カメラワークとは
カメラワークとは、動画を撮影するときの「カメラの動かし方」です。さまざまなカメラワークの特徴を理解して撮影に取り入れれば、より相手に伝わりやすい動画作品をつくることができます。基本的なカメラワークには、次のような技法があります。
カメラを固定して撮る
フィックス
カメラを固定して動かさずに撮る技法
カメラを振って撮る
パン
カメラを左右に振って撮る技法
ティルト
カメラを上下に振って撮る技法
レンズの機能を生かして撮る
ズーム
レンズの焦点距離を変えながら撮る技法
フォーカス
レンズの絞り値を変えながら撮る技法
移動しながら撮る
トラック
動く被写体にカメラと撮影者が追従しながら撮る技法
サークルショット
被写体の周りをカメラと撮影者が円を描くように移動しながら撮る技法
ドリー
メインの被写体に、カメラを近づけたり遠ざけたりしながら撮る技法
「カメラワーク」は手持ちやジンバルで歩きながら撮影するイメージが強いと思いますが、トラック、サークルショット、ドリーは難易度が高く、手ブレで見にくい動画になりがちです。動画初心者の方は、まずは三脚に固定してフィックスやパン、ティルトから試してみることをおすすめします。