履歴ジャンプ機能

デジタルペーパー 新ファームウェアVer.1.6より、新たに「履歴ジャンプ機能」が実装されました。 

履歴ジャンプ機能とは?

「履歴ジャンプ機能」は、指のスワイプによるページめくり以外でページ移動の操作をした場合に、移動前のページと、移動後のページをデジタルペーパー端末上に「履歴」として一時的にメモリーします。
そして、ドキュメント画面上端に表示される「履歴ジャンプボタン」に移動したページの「履歴」が割り当てられ、このボタンをタップするだけで、移動前のページや移動後のページにワンタッチで行き来することができる機能です。

下記の条件でページ移動した時に表れます。矢印の下の数字がジャンプ先のページ番号を表します。

履歴ジャンプ機能が反映されるページ移動について

ページ移動後に「履歴」としてメモリーされるページ操作は以下の通りです。

  • 「ページ位置表示」(画面上部のバーグラフ表示)をタップしてページ移動した場合
  • 「ページ移動」メニューからページを指定して移動した場合
  • 「ページ一覧」表示(16分割のサムネイル表示)から、任意のページへ移動した場合
  • 文字列、もしくは手書きマーク検索をして任意のページに移動した場合
  • PDFのしおり(目次)一覧から任意のページに移動した場合
  • PDFドキュメント内のリンクからページを移動した場合

以下の操作は、ページ移動後に「履歴」としてメモリーされません。

  • 指によるスワイプ操作でページをめくった場合

ドキュメントを開いてから、指によるスワイプ操作だけでページ移動している間は、画面をタップしても「履歴ジャンプボタン」は現れません。

メモリーされたページ移動履歴の保持について

ページを移動した「履歴」は、そのドキュメントを開いている間は保持されます。スリープモード(デジタルペーパーロゴ画面)に入っても、その「履歴」はスリープ解除後も利用できます。

※ デジタルペーパー本体の電源をオフした場合は、メモリーされた「履歴」はリセットされます。

「履歴」がメモリーされるルールについて

・ ページ移動後にスワイプ操作をした場合

ページ移動後に指のスワイプ操作によるページめくりをした場合、ページ移動時にメモリーされたページは、スワイプでページ送りをしたページに置き換えられます。
例)
1ページから「ページ移動」で5ページに移動した場合、移動した「履歴」として5ページがメモリーされます。その後、スワイプ操作で6ページをめくると、メモリーされた5ページが⇒6ページに置き換えられます。つまり、最後に開いたページをつねに最後の移動先としてメモリーする仕組みになっています。

・ メモリーされる「履歴」の数について

30まで履歴が記録できる仕様となっております。ただし、端末のメモリ空き容量の状況によっては、30を超えた履歴の記録が可能な場合がありますが、保証するものではありません。

・ ページジャンプ後に戻って違うページにジャンプした場合

IEなどのブラウザの「戻る」操作によるページジャンプと同様に、「履歴ジャンプボタン」で元のページから一度戻った後に、元のページとは違うページに移動した場合は、元のページ以降の履歴は消え、新しい履歴が上書きされます。

※ ページ移動の全ての操作履歴を記録する訳ではありませんので、ご注意ください。

・「見開き表示」した場合の移動履歴について

「履歴ジャンプ機能」は2ページに見開き表示をしても、メモリーされた「履歴」は維持されます。なお、「見開きのページ設定」が、「表紙なし」だった場合は、「見開き表示」をした後、ページ移動を行うと「履歴ジャンプボタン」に表示されるページ番号は奇数ページが表示されます。「表紙あり」だった場合は、偶数ページが表示されます。

【 便利な活用法 】

・「 しおり(目次)機能」と組み合わせて活用する

目次から、閲覧したいページにジャンプした後、「履歴ジャンプボタン」をタップすることで、目次ページに瞬時に戻ることができます。
ページ数の多い学術文書や論文などのドキュメントを閲覧する際、目次から読みたいページをワンタッチで開いて参照し、また目次に戻って別のページを参照する、といった目次を辿って閲覧することが格段に便利になりました。

紙の文書をめくって閲覧するよりスピーディーに任意のページを開いて閲覧することも可能になりますので、ぜひ「履歴ジャンプ機能」をご活用ください。