバーのツートーンデザインが、非常に好印象でした。学生の評判も上々で、とくに上級生からみると、下級生の新しいVAIOが良く見えるようですね。入学説明会でVAIOをみて、受験を決められた保護者もいらっしゃると聞き、非常に満足しています。
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実際に、どういったシーンでtype Sを使用されているのでしょうか?
南雲
学生は基本的には毎日持ち歩いて、授業に使用したり、休み時間に「N-COMPASS」という学生用ポータルサイト上の掲示板で連絡事項の確認に活用しています。
ワイヤレスLANのカバー率は学内の約50%です。PC演習室やフリースペースでは途切れることなくつながる環境を用意しているので、データのダウンロードも快適です。
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type Sのスペックは、どういった用途に活躍していますか?
木村
授業でよく利用しているアプリケーションは、Windows 2007 Office systemです。ワードやエクセルなどのソフトウェアを使用して、レポートの作成などを行なっています。CPUのCore Duoプロセッサーの性能が良いので、動作も快適ですね。OSはWindows XP Professional正規版(SP2)を搭載しているのですが、メモリーは512MBでも十分なほどです。
まだこの春に入学したばかりですが、3年生になると、デジタルカメラで撮影した画像を取り込んで、PowerPointに貼りこんでレポート作成する、といった地域実習もでてきます。約60GBのHDDは、大容量の静止画データの保存にも十分。学生によっては、趣味の音楽や動画データを保存するといった柔軟な使い方もしています。今後4年間大切に使い続けてもらうにあたって、十分な容量を確保できていると思います。
最大約6時間の駆動時間も、一日持ち歩いて使用する学生にとっては嬉しいロングスタミナ。今後を鑑みると、普及著しい「FeliCaポート」の搭載も嬉しい拡張性です。
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木村さんの授業では、type Sは実際にどういった使われ方をされているのでしょうか。
木村
今日の授業は英語の授業でしたので、ヘッドホンとブラウザを使ったリスニングに使用しました。インターネットを利用した資格・検定試験対策「e-Learning」での自主学習でも一人一台のtype Sが活躍しています。
また、もうひとつの担当科目である「情報処理演習」では、昨今どの職種でも必ず求められるPCリテラシーを取得し的確な情報処理能力を身につけてもらうため、PCの操作方法やソフトの活用を教えています。この授業では、タイピングの練習やインターネットへの接続、レポートや電子メールの作成などを行なっています。この春からPCを使い始めるという初心者の学生が多く、まだPCに慣れ親しむ段階であり、それぞれの進度でPCを使っています。type Sの13.3型ワイドサイズは、画面が大きく見やすいだけではなく、キーボードに十分なキーストローク(A4ノートPCと同じキーピッチ)があるので使いやすい。これも重要なポイントです。学生によって、PC習熟度にばらつきがあるため、マウスとタッチパッド両方使いこなせるインターフェースも高評価です。
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最後に、学生のみなさんに実際にtype Sを使っての感想をお聞きします。
小林さんはいかがですか?
小林
無線LAN対応のPCを使ったのが初めてなので、どこでもつながる便利さに驚いています。スクエアキーボードなら爪がひっかかりにくいというのも嬉しいですね。CD-RW/DVD-ROMドライブを搭載しているので、家に持ち帰った際には、DVDを視聴して楽しんだりもします。クリアブラック液晶なので映像も美しく、テレビと遜色なく楽しめプライベートでも活躍しています。
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白川さんは、type Sにどのような印象をお持ちでしょうか。
白川
ピンク色みたいな可愛いPCもいいけれど、きりっとシャープなデザインが、理想とする「仕事のできる女性像」にぴったり。今はまだこのデザインに追いつかない感じがするけれど、卒業するまでにはtype Sが似合う女性になりたいと思います。
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佐藤さんは、type Sを持ち歩かれての感想はいかがですか?
佐藤
type Sのかっこいいデザインは、持ち歩く身としては嬉しい限り。家にも持ち帰れるので、遊びにきた友達に「いつのまにPC買ったの?」と驚かれます。一人一台学校からVAIOが配られているというと、うらやましがられますね。やはり、自分のPCを持っている学外の友人はまだ少ないのです。実は、PCを持っている友達もみんなVAIOを持っています。ただ、みんなはデスクトップ型で、自分はモバイルノートというのがちょっと自慢ですね。
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