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Hint1 私がαで撮る理由

写真家でインスタグラマーのwacameraさんは、
SNSに
掲載する写真をαで撮影しています。
その理由をお聞きしました。

私がαで撮影する一番の理由は、とにかく”ぼけ”が、とても美しいことですね。そして、被写体に合わせてレンズが選べることや、ISO感度を調節できるのも魅力です。レタッチをすればどんな写真でも同じでは?という質問をよくいただきますが、αで撮った写真とスマートフォンで撮った写真では、レタッチの仕上がりに大きく差が出ます。αで撮った写真は解像や階調など、もともとが高画質なので、レタッチ後も描写が大きく損なわれることがありません。私にとってαは、イメージ通りの写真が撮れる魔法のツールです。

Hint2 映える写真撮影のヒント

SNSで映える写真のポイントと撮影のコツを
wacameraさんに
教えていただきました。

映えるヒント

#風景は
#空を多く
#色彩を豊かに

α7 III, FE 24-105mm F4 G OSS, 24mm, F4, 1/500秒, ISO100

α7 III, FE 24-105mm F4 G OSS, 24mm, F4, 1/500秒,
ISO100

美しい色使いの写真には、多くの人の心を動かす力があると思っています。風景撮影では空の分量を多くすると、青空や夕焼けなど空の色を強調できます。光と影の描写を生かして印象的に仕上げるのも効果的ですね。


映えるヒント

#構図は #ダイナミックに
#インパクトを

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/1000秒, ISO100

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/1000秒, ISO100

誰もが目を奪われるダイナミックな表現も、SNSで映えるポイントの一つです。たとえば、近くの被写体と遠くの被写体を両方取り入れると、遠近感を生かしたダイナミックな写真になります。


映えるヒント

#画角は #1:1を
#意識しながら #撮影

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/320秒, ISO100

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/320秒, ISO100

SNSはスマートフォンで見る方が多いと思います。私はできるだけ写真を大きく見せたいので、投稿する写真はスマートフォンの画面で大きく表示できる正方形の1:1か縦長の5:4がほとんどです。

構図を決めるときは1:1の画角を意識

構図を決めるときは、1:1の画角を意識しながら、画面の両端を切ることを想定して撮影します。できるだけ広い範囲を取り込んでおくと、あとでトリミングしやすくなります。


#縦位置なら #トリミングしやすい

縦位置ならトリミングしやすい

1:1の画角を意識するのが難しい場合は、縦位置で撮影しましょう。左右に入れたい被写体を入れて、空や地面など上下を切るほうがトリミングしやすいと思います。

Hint3 広角レンズで映える作品づくり

印象的な作品づくりにおすすめのレンズと
その魅力を、
wacameraさんに
ご紹介いただきました。

SNSで "映える写真" を撮るためには

  1. 広い範囲を写せること
  2. 近くと遠くを一緒に写せること
  3. ぼけをつくりやすい明るいレンズであること

この3つの条件を満たすのが「広角レンズ」で、特に単焦点レンズのFE 20mm F1.8 Gが
おすすめです。

wacameraさんが愛用のα7 IIIとFE 20mm F1.8 G

wacameraさんが愛用のα7 IIIとFE 20mm F1.8 G

朝霧に包まれるボロブドゥール

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/250秒, ISO100

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/250秒, ISO100

これは、インドネシアのボロブドゥール遺跡で撮影した一枚。実際は狭い場所ですが、焦点距離20mmの画角で広々と写すことができました。早朝の薄暗い中だったのでF1.8の絞り開放で撮影していますが、背景のぼけ具合が大きすぎず、遺跡や山の稜線の細かいディテールまで表現できました。


冬木立に降りそそぐ光と影

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/800秒, ISO125

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/800秒, ISO125

ここは、富士山近くの山道。地面に落ちる光と影の美しさと、空と木々の高さを表現したくて、20mmの画角で撮影しました。20mmの単焦点レンズを使うのはこのときが初めてで、背景の木々のなめらかなぼけに感動しました。また、左上に太陽が入っていますが、ゴーストやフレアが抑えられている点も、このレンズのお気に入りのポイントです。


黎明の富士山麓にて

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/60秒, ISO500

α7 III, FE 20mm F1.8 G, 20mm, F1.8, 1/60秒, ISO500

1月下旬、富士山の麓で夜明け前の寒さに震えながら撮影しました(笑)。このレンズは最短撮影距離が短い*ので、ランプもカメラも手持ちです。αのボディ内手ブレ補正がブレを抑えてくれて、ピントもびしっと合いました。遠くの富士山を構図に取り込めるのはもちろん、近くの被写体にグッと迫ることもでき、1本で幅広い表現ができるのも大きな魅力です。
*最短撮影距離19cm(AF時)

#写真が #上達するかも!?

