コンパクトなスピーカーボックスに、長さ約1.2mのダクトを収納。中低域音の強化に加え、歪の少ない音を実現することにより、人の声など聞き取りやすい音を実現しました。また、リフレクターを搭載することにより、音を直接反射し、テレビの前面から音がでているようにし、クリアに聴こえるようにしました。
ソニーでは、高級オーディオ機器の開発などで得た高音質技術のノウハウを元に、独自の高精度なデジタル信号処理によって理想的な音響特性に補正する「Clear Phase テクノロジー」を採用しました。テレビの内蔵スピーカーでは再現が難しかった低音から高音域間の大きさのばらつきや音のでるタイミングのズレを補正することで、原音に近い自然で聞き取りやすい音色を再現しました。
小型・高効率のデジタルアンプ「S-Master」をテレビ用に最適化して搭載しました。「S-Master」では、デジタル放送などのデジタル音声を最終パワー増幅直前までデジタル処理することで、デジタルからアナログ変換の過程における情報の欠落を低減。音質劣化の少ない原音に忠実な音を、自然でクリアに再現します。
映画館で使われるマルチサラウンドスピーカーシステムの音場をテレビのフロントスピーカーだけでバーチャルに再現。横から後ろへと音が移動する立体的な音場を体感できます。映画館のような仮想5.1chサラウンドにより、視聴者を中心に音の中に入り込んでいるかのような音場を実現することで、まさに作品の世界と一体となる臨場感をつくりだします。