《静かで雄大な音楽が始まり、スペシャルセミナーオープニングムービーが流れる。
画面には大気圏より撮影した地球の映像が映し出される。
左下には黒い宇宙空間が広がっている。
その後、映像が次々と切り替わる。
朝方の薄暗い風景を崖の上から撮影している男性の横姿。
朝方の畑とその上を流れている入道雲。
明るいジャングルで佇んでいる豹。豹が目を閉じる。
オレンジ色のランニングシューズを履いた陸上選手が
スターティングブロックに載せている足のクロースアップ。
陸上選手は足を引っ掛けた後、膝を曲げてスタートポジションにつく。
スケートパークでスケートに乗っている青年。
青年はアール部分を滑り上り、空中でスケートを持ったまま開脚する。
青い丸や長方形のトランジション効果が画面を覆い、右下と左上へ移動し、
後ろからフットボールコートでカメラを構えようとしている男性を正面から映した映像が現れる。
映像が先ほどの男性がカメラを構えているクロースアップに切り替わる。
青い長方形のトランジション効果が下から上へと流れ、カメラを構えている女性の映像が現れる。
先ほどの女性を横から映した映像に切り替わる。
映像が草原の中で佇んでいる2匹のキリンの場面に転換する。
青い長方形のトランジション効果が画面右下と左上から流れ、
カメラを構えている女性の後ろ姿と、撮影されながら歩いている男性の横姿の映像が現れる。
2人とも花柄の中国風の服を着ていて、女性は赤い帽子、男性は黒い帽子を被っている。
男性が画面右から左へ歩くにつれて、画面左に置いてあるライトからフラッシュが焚かれる。
先ほどカメラを構えていた女性を正面から映した画角に移る。
女性は構えていたカメラを下ろし、現れた表情は笑顔だった。
青い菱形のトランジション効果がタイル状に画面いっぱいに広がる。
画面が九十度時計回りに反転しながら菱形が間隔を開けて広がる。
画面中心から菱形が広がる様にトランジション効果が消え、
森の中でカメラジンバルを構えている男性と、サポートしている男性2人の横姿の映像が現れる。
夜の都会の道路を走っている車を正面から映し、それを撮影しているクレーンに
積んだカメラを後ろから映した映像に移る。
青と白のグラデーションの菱形が画面中心から広がるトランジション効果が広がり、
真剣な表情の女性の映像が現れる。
カメラをパンしている男性を正面から映した映像に切り替わる。
菱形のトランジション効果が画面中心から広がり、雪山を見下ろしている
黄色いジャケットの男性の後ろ姿が現れる。
カメラジンバルを構えている男性と隣にレインコートを着た男性を
正面から映した映像に切り替わる。
濃いピンクと薄いピンクのグラデーション色の円形のトランジション効果が画面中心から広がり、
画面いっぱいを覆う。
その上を黄色とピンク、紫とピンク、水色とピンクのグラデーションの円形が広がり、
そのうち黄色とピンクの円形が画面いっぱいに広がる。
円形のワイプアウトから眼鏡をかけ、ボブカットの女性を左斜め下から映した画面映し出される。
先ほどの女性を正面から映した画面に切り替わる。
女性はピンク、黄色、ターコイズ色がタイル状に並べてある手のひらサイズの
ライトを右手で構え、左手で調整している。
ライトを構えている女性を右斜め下から映した映像に転換する。
画面右下から円形のトランジション効果が広がり、スケートボードを左手に持ち、
右手でVLOGCAMを構えている男性を左から後へ映した映像が現れる。
画面右上から円形のトランジション効果が広がり、VLOGCAMを左手に持ちながら自分を映し、
街中を歩いている女性を前方右下から映した映像が現れる。
その後、映像が次々と切り替わる。
湖で望遠カメラを構えて覗きこんでいる男性。
海岸で望遠カメラを構えている男性。
陸上競技場の観客席から陸上選手を望遠カメラで撮影している女性。
VLOGCAMを構えて透明のコップに入っているミルクコーヒーを撮影している女性。
長方形のトランジション効果が画面を覆い、一緒にVLOGCAMを後ろから映した映像、
カメラのコントロールホイールに指を置いているクロースアップの映像、
カメラを構えている男性を正面から映した映像、シネマカメラのレンズを
調整しているのを右斜め前から映した映像が画面分割のエフェクトと共に次々に映され、
その後青色の背景が丸や長方形でいっぱいになり、その前にCP+2024のロゴ、
α9 IIIとFE 300mm F2.8 GM OSSの写真、そしてタイトル画面が映し出される。》


