99点の位相差AFと25点のコントラストAFにより、フォーカスエリアが画面の広範囲をカバーし、どんな構図でも被写体をとらえる「マルチポイント」。画面中央のみでピントを合わせる「中央重点」。 ユーザーが任意にピントを合わせる位置を指定できる「フレキシブルスポット」。3種類のフォーカスエリアから、被写体や構図にあわせて選択できます。
カメラが自動でピント合わせを行うオートフォーカスのほか、手動でピントを合わせるマニュアルフォーカス、オートフォーカスでピントを合わせた後に、手動でピントを微調節できる「ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)」機能も搭載。「DMF」は、AFとMFを瞬時に切り替えられるので、微妙なピント合わせに威力を発揮します。また、オートフォーカスモードは、「シングルAF(AF-S)」と動いている被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF(AF-C)」があります。
液晶モニターはもちろん、ファインダー内にもグリッドラインを表示できるので、水平や垂直の傾きを補正しながら、緻(ち)密なフレーミングが可能です。
カメラの水平やアングルの傾きを確認するのに便利なデジタル水準器を搭載。液晶モニターでもファインダー内でも、インジケーターを見ながら、正確な水平出しを簡単に行えます。また、上下方向の傾きにも対応し、建物など垂直に見せたい被写体を撮るときに便利です。
ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)時を含む、手動でのピント合わせを行うときに便利なのが「MFアシスト」機能です。画面の一部を約4.8倍または約9.6倍に拡大し、細部のピント合わせが可能です。マニュアルフォーカスモード設定時には、フォーカスリングの回転操作に連動して(*)自動的に拡大表示に切り替わります。
マニュアルフォーカス時に、画面内のシャープな部分を色つきで表示します。液晶モニターはもちろん、ファインダー内でもどこにピントが合っているかが一目で確認でき、細かなピント合わせを行うマクロやポートレート撮影に便利です。ピーキングの色は白、赤、黄色から選べ、ピーキングレベルは3段階から選択できます。また、Aマウントレンズ(*)を装着している際にも活用できます。
撮影シーンに応じてモードを選択するだけで、カメラが自動的に絞りやシャッタースピードはもちろん、ホワイトバランスや画質まで、シーンに最適になるようコントロールします。「ポートレート」「風景」「マクロ」「スポーツ」「夕景」「夜景ポートレート」「夜景」「手持ち夜景」「人物ブレ軽減」モードの9種類から選択できます。
フルオートの簡単撮影機能のほか、本格的にクリエイティブな意図を反映できる撮影モードを搭載。シャッタースピードと絞り値を自動設定する「プログラムオート(P)」をはじめ、「絞り優先(A)」「シャッタースピード優先(S)」「マニュアル(M)」などの設定が可能です。
-3EVから+3EV間で1/3EVステップの露出補正が可能。自動で露出を変えて撮影する 「露出ブラケット」なら、1/3、2/3、1、2、3EVステップで 3 枚のブラケット撮影が行え、撮影結果を比較して最適な1枚を選べます。
CMOSセンサーがとらえた画像を1200分割し、各エリアの測光データから適正な露出を決定する「マルチ測光」。画面中央部周辺に重点をおきながら全体の明るさを平均的に測光する「中央重点平均測光」、中央部のフォーカスエリア付近を測光する「スポット測光」から、好みやシーンに合わせて選択できます。
カメラがシーンの光源を自動で判定して、見たイメージに近い自然な色合いを再現する「オートホワイトバランス(AWB)」。そのほか、赤みや青みを強調したい場合には、「太陽光」「電球」「蛍光灯」などのプリセットモードから選択できます。さらに、「色温度&カラーフィルター」「カスタム」も搭載しています。また、「OPTION」を選択すれば、ホワイトバランスをライブビューで確認しながら表現に合わせて色合いを微調節できます。
“メモリースティック PRO デュオ”や“メモリースティック PRO-HG デュオ”、SD/SDHCメモリーカードに対応したマルチスロットを搭載。SDXCタイプのSDメモリーカードも使用できます。なお、SDXCメモリーカードはSDXCに対応している機器で使用できます。SDメモリーカード、SDHCメモリーカードのみに対応した商品では使用できません。
CMOSセンサー前面に配置されているローパスフィルター表面に帯電防止コーティングを施し、ゴミをつきにくくしています。また、電源オフのたびに、自動的にフィルターを超音波振動させることで、レンズ交換時に付着しやすいゴミやホコリをふるい落とします。
付属ソフト“PlayMemories Home”を使えば、写真だけでなく動画もカレンダー表示でかんたんに整理・検索・再生が行えます。パソコンをつなぐだけで、カメラ内の映像を取りこまなくても見ることも可能です。さらに、パソコンに取りこんで編集したり、DVDを作成したり、便利な機能を使って楽しくかんたんに管理、活用できます。
撮った写真や映像をクラウドサービス“PlayMemories Online”にドラッグ&ドロップでアップロードでき、自分の写真や動画を〈ブラビア〉、タブレットなど多彩な機器で見られます。また、かんたん操作でFacebook、YouTube、mixiなどのネットワークサービスにアップロードできます。
RAW現像ソフト「Image Data Converter(イメージ データ コンバーター)SR」と、画像閲覧ソフト「Image Data Lightbox(イメージ データ ライトボックス)SR」の機能を融合させた統合ソフトウェアをご用意。トーンカーブやシャープネスなどの多彩な補正機能を使ったRAW画像の編集、露出やホワイトバランス、クリエイティブスタイルなどの調節が可能です。また、RAW/JPEG画像の一覧表示や比較、レイティングなど、RAWデータからの作品づくりをサポートする豊富な機能を備えています。