アグレッシブな撮影、時間との戦い。さまざまな状況の中で、撮影時おける一連の動作がスムーズに行えるよう、操作性を向上。高性能を快適に操れる仕様・機能を採用しました。
撮影者の多彩なシューティング・ワークに的確に応えるためVX2100では、フォルムやデザインの中にもそうしたソニーの設計思想が生かされています。たとえばトータルデザインは、ビューファインダーを見る視線がそのまま撮る方向になるよう、レンズーマイクービューファインダーを一直線に配置した「インラインデザイン」を採用しました。
撮影時の映像チェックも解像度の高い、美しい画質で確認できます。もちろんフレキシブルタイプなので対面撮影や自分撮り、ローアングル撮影時も便利です。また、液晶折り込み時のオンスクリーンディスプレイ機能も搭載。液晶面を外側に向けてピッタリ本体に収納した状態で、文字情報が表示できます。映像はもちろん、撮影データやエフェクト、各種設定を行えるうえ、設定の状況もひとめで確認でき、三脚撮影時などにとても便利です。さらにVX2100では日差しの強い屋外でもはっきりと被写体を見ることができるハイブリッド液晶モニターを採用。より快適な撮影が行えます。
アングルや構図、躍動感など、映像クオリティーにこだわるほど、そのシューティング・ワークはますますアグレッシブになります。優れたカメラであるためには、そうした撮影者の動きに応えるポータビリティーと信頼性を備えている必要もあります。 VX2100も従来機同様、本体キャビネット部に、その高品位な質感と軽量かつ丈夫な機能性から数多くのプロ用機器にも採用されているマグネシウム合金ダイカストを採用。手にしっくりとなじみ、高精度なメカニズムをしっかりガード、アグレッシブな撮影にも応えます。
低消費電力設計により、録画時の消費電力は4.0W(*1)。インフォリチウムバッテリー「Lシリーズ」の使用により、最大約9時間35分の長時間連続撮影を実現しました(*2)(別売NP‐F960使用時)。また、撮影・再生中にバッテリー残量が分単位で液晶モニターやビューファインダーに表示されるインフォリチウム機能に対応。バッテリー交換のタイミングがあらかじめわかり、便利です。
ハンドル前方に高感度ステレオマイクを搭載。狙った被写体やシーンの音声を美しく記録できます。外部マイク入力端子(プラグインパワー対応)も装備していますので、撮影目的に合わせて別売りのマイクを接続、より高品位な音声記録が行えます。マイク録音レベルは、マニュアルで調整が可能。VX2100ではマニュアル録音時のオーディオクオリティーを約6dB改善(*2)。クリアでノイズの少ないハイクオリティーな音声を録音できるようになりました。また、音声記録モードを16ビット(サンプリング周波数48kHz)と12 ビット(サンプリング周波数32kHz)から選択できます。12ビット・2ステレオモード選択時にはステレオ音声のアフレコが可能、撮影時の現場音に BGMやナレーションを加えて編集したい時などに威力を発揮します。もちろん、各設定は液晶モニターやビューファインダーで確認することも可能です。