- 天候:くもり
- [撮影情報]
- シャッタースピード:1/60
- 絞り:F2
- ISO:160
- クリエイティブスタイル:ポートレート
- ホワイトバランス:オート
目線と空間のあけ方でひと工夫!
一般的に目線の方向に空間をあけると安定した構図になると言われていますが、今回は目線の向きとは反対側に空間をあけて撮影しています。敢えて不安定な構図にし、被写体が顔をやや上向きにした瞬間を捉えることで写真に動きを与え、ストーリー性を演出しています。写真を見るひとの想像力が膨らむ一枚になりました。
使用したレンズ(SEL55F18Z)なら、ピントを合わせた手前の瞳はあくまでシャープに、背景の林はとろけるように美しくぼけて、被写体の女性を印象的に浮き立たせています。また、使用したボディ(α7S)なら、すべての感度で豊かな階調を有しており、木漏れ日が当たった明暗のある女性の顔も美しく滑らかに表現できています。AFには、ピントを合わせたい点を任意に選べ、AF枠の大きさも被写体に合わせて選択できるフレキシブルスポットをはじめ、多彩なAF機能を搭載。ピントを合わせたい部分が画面周辺にある場合でも、しっかりピントを合せることができます。
- [撮影情報]
- シャッタースピード:1/60
- 絞り:F1.8
- ISO:640
- クリエイティブスタイル:ポートレート
- ホワイトバランス:オート
その場の光を生かして自然な描写!
林の中にある建物の中での撮影。やや温かみのある室内の雰囲気をそのまま表現するため、フラッシュを使わずにその場の光だけで撮影しています。構図は目線の方向に空間をあけることで、この写真を見るひとが、被写体の目線の先を意識するように撮影しています。また、背景にはシンプルかつ色味が合う場所を選ぶことで、被写体の女性が引き立つようにしています。
使用したレンズ(SEL55F18Z)では、ピントを合わせた手前の瞳となめらかで美しいぼけの対比が印象的で、被写体の女性の魅力をより一層引き立てています。また使用したボディ(α7S)なら、高感度設定時でもノイズを抑えて撮影できるので、フラッシュを使用しない室内撮影でも女性の美しい肌を自然でなめらかに描写することができます。