エッジ型LED(部分駆動)バックライトを搭載し、シーンに応じて不要な発光を抑えることで、高コントラスト比を実現。さらに、映像全体をブロック単位に分け、LEDの発光をコントロールすることで、明暗のバランスを最適な状態に。暗いシーンでの奥行き感や微妙なディテールまで美しく再現します。また、バックライトの発光を全画面ではなく、部分的に制御するので消費電力も抑えられます。
液晶テレビの映像は静止画の連続。つまりパラパラ漫画と同じ原理で枚数が多いほど映像がなめらかに見えます。「倍速駆動パネル」では1秒間60コマの映像のコマとコマの間に1コマの新規映像を生成して120コマにする技術。これにより、残像感が低減され、動きの速い映像がなめらかに表示され見やすくなります。さらに、倍速駆動パネルのLEDバックライトを上下2分割にしてオン/オフ制御する「モーションフローXR240」を搭載。1秒間240コマ相当の映像表現が可能になり、速い動きもくっきり再現します。
地上デジタル放送やブルーレイ、ネット動画など、さまざまな映像をリアルタイムに解析。その映像に合わせ最適な処理を行うことで、さらなる高画質化を図り、より自然でリアリティー豊かな映像を再現します。
画面に当たる光の反射と拡散を大幅に低減。外光が当たることで画面が白っぽく見える「白ぼやけ」を最小限に抑え、高コントラストで奥行き感のある、リアリティー豊かな映像を再現します。
化学的に強度を高め、衝撃に強いCORNING Gorilla Glass(ゴリラガラス)を、本体前面に採用しました。薄さわずか0.7mmのガラスが「モノリシックデザイン」の一枚板のような造形と調和し、たたずまいの美しさをさらに引き立てます。
ハイビジョン放送(1080i)の解像度をそのまま再現できる「フルHDパネル(水平1,920×垂直1,080画素)」を搭載。より緻密でなめらかな映像を再現します。
色補正を行う「ライブカラー」機能により、バックライトがもつ、光の三原色(RGB(赤・緑・青))の色域内を最大限に生かし、空、大地、植物など被写体のもつ色合いを、ソニーオリジナルのアルゴリズムによって、色鮮やかな、魅力的な色合いで表現できます。映画、一般放送などの映像素材に合わせて、“切/ 弱/中/強”の4段階から色合いを選択し、魅力的な映像を楽しむことが出来ます。
演算処理能力の向上により、入力信号をよりきめ細かに解析し最適なバックライト制御を実現しました。明るい部分は、必要な明るさを残しつつ、従来まで再現が難しいとされていた暗い映像においては、暗い部分は本来の黒を表現することで、より豊かな階調性と奥行き感を再現しました。
本来テレビは動画に合わせて画質を調整しています。「フォト画質モード」は静止画専用に、自然であたたかみのある画質に調整した画質モードです。
ブラビアプレミアムフォトは、写真らしい高精細で微妙な質感や色あいを表現する機能です。ブラビアプレミアムフォト対応のソニー機器同士の組み合わせで、写真をいままでにない、美しいフルHD画質で楽しめます。人肌や、花びらの繊細な描写、砂浜や波の質感など、美しいフォト画質を大画面で楽しめます。
映画制作を行っている株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントと共同開発し、映画制作者が意図した画質を忠実に再現します。
毎秒24コマで撮影されているフィルム映画。しかし、従来の薄型テレビでは24コマの映像を60コマに変換して映しだしているため、映画制作者の意図とは異なる映りかたをしていました。「24p True Cinema」では、映画と同じ毎秒24コマを再現。映画館でしか味わえなかったフィルム映画独特の映像をリビングで楽しめます。