ロゴ画面文字:
CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2024

画面上の文字 :
Unlock Your Creativity あなたの創造力を解き放つ 2.22 THU → 2.25 SUN

《イントロムービーが終わり、イベントタイトルがスライドに表示される。映像は会場ステージへ切りかわる。ステージの中央には大きなLED画面があり、画面右から司会者が歩いてフレームインする。 LEDには福田先生のセミナータイトルが表示され、司会者が挨拶を行う。》

司会
皆さま、本日はCP+2024
ソニーブースにお越しいただきありがとうございます。
こちらのステージでは写真家の福田健太郎さんによるスペシャルセミナー
まだ見ぬ景色を求めて〜 α7R Vと巡る四季の風景 〜をお届けいたします。
それでは、早速お越しいただきたいと思います。
福田さんどうぞステージへお上がりください。

《画面左から福田先生が、手を振りながら歩いてフレームインする。》

福田
こんにちは。

司会
よろしくお願いいたします。

《画面は福田先生のバストショットに切り替わる。》

福田
よろしくお願いします。

《映像はステージから福田先生の紹介スライドへ。画面上には福田先生のプロフィールが記載されている。》

司会
それでは始めに福田さんの
ご紹介をさせていただきます。
1973年、埼玉県川口市生まれ。
幼少期から自然や風景、その土地に暮らす人々に憧れ18歳のとき写真家を志します。
写真家 竹内敏信氏の助手を経て1997年より写真家として活動を開始。
日本列島を主なフィールドに生命に溢れる万物の姿を見つめ続けています。
それでは、福田さんよろしくお願いいたします。

《画面は福田先生のバストショットに切り替わる。》

福田
はい、よろしくお願いいたします。
改めまして、写真家の福田健太郎です。
CP+2024 ソニーブースへようこそお越しくださいました。
私はですね自然風景ですね。
日本各地を巡って写真を撮影している写真家になります。
今日30分少々ですけども、この時間で写真の楽しさ、カメラの素晴らしさそれと面白さ、色々と
お伝えできればなと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

《画面がスライドに切り替わる。スライド右手にはα7R Vが写っており左側上部にはα7R Vのロゴとその特徴が羅列されている。》

画面上の文字:
α7R V
35mmフルサイズ 有効約6100万画素
動画記録 撮影モード  XAVC HS 8K
高い解像性能を実現し、細部までを高精細に描き出す
高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジ
高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正
約944万ドット高精細電子ファインダー
撮影者の意図をダイレクトに反映する高い操作性

福田
こちらの立派なモニターにもう早速出ております。
私の愛機ですね。
35mmフルサイズセンサーを搭載しているデジタルカメラで
私がメインとして使ってるのがα7R Vになります。

