コンパクトなボディに、カール ツァイス光学15倍ズームレンズを搭載。テレ端時465mm相当(*)までの望遠撮影を実現し、遠くの被写体に寄りたい場合や、風景の一部を切り取りたい時に威力を発揮します。さらに、望遠時の美しいボケ味を生かし、背景ボケを強調した印象的なポートレートも撮影可能。また、焦点距離が長くなるほど発生しやすい色収差を防ぐため、レンズには超低分散ガラスを使用したEDレンズを採用。色収差を除去し、望遠撮影時でも色にじみを抑えたコントラストの高い画質を実現します。
ハイビジョンテレビで写真を見るなら、画質劣化を最小限に抑えながら、約27倍まで被写体に寄れる「HDスマートズーム(*)」がおすすめです。さらに、VGAサイズの「スマートズーム」では、約81倍までの望遠撮影が可能です。
光学ズームと合わせて、最大790mm相当(*)の望遠撮影が可能。スポーツ観戦やバードウォッチングなどで遠く離れた被写体も、その表情まで大きく撮影できます。また、ポートレート撮影時では、いっそう美しい背景ボケを演出でき、人物をより際立たせた一枚に仕上がります。
24mm相当(*)の広角撮影を可能にするワイドコンバージョンレンズを用意。より広い範囲をとらえ、遠近感を強調した写真を撮影できます。旅先の壮大な建築など、目の前に広がる風景をワイドに切りとり、ダイナミックな写真を楽しめます。
卓越した解像性能を持つ、有効910万画素の1/2.3型「Super HAD CCD」を搭載。カール ツァイスレンズの優れた描写力を最大限に引き出し、被写体の細部にいたるまで緻密かつ精細に再現します。人物のきめ細やかな肌の質感、細かい木々の葉も繊細に描写。9Mで撮影すれば、A3サイズの大判プリントも美しく。気に入った写真を、ポスターのように引き伸ばして部屋に飾ることも可能です。
デジタルカメラの頭脳といわれる画像処理エンジンには、ソニーのデジタル一眼レフカメラ“α”(アルファ)に使用される「BIONZ(ビオンズ)」を搭載。圧倒的な高画質技術で、顔検出機能「顔キメ」をはじめ、豊かな色再現、高感度撮影時のノイズ低減、露出・コントラストの最適化、レスポンスの高速化を実現。さらに、情報量の多い高解像度の画像データも高速処理できるなど、カメラ全体のパフォーマンスを大幅に向上させています。
「光学式手ブレ補正」と「高感度ISO3200」をダブルで搭載。「光学式手ブレ補正」で手ブレを防ぎ、高感度による高速シャッターで「被写体ブレ」を抑えます。さらに、暗いシーンでもブレを抑えて、明るく撮影。望遠撮影時に心配な手ブレもしっかりと防ぎ、美しく撮影できます。
高感度撮影時に起こる、ノイズを低減するために「クリアRAW NR(ローノイズリダクション)」を搭載。画像処理前のデータ(RAWデータ)から直接ノイズをカットして、画像のざらつきを抑えます。
逆光など明暗差が大きなシーンでは、被写体が黒くつぶれたり、背景が白くとんでしまったり、狙い通りに撮影するのが困難です。「Dレンジオプティマイザー」機能なら、撮影した画像データを瞬時に分析し、シーンに最適な露出と階調表現に自動補正。見たままの自然な写真を撮影できます。さらに、画像全体を均一に補正する「スタンダードモード」に加え、画像を細かな領域ごとに分けて、より高精度な補正を行う「プラスモード」も追加され、逆光時での黒つぶれや白とびを大幅に軽減できます。
被写体に約1cmまで寄れる「マクロ撮影」機能を搭載。たとえば、小さな花や小物なども、ディテールまで写した迫力の一枚を撮影できます。さらに、撮りたいものにカメラを近づけるだけで、マクロ撮影にうつれる「オートマクロ」も搭載。撮りたい時に、マクロ設定をする手間なく、すぐに接写をはじめられます。