開放F値1.8の明るさと高い解像力の
大口径広角単焦点レンズ

FE 20mm
F1.8 G

SEL20F18G

FE 20mm F1.8 G SEL20F18G

Hint4 広角レンズの作品と作品解説

広角レンズは、他にも種類が豊富です。
αcafeに投稿されたオーナー様の作品から、SNSで映えるポイントとそのレンズの効果を
wacameraさんに解説していただきました。

夏だぁ〜!

αcafe 紙風船さんの作品

α7R III, FE 12-24mm F4 G, 24mm, F4.5, 1/500秒, ISO125

α7R III, FE 12-24mm F4 G, 24mm, F4.5, 1/500秒,
ISO125

希望が感じられる作品ですね。顔は写ってませんが、全身から笑顔であることが伝わってきます。まるで女の子が青空に飛び出しそうな開放感は、広角レンズならではの表現です。

使用レンズはこちら

迫力の空間表現が生み出せる
小型・軽量の超広角ズームレンズ

FE 12-24mm
F4 G

SEL1224G

FE 12-24mm F4 G SEL1224G

春をのせて♪

αcafe あずきさんの作品

α7R III, Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS, 22mm, F5, 1/80秒, ISO100

α7R III, Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS,
22mm, F5, 1/80秒, ISO100

定規で測ったような水平の取り方やシンメトリーな構図が素晴らしいです。水たまりの映り込みを入れたところが、おもしろいですね。いろいろな画角を試して22mmがベストだったのだろうという撮影者の意志を感じます。

使用レンズはこちら

鮮鋭な描写と忠実な色再現を実現。
小型軽量の高性能広角ズームレンズ

Vario-Tessar T*
FE 16-35mm
F4 ZA OSS

SEL1635Z

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z

青い空に

αcafe minohiroさんの作品

α7R III, FE 28mm F2 + Fisheye Converter, 16mm, F8, 1/1000秒, ISO500

α7R III, FE 28mm F2 + Fisheye Converter, 16mm, F8,
1/1000秒, ISO500

フィッシュアイコンバーターで降り注ぐような傘が表現されていますね。黄、緑、青と色使いがとても綺麗。左下にくつろいでいる人物を取り入れたことで、ここがみんなに愛されている場所だということも伝わってきます。

使用レンズ+コンバーターはこちら

いつでも持ち歩けるコンパクト設計。
開放F値2.0の広角単焦点レンズ

FE 28mm F2

SEL28F20

FE 28mm F2 SEL2820

魚眼レンズの写真表現が楽しめる
FE 28mm F2専用コンバーター

フィッシュアイ
コンバーター

SEL057FEC

フィッシュアイコンバーター SEL057FEC

北アルプスの一本桜

αcafe hiro2017さんの作品

α7R II, FE 16-35mm F2.8 GM, 16mm, F2.8, 13秒, ISO6400

α7R II, FE 16-35mm F2.8 GM, 16mm, F2.8,
13秒, ISO6400

桜にかかる天の川が、舞い散る花びらが空へ昇っていくように見える構図に、「どうしたらこんなふうに撮れるのか?!」と目を奪われました。F2.8というレンズの性能が生かされている、素晴らしい作品だと思います。

使用レンズはこちら

ズーム全域開放F値2.8の
大口径広角ズームレンズ

FE 16-35mm
F2.8 GM

SEL1635GM

FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

野付半島の朝

αcafe MakiEniさんの作品

α7R IV, FE 24mm F1.4 GM, 24mm, F4.5, 1/30秒, ISO125

α7R IV, FE 24mm F1.4 GM, 24mm, F4.5, 1/30秒, ISO125

焦点距離24mmで野生のシカをこの大きさで撮影するには、かなり近づかなければなりません。警戒心の強い動物との距離を縮めるためにきっと苦労と工夫をされたはず。どんなふうに撮影したのか、見る人をわくわくさせてくれる一枚です。

使用レンズはこちら

圧倒的な高解像を開放F値1.4から
実現する大口径広角単焦点レンズ

FE 24mm
F1.4 GM

SEL24F14GM

FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM