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どのような用途で活用するお考えで、VAIOを導入したのですか？

杉山

当社は、155の店舗を展開しており、本社では事業計画、出店計画、商品企画、販促企画、経営管理、勤怠管理、システム運用などの業務を行っています。 その本社でのデスクワークに用いるPCとしてVAIOを導入しました。モバイルを想定していないので、卓上で使うのに最適な一体型PCのJシリーズを選びました。

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御社ではファッション性の高い商品を多く扱っていらっしゃいます。業務で使うPCについても同じようにデザインを意識されるのではありませんか？

杉山

業務で使う以上、デザインよりも作業効率を優先して考えるのは当然です。しかし業務で使うPCであっても、スタイリッシュなデザインのものを使いたいと考えています。外に持ち出さない社内用のPCだとしても、デザインは重要です。洗練された道具を使うことは、働いている人のモチベーションにも影響します。ファッション業界にある当社であれば、なおさらです。
これまで使っていたPCも、デザインには満足していなかったので、オフィスに合ったデザインの良い法人向けPCを使いたいという考えからVAIOを採用したわけです。Jシリーズは、スタイリッシュなデザインに加えて、解像度の高い液晶ディスプレイ、打ちやすいアイソレーションキーボード、省ペースという利点も備えていました。そのようにデザイン面、機能面、性能を評価して導入を決定しました。

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選定される際には、具体的にどのようなことを検証されましたか？

杉山

事前にデモ機をお借りして、実際に基幹システムと接続して使用し、業務に問題はないか、操作性に支障はないかなどを検証した上で、導入を決定しました。また店舗が拡大するにつれ、必然的に本社の業務も増加していきますから、数年間はストレスなく使えるように、高めのスペックにカスタマイズしています。

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VAIOを設置する作業にビジネスサービスを利用されましたが、対応はいかがでしたか？

杉山

ビジネスサービスの対応は、事前の提案、手配、担当者間の連絡がスピーディでした。特にデモ機を使った検証は、緻密だったと思います。
当社では商品によって受発注システムに違いがあるので、事業部ごとに異なる設定になっています。そこで事前に「キッティングサービス」を利用して、事業部ごとに別々の初期設定を済ませておきました。
導入時の作業はビジネスサービスにお願いし、休日に作業してもらいました。90台のVAIOも1日で必要な作業を終わらせることができたので、業務に影響を与えずにPCの入れ換えができました。

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VAIOを導入した効果、メリットは現れていますか？

杉山

以前使っていたディスプレイ一体型PCは17型でしたので、21.5型ワイドでフルHD（1920×1080ドット）の解像度を持つJシリーズは、表示できる情報量も増え、見やすさもアップしました。それが業務の効率化に現れています。例えば予算編成の作業では、12ヶ月分を横に並べた表を使いますが、以前よりはるかに多い情報が一度に表示できます。それから店舗のスタッフに電話で相談するとき、店舗のレイアウト図と各種データなどを同時に開くことが多いのですが、解像度が高いので資料を並べて見ることができます。以前なら資料が重なってひとつずつしか見られなかったので、電話での打ち合わせがスムーズになりました。
キーボードについては特に女性からの評価が高いですね。キーが離れているアイソレーションキーボードになり、爪が長い女性でも打ちやすくなりました。入力の音も静かだし、タッチが軽くて指が疲れないそうです。
カラーはホワイトを選んだところ、オフィスが明るくなった感じがしています。VAIOは「きれいな白」なので、明るさが引き立つのだと思います。

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VAIOの活用を発展させる計画はありますか？

杉山

今、検討しているのは、監視カメラとの連携です。店舗に設置している監視カメラには、防犯以外の活用法もあるのです。例えば本社にいるバイヤーと店舗のスタッフが商品陳列について相談するときに、本社から店舗内の映像を見るという使いかたです。今、その監視カメラにソニーのネットワークカメラを使い、VAIOと連携させようと検討しているところです。そうすればバイヤーが自分の席から、各店舗の映像をすぐに見られるようになります。VAIO本体にもWebカメラが付いていますから、本社と店舗スタッフが互いの顔を見ながらテレビ会議ができます。Webカメラは、使い方次第でいろいろ活用できそうです。