株式会社共和は、輪ゴムや粘着テープ・ビニタイをはじめとする包装資材、自転車関連の輪界用品、メディカル用品を製造する、1923年の創業の老舗メーカーです。共和では、VAIOは2年ほど前から約80台を導入。モバイル、デスクワーク向けにカスタマイズされたVAIOノートが、日々の業務を支えています。
情報システム室
室長
安井 達修さん
情報システム室
花丸 晃一さん
マーケティンググループ
マーケティングチーム マネージャー
大木 康信さん
経理部
仁科 妙子さん
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共和様には、2年ほど前からtype BXをそしてその後、type Gと、続けてVAIOを導入していただいています。まず、導入に至るまでの経緯をお聞かせください。
花丸
PCのリース更新時期になったとき、社内的に継続してノートPCを希望する声が多かったんです。そこでまず、営業向けのモバイルノートということを意識して、軽くて持ち運びが手軽にできるものを導入したいと考えました。重さだけでなく、バッテリーのもちも機種選択の重要なファクターでしたね。同時に、デスクワークにも充分使えるノートPCの必要性を感じておりまして、カスタマイズできるモデルにも魅力を感じていました。
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VAIOに決定した最終的な理由はなんでしょうか?
安井
軽量で性能がよいというのはもちろんですが、指紋認証が選択でき、認証セキュリティーなど情報保護の観点からも、VAIOがよいのではということになりました。さらに大きなポイントとしては、やはりコストパフォーマンスでしょうか。性能等を総合的に考慮して、VAIOはコストパフォーマンスにも優れていると判断できた点が大きいですね。当初は試験的に数台導入し、とくに問題なく社内的に評判もよかったので、最終的に計80台を導入いたしました。
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部署によってカスタマイズされているということですが、実際の社内からの反応はいかがでしょうか?
安井
導入したのはtype BX(14.1型)、type G(12.1型)ですが、たとえば、持ち運びが多く、より軽量にしたい営業関連の社員にはtype Gを選択しました。type Gの軽さは、毎日外出で持ち運ぶ社員にとっては非常にありがたいと思いますよ。
花丸
OSは社内システムとの関係でWindows XP Professionalにしています。また、メモリーは1GBに統一していますが、とくにストレスもなく作業できているようです。社内の反応という点では、デザインがいいという声をよく聞きますね。スマートでカッコいいので、今は他社製を使っているが次は自分もVAIOを使いたい、という人もいますよ。
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サポート等の面ではいかがでしょうか。導入後、トラブルなどはありましたでしょうか?
花丸
それが、導入して以来まだ大きな故障はなくて、本格的にサポートのお世話になったことがないんです。PCにはハードディスクのクラッシュやメモリーの不具合などハード面のトラブルがあるものですが、2年前に導入したVAIOにはそういった問題が何も起こらないのです。初期不良は見られなかったですし、どのマシンもスムーズに動いてくれています。
安井
導入してまだ2年ですが、リース期間終了まで、この状態だとありがたいですね。
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毎日、多くの会議に参加され、デスクワークもされる大木さんはtype Gをどのようにご活用されていますか?
大木
仕事でよく使うのはOfficeとメールです。以前は他社製の14インチのノートPCを使っていて、ここまでコンパクトなサイズのPCを使うのは初めてだったんです。type Gは以前のモデルよりもサイズが小さいですから、最初はキーボードのキーを2つ同時に押してしまうなど、とまどったこともありました。しかし、使っていくうちにタッチが柔らかく、打ちやすいこのキーボードに自然となじみました。
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実際にtype Gを使ってみて、どのような点に満足されていますか?
大木
私はマーケティングの部署なので社外にはあまり出ませんが、会議などで社内を移動することが多いんです。そういう意味でも、軽く、薄くて持ち運びがラクなこの機種はとても使いやすいと思っています。スタミナがあるのでバッテリーのもちもよく、そこにもメリットを感じますね。今後は、セキュリティーを考慮して、指紋認証機能を使ってみたいと思っています。
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デスクでさまざまな事務処理を行うパソコンとしてtype BXの使い心地はいかがですか?
仁科
私は経理事務担当で、社内システムで使用しているアプリケーションやExcelをよく使います。type BXはキータッチが軽くて打ちやすいですね。慣れると、とても疲れにくいキーボードだと思います。基本はデスクワークですから、このぐらいの画面(14.1インチ)がいいと思います。クリアブラック液晶ですが、数字の視認性もよくて見やすいですよ。また、頻度は少ないですが、会議などで持ち運ぶこともできるのも便利です。
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今後、共和様での、PCやそれを取り巻くシステム環境への展望などありましたらお聞かせください。
安井
現在弊社では主力の輪ゴムや包装資材以外にも、医療やスポーツ関連の商品も開発しています。デジタル技術は身近な社内システムはもちろん、生産や流通の現場でも技術はどんどん進化し、新しいものを検討し導入していくことも必要な時代ですね。
花丸
社内ネットワークは全国の支店で共通のシステムを使用していますし、個々のパソコンの管理ももっとしやすくなればいいのですが。また、今後はシステムのさらなる構築と、OSの移行も検討する時期が近づいてきています。情報システム室としては、こういった課題をクリアしていきたいですね。