以下の4つのパターンの2画面を切り替えて表示できます。カタログなどの販促物とパターンの表記名が、実機のオプションメニューと一部異なっている部分があり、以下のとおり整理してご説明します。
同じ文書ファイルを左右の2画面にそれぞれ表示します。
あたかも小さなデジタルペーパーが左右に2台並んでいるような状態で表示され、クイックアクセスリスト(左上)、ページ位置表示(中心上)、オプション(右上)の各メニューも左右の画面にそれぞれに表示されます。
ページ数の多いPDF文書を閲覧する場合、左側に目次ページを表示したままにして(ピン留め)、これを参照しながら右側で別のページを読み進めるといった使い方ができます。
異なる文書を左右に並べて表示します。
①同様、小さなデジタルペーパーが左右に2台、並んでいるような状態で異なる2つの文書ファイルが表示されます。
例えば、2つの論文を左右にそれぞれ表示し、比較しながら読み進めたり、校正前と校正後の文書を比較してチェックしたり、といった作業に便利です。
現在、開いている文書ファイルに紐づく専用ノートを作成、もしくは開いて、左右に並べて表示します。
①②同様、小さなデジタルペーパーが左右に2台、並んでいるような状態で、文書ファイルの隣にサイドノートが表示されます。
サイドノートはデフォルトでは右側に表示されます。文書ファイルとサイドノートを左右入れ替えたい場合は、「オプション」メニューから、[左右の画面を入れ替える]をタップします。
左利きの方は、サイドノートを左側に入れ替えたほうが書き易くなり、便利です。
サイドノートは開いている文書ファイルと1対1の関係で保存されます。1度作成すると、以降は「オプション」メニューから〔サイドノートを開く〕をタップすれば、ワンタッチで表示できます。
サイドノートは、文書ファイルのファイル名の後に“_Note”が自動的に追加されたファイル名で、そのドキュメントと同じフォルダー内に保存されます。
例)“×××.pdf” のサイドノートのファイル名 ⇒ “×××_Note.pdf”
● | 既に作成したサイドノートとは別に、新たにサイドノートを作成したい場合は、文書ファイルと既存のサイドノートを並べて表示した後、文書ファイル側の「オプション」メニューから[この文書のサイドノートを新規作成]をタップ。右記の確認画面が表示されますので、「はい」をタップすると作成されます。 新たに作成されたサイドノートのファイル名は“×××_Note(1)” と(1)が追記され、既存のサイドノートと区別されます。以降、サイドノートを追加するごとに、(2)、(3)・・・とカッコの数字がカウントアップされたファイル名がつきます。 既存の古いサイドノートは独立したノートになります。この時、ノートフォルダには移動せず、文書ファイルと同じフォルダに保存されたままになります。 |
● | 作成したサイドノートは、Digital Paper Appから文書ファイルまたはサイドノートのいずれかを、別のフォルダーに移動したり、サイドノートのファイル名を変更しても、対象の文書ファイルとサイドノートの関係は保持されます。 |
● | サイドノートは、〔設定〕メニューの〔ノートのテンプレート〕で「ノートを作成する時に使用するテンプレートを選択します。」で選択されたテンプレートで作成されます。例えば、方眼罫が選択されていた場合、サイドノートは方眼罫で作成されます。 |
※ | テンプレートが特に選択されておらず、「ノート作成時に毎回テンプレートを選択する」にチェックが入っている場合は、自動的に「大学ノート」のテンプレートでサイドノートが作成されます。 |
※ | 通常の「ノート作成」メニューからは、サイドノートは作成できません。 |
※ | また、ノートファイルをサイドノートに指定することもできません。通常のノートファイルを並べて表示したい場合は、②の「ドキュメントを並べて表示」で任意の文書ファイルとノートファイルを表示してください。 |
※ | ノートファイルにサイドノートを作成することはできません。 |
同じ文書ファイルの連続する2ページを同時に左右2画面に見開いて表示します。
1台のデジタルペーパーを横にした状態で、左右に2ページを見開いたように表示する形となり、「オプション」メニューや「クイックアクセスリスト」は、見開き2ページで一つずつ表示されます。
複数ページある文書ファイルを書籍のように2ページに見開いて読んだり、見開きでレイアウトされている文書を読む場合に便利です。
表紙の有無などによって、文書ファイルの1ページ目から「見開き表示」したほうが良い場合と、2ページ目から「見開き表示」したほうが良い場合があります。
この設定を変更したい場合は、「見開き表示」をした状態で、「オプション」メニューから「見開きのページ設定」をタップして設定します。
ドキュメントのページを送る方向を変更したい場合は、「見開き表示」をした状態で、「オプション」メニューから「ページ方向設定」をタップして、
※ | 「見開き表示」中は、左右に2つのドキュメントを並べた表示、ドキュメントの回転、サイドノートの作成はできません。 |
※ | ノートを「見開き表示」している時は、スワイプしてもページの追加はされません。また、ページ削除もできません。 |
※ | ノートを「見開き表示」している時、ページをまたいだ書き込みはできません。 |