雲ひとつない空に暮れていく夕日。誰もが残したいと思うこの風景を、通常の「オート」モードで撮ってしまうと、見た目の印象よりも沈んだ色味になりがちです。見たときの記憶の色で写すためには、ホワイトバランスを「日陰」に設定。手前の被写体がシルエットになるように露出を調整すれば、コントラストの効いた鮮やかなオレンジ色のグラデーションで、ドラマチックな夕景写真が完成します。
雲ひとつない空に暮れていく夕日。誰もが残したいと思うこの風景を、通常の「オート」モードで撮ってしまうと、見た目の印象よりも沈んだ色味になりがちです。見たときの記憶の色で写すためには、ホワイトバランスを「日陰」に設定。手前の被写体がシルエットになるように露出を調整すれば、コントラストの効いた鮮やかなオレンジ色のグラデーションで、ドラマチックな夕景写真が完成します。
街角で見つけた印象的なアンティークのランプ。光源やランプの装飾を大きく写したかったので、望遠レンズでグッと寄って切り取りました。しかし、周りが暗いため手ブレしやすく、さらに望遠レンズでズームアップすると、手ブレが目立ってしまいます。そんなときに便利なのが「手持ち夜景」モードです。高速で6枚の写真を連続撮影して、画像を合成しながらノイズを低減処理します。手ブレもノイズも抑えた写真を三脚なしで撮影できます。この写真では、ランプのアンティークらしい質感を損ねることなく、雰囲気たっぷりに撮影できました。
暖かみのあるペンダントライトの吊り下がるレストラン。その室内の雰囲気を生かしたまま撮りたい。広角レンズでは、店内のさまざまなアイテムが写りこみ、画面がごちゃごちゃしてしまいます。こんなときはズームレンズの望遠側を使って撮るのがポイント。ランプシェードに大きく寄ることで、主題をはっきりさせることができます。さらに、手前にある光源を前ぼけとしてフレーミングすることで、輝きとともに奥行き感が得られ、ゆったりとくつろぎの時間を感じられるような1枚を演出できます。
時の流れを感じさせる、古い手持ちランプ。本物のアンティークが醸し出す質感は、そのまま撮影しても十分な雰囲気が出ますが、ここではさらにひと工夫してみました。NEX-5Nに搭載されている「ピクチャーエフェクト」の機能のひとつ「トイカメラ」モードを使用して撮影。「トイカメラ」を使うと、画面の四隅の光量が落ちこみ、コントラストの強い色合いになります。ランプの持つクラシカルな雰囲気と空間がうまくマッチして、まるで映画のワンシーンのような情緒あふれる印象的な一枚に仕上がりました。
カウンターに置かれたレトロなミニカーを画面いっぱいに切り取りたい。店内は小さな照明が灯るだけの暗い環境。その雰囲気をありのまま切り取りたかったので、手ブレしにくいシャッタースピードになるように、ISO感度を3200まで上げて撮影しました。NEX-5Nは、わずかな光もとらえるAPS-Cサイズの大型センサーを搭載。さらに、1画素あたりの感度を高めつつノイズレベルを大幅に低減しているので、高感度でもノイズの少ないなめらかな画質に仕上がります。また、F値の大きなレンズを使用したことと相まって、背景の美しいぼけまで演出できました。
ルームランプに照らされたテーブルの雰囲気をそのままに切り取りたい。NEX-5Nなら、飛躍的に向上した高感度性能により、ISO感度を最高25600まで設定可能。また、ISO感度「AUTO」時なら、感度をISO100〜3200の広範囲で自動設定され、手軽に高感度撮影ができます。薄暗い室内のわずかな灯りでも、高感度に設定することで、三脚やフラッシュを使わずに被写体を鮮明にとらえられます。また、間接照明などを柔らかな雰囲気のまま撮れるのはもちろんのこと、イルミネーションなどの夜景シーンでもノイズの少ないクリアな画質に仕上げられます。