最大解像度はSXGA(1280×1024)ですが、誤ってUXGAの解像度(1600×1200)を表示させた場合でも、「UXGA簡易表示機能」によりUXGAを簡易的に表示しますので(さらに誤表示を知らせるインフォメーションウィンドウも画面上に現れます)、この画面上から希望している正しい状態の解像度に簡単に復帰できます。他のディスプレイにつなぎかえて解像度をあらためて調整する必要のない、便利な機能です。なお、SXGAより低い解像度を表示する場合、表示する大きさを次の3つのモードから選べます。
「Realモード」(もとの解像度のまま)
「Fullモード1」(もとの信号のアスペクト比を保ちながら拡大表示)
「Fullモード2」(もとの信号のアスペクト比にかかわらず、フル画面で表示)
使う人の好みに合わせたさまざまな設定を、わかりやすいメニュー構造の画面表示を見ながら簡単に行えます。アナログ信号だけでなく、デジタル信号の場合にも各種調整が可能です。また、調整項目にはガンマ調整機能も装備しました。たとえばデジカメで撮影した画像など黒つぶれ、白つぶれがめだつ場合がありますが、ガンマ調整により画面全体を黒浮き、白浮きさせることなく、白、黒の階調補正ができます(3モードで可変)。
VESAマウントに対応し、別売りの金具等を使えば壁掛けやアームマウントにすることができます。また、Kensinton社製マイクロセーバーシステムに対応し、盗難防止に役立ちます。
検証済みマウントアーム:岡村製作所ホームページへ
*G-FREEのページをご参照ください
画面サイズで21型CRTにほぼ相当する18型液晶パネルを搭載。最大解像度はSXGA(1280×1024ドット・垂直周波数85Hz時)を実現。広い画面に大量の情報を表示できるため、グラフィックを多用したり、複数のウィンドウを開いて作業するときに効果的です。
新開発の画像処理プロセッサーの搭載により、アナログ入力時には、A/D変換の精度を大幅にアップ。高画質な画像表示を実現しました。また、このプロセッサーにより、アドバンスト・デジタルスムージングが可能になり、SXGAより解像度の低い画像を拡大表示するときにも、シャープで、ジャギーやボケ感の少ない画像を表示します。さらに画像処理プロセッサーを含む信号処理系はフルデジタルシステムを採用。入力信号(アナログ信号)はデジタル信号に変換し、デジタルですべての信号処理を行うので、信号劣化が少ないうえ、信号特性を安定させたまま変換・補正が行えるという特長があります。
新開発画像処理プロセッサーにより、適正な画像表示が自動的に行えるようになりました(“インテリジェント・オート画質調整”)。プリセットされていない信号が入力された場合、自動的に画質調整(画面センター位置、およびピッチ調整/フェーズ調整)を行い、一般的な使用においては画質調整が必要ありません。また、調整性能もより高速・高精度になりました。
18型液晶パネルは、広視野角(水平/垂直とも160度)、高輝度・高コントラストの高性能タイプを採用。また、バックライトとカラーフィルターを適切にマッチングさせ、鮮やかで、オリジナル映像に忠実な色再現を実現しました。さらにバックライトのランプの色合わせを十分行ったことが、色再現性をより高めることに貢献しています。
◎画面はすべてハメコミ合成によるイメージです。