今やDVDメディアのフォーマットは実にさまざま。メディアではDVD−R/RWやDVD+R/RW、さらに録画モードではビデオモードやVRモードなど。MEX-R1はこれらのメディア、フォーマットを車載システムとしていち早くフルサポート。デジタル放送のCPRM番組(一回のみ録画可能)も再生できるため、ソニーの「スゴ録」で録画した番組もクルマで楽しめます。またDVD記録した約1,000曲ものMP3ファイルの再生にも対応しています(1,000MP3)。
前席は音楽を、後席ではカーシアターを楽しみたい。MEX-R1なら、こんな活用法も1台で実現できます。独立したビデオ、音声出力を2系統装備。セットしたディスクの映像や音声を、リアにだけ出力することが可能です。前席ではラジオやCD/MDチェンジャー、ポータブルオーディオプレーヤー(AUX入力)の音楽を再生、後席ではDVDビデオを鑑賞できます。
外光の入る方向や強さが、めまぐるしく変わる車内環境。そこでソニーはピクチャーイコライザーを開発しました。モニターの明るさやコントラスト、色相、色の濃さなどを、時間帯や天候に合わせて手軽に調整できる新機能です。(プリセット6パターン)
高画質のポイントは、デジタル映像信号を忠実にアナログ信号へと変換すること。そこで、その変換回路に電源を独立して供給。映像回路などからのデジタルノイズの影響を抑えました。さらに、映像信号を増幅し、モニターへと出力するビデオアンプには、高級ホームDVDプレーヤーと同じ高性能パーツを採用。接続されるモニターやクルマからのノイズの影響が少ない、安定した映像出力を実現しています。
CDなど音楽メディアを再生する場合は、ディスク情報をモニターに表示。CDテキストやID3タグなどもモニターの大きな画面で確認できます。また、グラフィカルな画面デザインで、クルマでのミュージックシーンをシックに演出します。
専用開発されたHX-TUNEコンデンサーが再生する、豊かな音場と臨場感。24ビットDACの情報処理が可能にした、艶やかな音色。先進のS-MOSFETパワーICが生み出す、エネルギー感や躍動感。ソニーの独自技術で、原音の魅力をいっそう忠実に再現します。
ユニット内部にホコリが侵入するのを防ぐ、ソニー独自のディスクスロット機構がさらに進化。フロントパネルがディスプレイ部ごと大胆にスライドします。ディスプレイ部の大型化とインテリアとの高いフィッティング感を実現しました。
【パワーアンプ部】
●最大出力:52W×4
【DVD・CD部】
●D/Aコンバーター:24bit
●周波数特性:10Hz−20kHz
●SN比:120dB (1kHz)
【チューナー部】
●受信周波数範囲:76.0MHz−90.0MHz(FM)、522kHz−1629kHz(AM)、TV1−3ch(TV音声)
●実用感度:9dBf(FM)、30μV(AM)
●SN比:69dB(モノ)
電源:DC12Vマイナスアース
消費電流:10A(最大)
外形寸法:約 幅178×高さ50×奥行179mm
質量:約1.2kg