●ガイドナンバー43(*1)の大光量
●バウンス撮影時にフラッシュ発光部を横位置から縦位置へ素早く切り替えられる、α独自の「クイックシフトバウンス」を採用
●本格的な多灯撮影を可能にするワイヤレス多灯光量比制御機能
●内蔵ワイドパネルで、焦点距離15mm(*2)までの画角をカバー
●防塵・防滴に配慮した設計
●ADI調光方式採用
●ハイスピードシンクロ機能
●ワイヤレスフラッシュ機能
●ホワイトバランス自動補正機能
●被写体の瞳をより美しく演出するキャッチライトシートを内蔵
フラッシュ光を被写体に直接あてずに、部屋の天井や壁に向けて発光させるバウンス撮影。被写体の背後に強い影がでることを防げるので、自然な印象の写真を撮るのに有効です。HVL-F43AMは、フラッシュ発光部にα独自の回転機構を採用。バウンス角度を維持したまま発光部を回転させることができます。横位置撮影でも縦位置撮影でも同様の配光ポジションをワンアクションで素早く確保できるので、構図切り替えをスムーズに行えます。
フラッシュを最大3つのグループ(*)に分けて、任意の光量比を設定するだけで、発光量を自動調整。深い知識や経験を必要とする立体感のあるクリエイティブなライティングを手軽に実現できます。
ADI調光対応のカメラと距離エンコーダー搭載レンズとの組み合わせにより、高精度なADI調光を実現。背景や被写体の反射率に左右されず、被写体までの距離情報をもとに、より高精度なフラッシュ調光が得られるTTL調制御を行います。
高速シャッターでのフラッシュ撮影がオートで可能。従来の日中シンクロではシャッター速度がフラッシュの同調速度以下に制限されて絞りが絞りこまれるため、背景のぼけ効果を生かせませんでした。このハイスピードシンクロ機能は、シャッターの全速度に同調できるので、絞りを開けての撮影が可能です。大口径レンズでも背景をぼかした美しいポートレートが簡単に写せます。さらに、ワイヤレスによるハイスピードシンクロ撮影もできます。
シャッターが閉じる直前に、フラッシュを発光させて撮影する「後幕シンクロ」に対応。光の軌跡が後方にたなびくような作品が撮影でき、動く被写体をより印象的に演出できます。
α(Aマウント)本体と組み合わせて、ワイヤレスフラッシュ撮影ができます。フラッシュの位置や向きを自由に変えられるので、正面からのライティングでは、強くでてしまう影や白とびを抑えたり、被写体に陰影をつけて立体感や奥行きを演出したりできます。さらに、全速同調可能なワイヤレスハイスピードシンクロも実現しています。
フラッシュ撮影時の色温度はガイドナンバーやフラッシュのタイプによって影響を受けます。「ホワイトバランス自動補正機能」は、フラッシュ光の色温度情報をカメラ側に自動送信。カメラ側はこの色温度情報をもとに、ホワイトバランスの自動補正を行い、より美しいフラッシュ撮影を実現します。
装着したカメラの撮像面サイズ情報を受け、最適な配光を自動コントロールする「画面サイズ最適化ズーム制御機能」を搭載。35mmフルサイズやAPS-Cサイズなど画面サイズに適した配光を行います。