屋外で動きの速い被写体を撮影するのに適した「アドバンストスポーツ撮影モード」。動体予測機能によって、前後に動く被写体にも高精度にフォーカシングできます。シャッタースピードを従来よりも高速にシフトするプログラム線図を採用することで、これまで以上に被写体ブレしにくく、ピントの合った写真撮影が行なえます。さらに、ISO感度設定が可能になったため、1/4000秒の超高速の世界を手軽に楽しめるようになりました。激しく動くスポーツシーンなどでもピントの合った写真を撮影できます。
シャッタースピードや絞りなどを任意に設定できる「マニュアル機能」を搭載。シャッタースピードは1/4000秒まで設定できるので、動く被写体の一瞬を切りとって、躍動感あふれるシーンを表現できます。また、絞り開放で被写体を際立たせた幻想的な写真も撮影可能。撮影意図に合わせて露出をコントロールしながら、自分だけのこだわりの作品に仕上げられます。
撮影した画像データは、画像処理エンジンのノイズ低減処理(NR)によって、高感度撮影でもノイズを抑えたクリアな写真に仕上げられます。しかし、このノイズ低減処理が強すぎると逆に解像感が失われるなど、写真の画質にも大きな影響を与えます。そこで、自分の好みやシーンに合わせた画質が選べるように「NRレベル設定」を搭載。ノイズ低減処理レベルを「強・標準・弱」から選び、よりイメージに近い画質に仕上げられます。
従来の露出ブラケット(±0.3EV/±0.7EV/±1.0EV)撮影に加えて、「ホワイトバランス」と「カラーモード」によるブラケット撮影が可能。一度の撮影でホワイトバランスの異なる3枚、色合いの異なる3枚を撮影できるようになります。露出や色合いの調節が難しいマクロや夕景などの撮影に役立ち、被写体のもつ雰囲気をそのまま再現できます。
通常、レンズの前に装着して色調の補正などを行うフィルターの効果を、カメラ本体で得られる「フィルターキット」機能を搭載。5種類のカラーフィルターから、表現意図に合わせて選ぶだけで、より創造性の高い作品づくりを行えます。
画像全体の色合いを演出できる「カラーモード」に、実際の色合いを忠実に再現する〈リアル〉を追加。このモードは、撮影後に自分の好きな色合いに加工したい方のために、カメラ内での処理を最小限にしています。もちろん、従来の〈ビビッド〉〈セピア〉〈モノトーン〉も搭載し、イメージに合わせて写真の色調を演出できます。
暗闇の中にいる被写体を、フラッシュを使わずに撮影できるソニー独自の「ナイトショット」機能を搭載。カメラ本体から赤外線を照射することにより、夜行性の動物や寝ている子どもを驚かさずに撮影できます。