直下型LED部分駆動で、暗い部分での引き締まった黒の再現はそのままに、明るい部分をより高輝度で表示。さらなる高コントラスト比を実現しました。また、新開発の薄型LEDユニットにより、直下型ながらスリムなスタイルを可能にしました。
直下型LEDバックライトを高精度に制御することで、16倍速表示相当の残像感の低減を実現。スポーツなどの素早い動きでも、鮮明な動画映像を楽しめます。また、元画像に含まれる撮像時の映像ぼやけを補正。クリアな映像を元に動画補間を行うため、映像のぼやけの原因となる残像感を一層低減し、くっきりとなめらかな映像を再現します。
動きのある映像においては、縦・横・斜め方向への被写体の動きを複数のフレームで参照して解析し、動きによってぼやけてしまった被写体の輪郭や画質の劣化を復元。動画領域での超解像技術により、動画解像度を向上させ、静止画だけでなく動画においても、鮮明でクリアなディテールを再現します。
入力映像ソースをリアルタイムで画素ごとに映像パターンを解析し、数千パターンに分類。データベース上に存在する最適な絵柄と照合し、オリジナルの映像信号が持っていた植物や衣服などの質感やディテール感、さらに、映像データの圧縮や伝送で失われてしまった情報までも復元し、本来の映像素材が持つ鮮鋭感のある美しい映像へつくり換えます。
ネット動画などの低解像度映像(低ビットレートの映像)の特徴も認識し、データベースを参照して精細感のある映像に置きかえます。
さまざまな映像を高精細に解析し、シーンに適したノイズ低減処理を行い、鮮鋭感のある映像を再現します。
ソニー独自の階調変換機能で地上デジタル放送やブルーレイディスクなどの8ビット映像を14ビット相当の階調表現にしてパネルに出力。なめらかな階調で、オリジナル映像がもつ素材本来の自然な質感を再現します。
画面に当たる光の反射と拡散を大幅に低減。外光が当たることで画面が白っぽく見える「白ぼやけ」を最小限に抑え、高コントラストで奥行き感のある、リアリティー豊かな映像を再現します。
化学的に強度を高め、衝撃に強いCORNING Gorilla Glass(ゴリラガラス)を、本体前面に採用しました。薄さわずか0.7mmのガラスが「モノリシックデザイン」の一枚板のような造形と調和し、たたずまいの美しさをさらに引き立てます。
ハイビジョン放送(1080i)の解像度をそのまま再現できる「フルHDパネル(水平1,920×垂直1,080画素)」を搭載。より緻密でなめらかな映像を再現します。
色補正を行う「ライブカラー」機能により、バックライトがもつ、光の三原色(RGB(赤・緑・青))の色域内を最大限に生かし、空、大地、植物など被写体のもつ色合いを、ソニーオリジナルのアルゴリズムによって、色鮮やかな、魅力的な色合いで表現できます。映画、一般放送などの映像素材に合わせて、“切/ 弱/中/強”の4段階から色合いを選択し、魅力的な映像を楽しむことが出来ます。
窓からの日差しによる自然光、部屋の蛍光灯やスタンドライトなどの照明の種類を感知し、自動で色温度と明るさを調整する「おまかせ画質センサー」を搭載。昼と夜で変化する部屋の明暗と光源に合わせ、テレビ画面を最適な画質と明るさに調整することで、映像本来の自然な色合いを表現でき、ムダな消費電力を抑えられます。
演算処理能力の向上により、入力信号をよりきめ細かに解析し最適なバックライト制御を実現しました。明るい部分は、必要な明るさを残しつつ、従来まで再現が難しいとされていた暗い映像においては、暗い部分は本来の黒を表現することで、より豊かな階調性と奥行き感を再現しました。
本来テレビは動画に合わせて画質を調整しています。「フォト画質モード」は静止画専用に、自然であたたかみのある画質に調整した画質モードです。
ブラビアプレミアムフォトは、写真らしい高精細で微妙な質感や色あいを表現する機能です。ブラビアプレミアムフォト対応のソニー機器同士の組み合わせで、写真をいままでにない、美しいフルHD画質で楽しめます。人肌や、花びらの繊細な描写、砂浜や波の質感など、美しいフォト画質を大画面で楽しめます。
映画制作を行っている株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントと共同開発し、映画制作者が意図した画質を忠実に再現します。
毎秒24コマで撮影されているフィルム映画。しかし、従来の薄型テレビでは24コマの映像を60コマに変換して映しだしているため、映画制作者の意図とは異なる映りかたをしていました。「24p True Cinema」では、映画と同じ毎秒24コマを再現。映画館でしか味わえなかったフィルム映画独特の映像をリビングで楽しめます。