かけがえのない瞬間を美しい動画でも残せるように、α37はフルハイビジョン動画撮影機能を搭載。常にオートフォーカスが働いてピントを合わせる「クイックAFフルHDムービー」はもちろん、大型センサーによる最大フレームレート60iのフルハイビジョン動画撮影にも対応。大型センサーならではの高画質な映像を記録できます。また、映画のような独特の映像表現を可能にした24p(*)モードや、「ピクチャーエフェクト」「クリエイティブスタイル」も設定でき、映像表現をさらにクリエイティブに、よりいっそう広げます。
一般的なビデオカメラと比べて、デジタル一眼カメラのセンサーは格段に大きいため、表現力がいっそう広がります。背景をぼかして、主役となる被写体を際立たせたり、暗いシーンの雰囲気を生かして高感度で撮ったり。一眼カメラならではの表現力を動画撮影でも活用できます。
撮影のスタート・ストップは、専用のMOVIE(動画)ボタンを押すだけ。メニュー画面から操作する必要がなく、写真撮影中でも、撮りたいときにいつでもフルハイビジョン動画を撮影できます。また、MOVIEボタンがモードダイヤルを「動画」モードに設定した時のみ有効になる機能を搭載(*)。カメラを操作しているときに誤ってボタンを押し、動画が記録されてしまうことを防ぎます。
ソニー独自の透過ミラーの搭載により、常に同時にイメージセンサーとAFセンサーに光が届くため、一眼ならではの位相差検出方式の高速・高精度オートフォーカスによる動画撮影を実現。一般的なビデオカメラの動画撮影で使われる「コントラストAF」と異なり、高速で動いている被写体にもピントを合わせ続けることが可能。これまでのデジタル一眼カメラでは難しかったスムーズなピント合わせで、フルハイビジョン動画撮影を楽しめます。
電子式手ブレ補正機能を搭載。手ブレによって像が移動する方向にCMOSセンサーの読み出しエリアをシフトしてブレを修正します。さらに「アクティブモード」を採用し、幅広いブレ補正角度を実現しています。
フィルム映画のような独特の表現を可能にするフレームレートの24p動画にも対応しています。日常のワンシーンをシネマライクに撮ったり、映画のようなクリエイティブな映像作品を撮影したりできます。
動画撮影中にフォーカスポイントを切り替えて、奥から手前へピントを移動させるピン送りも可能。大口径レンズによるぼけ味を生かし、主役を引き立たせるようなカメラワークで、プロフェッショナルな映像表現も可能です。
フルハイビジョン動画で録画できる高圧縮率の「AVCHD(1920×1080)」と、ブログや動画投稿サイトなどへのアップが手軽に行える「MP4(1440×1080、640×480)」の2ファイル形式に対応。フルハイビジョン動画では、映画と同じフレームレートの24p動画を撮影できるなど、目的や用途に合わせて選択できます。
個性の異なるレンズを使って表現を変えられるのが、レンズ交換式カメラの魅力です。広角レンズで風景をダイナミックにとらえたり、マクロレンズで小さな被写体に迫ったり。豊富なαレンズ(Aマウントレンズ)を装着すれば、快適なAF機能(*)を生かしながら映像表現の領域を今まで以上に広げます。また、αはボディに手ブレ補正機能を搭載しているので、広角から望遠、マクロまで、すべてのαレンズ(Aマウントレンズ)(*)で手ブレを抑えながら美しい映像を撮影できます。
アーティスティックな表現を手軽に楽しめる「ピクチャーエフェクト」機能が動画撮影時でも設定可能。表現したいイメージに合わせて、11種類のエフェクトの中から選択できます(*)。また、「クリエイティブスタイル」機能も設定でき、スタイルを選ぶだけで、ビビッドな色合いで風景を撮影したり、モノクロでシックに表現したりも自由自在。静止画撮影時に設定した「測光モード」や「ホワイトバランス」もそのまま引き継がれ、被写体や光源に合わせて設定を変更できます。
表現意図や光量に合わせた自在な露出コントロールが動画撮影でも可能。P/A/S/Mの露出モードに設定して、自然なぼけ味やシャッタースピードを変えた動感表現を楽しめます。また、「クリエイティブスタイル」や「ピクチャーエフェクト」と合わせて活用できます。
音質にもこだわり、クリアな音声を記録できるステレオマイクを内蔵。「オーディオノイズリダクション」も搭載し、レンズ駆動音や風音など、気になる音声ノイズを軽減して記録します。さらに別売のマイクロホンを装着すれば、より高音質な音声を録音でき、臨場感たっぷりのフルハイビジョン映像作品に仕上げられます。
カメラ本体から離して、ライブビュー映像を見ながら撮影できる5.0型大画面のポータブルモニター。自由なポジションやアングルで撮影でき、ピントの合わせにくい動画撮影やマクロ撮影時などに重宝します。
ソニーなら撮る楽しみだけでなく、撮ったあとの楽しさも充実。AVCHD方式で撮ったフルハイビジョン映像を、ハイビジョン液晶テレビとつなげて家族で鑑賞したり、ブルーレイディスクレコーダーでフルハイビジョン画質のまま保存したり。さらにMP4方式で撮ったハイビジョン映像なら、パソコンでの編集も簡単。ウェブにアップして手軽にみんなとシェアできます。“α”ならさまざまなAV機器と自由に連携して、ハイビジョン動画を思いのままに楽しめます。