2011年9月2日(金) 日本代表×朝鮮民主主義人民共和国代表 in 埼玉スタジアム2002
2011年9月2日(金)、サッカー日本代表対朝鮮民主主義人民共和国の試合を、サッカー解説者のセルジオ越後さんと一緒に、ツイッターのハッシュタグを使いながらTVサッカー観戦をするというハッシュタグプロジェクト第3弾を実施しました。
前回のハッシュタグプロジェクト第2弾では、お笑い芸人ペナルティのお二人が、「人はTwitterだけで、サッカーを楽しめるのか?」という企画に挑戦をしましたが、今回は、都内某所においてセルジオ越後さんが試合を見ながらツイートをする企画として実施しました。
今回は今までのハッシュタグプロジェクトとは異なり、国際大会におけるアジアの強豪相手との真剣勝負ということで、試合開始前から、セルジオ越後さんの緊張感が感じられました。もちろん、#bravia_footballを入れてツイートされる内容からも、サポーターが試合に臨む意気込みや熱気を大いに感じることができました。スターティングメンバーの予想や試合の勝敗予想、活躍する選手への期待など、ツイートされる内容を見ていると試合開始が待ちきれないサポーターの思いがひしひしと伝わってきました。セルジオ越後さんが、活躍する選手の予想や、ゲームの入り方などの解説をツイートすると、サポーターからはセルジオ越後さんに同意する内容や、独自の見解が含まれた多くのリツイートが発信されました。ツイートを通じて、緊迫感をも共有できているような感覚を抱きました。
国歌斉唱などのセレモニーでもツイートは盛り上がりを見せたまま、試合開始となりました。
試合内容の解説ツイートをセルジオ越後さんが行うと、そのコメントに対するリアクションを含んだツイートやリツイートが、#bravia_footballを埋め尽くしてしまうぐらい多く寄せられました。試合は、激しい風雨やピッチコンディションが影響する中、両チームの真剣勝負による一進一退の拮抗した内容で前半を終え、後半に突入していきました。
後半の選手交代の希望をセルジオ越後さんがツイートすると、#bravia_footballのタイムラインが、セルジオ越後さんへの同意意見などでざわつき始めました。特に、交代して出場した選手に担って欲しい役割や期待するポイントについてのツイートをセルジオ越後さんが行うと、リツイートが一気に増え、1分間に100を超えるリツイートが寄せられる事態となりました。離れてサッカー中継をTVでみている人が思っていることを、セルジオ越後さんのツイートがきっかけとなり共有することができたと感じました。
試合はロスタイムに日本が決勝ゴールを奪って勝利を収めるという劇的な幕切れとなり、ツイッター上での盛り上がりも加速しました。「ヤッター、ヤッター」という素直な喜びの声をセルジオ越後さんかツイートすると、リツイートが爆発的に増え、サポーターの盛り上がりを後押ししました。勝利の喜びの声はもちろん、試合内容や監督采配への意見、次の試合に向けての課題、個々の選手の評価などの話題が次々にタイムラインに表示される状況が見られました。それを見たセルジオ越後さんから、「こういった、ツイッターをきっかけにして、サッカーに対する議論が離れている人同士でも行われることが増えてくると、日本のサッカーのレベルアップにつながるかもしれないね」というコメントをいただきました。
ツイッターと共にサッカー中継を楽しむことがサッカー文化のさらなる創造の第一歩になる可能性があるのではないかと思うことができた、今回のハッシュタグプロジェクトとなりました。
たくさんのツイートでのご参加ありがとうございました。
次回のハッシュタグプロジェクトにもご期待ください!!