《スライドはそのままで、画面右上に福田先生が話している様子のワイプが映し出される。》

福田
こちらの特徴はずらっと書いてますけれども有効約6100万画素という高画素機であるということ。
それと8Kの動画もちろん4Kも撮れるという動画機能。
それと広いダイナミックレンジであったりこの高画素機なのに
手ブレ補正が備わっていることで気軽に安心して手持ち撮影が行えるっていうところも強みです。
そして何よりも一番下から2段目の約944万ドットの高精細電子ファインダーですね。
常に写真を撮る際に覗くところ
ここが大きくて見やすい、クリアであるっていうところが
被写体と向き合う際、撮影する際に
とても重要になってくるというところです。
ダイヤル、ボタンなどは5世代目になってます。
初代は2013年秋今から約10年前に登場しました。
α7R 初代
なんとなく覚えてらっしゃる方いらっしゃいますかね
10年前なんですけども。
そんなにいないですね。
どんどん進化していって5世代目を迎えてます。
とんでもなく進化しているというところ。

《画面左側にあったα7R Vの特徴の羅列が消え、別の文言が表示される》

画面上の文字:
自然風景の撮影を行う私にとって、
パーフェクトなデジタルカメラ

福田
私がずっと使い続けていてやっぱりこれいいなと思っているんですね。
自然風景を撮影する私にとってもう既に完成域に到達して
私の撮影領域でしたらばもう十分、末永く5年10年このスペックで撮影して幸せだなと思う
カメラが今登場しております。
で、10年前、一昔前ですけれど
更に10年経ったらもっともっとαは進化してる頃でしょうから
今ずっと使い続けられると言いましたけれども
移ろい変わっていくかもしれませんけども。
これは安心して皆さんにもお勧めできるカメラになったんです。
はい、早速ですけれども
ちょっと30分ですけれども
40枚ぐらい私が出会った自然風景の作品を持ってきましたので
皆さん見てください。

《画面は福田先生が撮影した写真の紹介へ移る。画面に大きく映し出された森の中の写真には、中央に数本の木が立ちその少し奥には滝が流れている。その滝の飛沫は白く滑らかに映されている。画面右上には福田先生が説明する様子が映されており、その下にはα7R Vのプロダクト画像と、この写真を撮影した時に使用したレンズの名前、撮影時の設定が書かれている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 14
5 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:PT

福田
有効約6100万画素、高精細のカメラだからこそ
撮れる世界です。
この緻密な苔むしたしっとりとした質感っていうものを
リアルに余すところなく再現してくれております。
こちらは九州、熊本の菊池渓谷から
ちょっと下側にある渓谷になります。
画面右上、滝のハイライト部分見てください。
全く白飛びしてなくてやわらかな滑らかな階調再現。
そして画面左上ちょっとシャドウ部なんだけどもちゃんと暗部までディティールが見えますよね 。
そこまでしっかりと再現してくれているところです。
こちらは被写界深度ですけどね
手前側の木、 そして奥の滝の風景まで距離がある程度ありましたので
絞り込むっていうことが求められます。
リアルに質感を重視するっていう仕上げの場合。
ですから私は画面真ん中にある1本の木よりちょっと奥にピント合わせてあげて
F14まで絞り込んで撮影しております。
シャッター速度、右下に表示していますけども見ていただけるように
さすがに5秒ですので、手持ち撮影は難しい。
ですからしっかりと三脚を据えて静かにレリーズを切っているというところです。

《映像は次の写真へ。鬱蒼とした暗い森の中を写した一枚。画面全体に背の低い草が敷き詰められており、細かな葉っぱの細部や木の幹、苔の凹凸がはっきりと映し出されている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 16
1.3 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
続きまして、同じように高精細な写真。
高解像性能に優れている
α7R Vだからこそ撮れたという世界になります。
細かな葉っぱの集合体です。
それが画面隅々真ん中だけじゃないですよ
周辺部までしっかりと解像しているというところ。
こちらはレンズの力も勿論当然ありますけどもまあ緊張感のあるというんですかね
もう今にも現実にここへ飛び込んでしまえるぐらいの
高精細な写真が仕上がってくれる。
こちらもピントは真ん中
そして手前から奥までシャープに再現してあげて
しっとりとした苔の森の姿を捉えたかったので、絞り込んでおります。
柔らかな光の中でもこの凹凸ですね
わずかな光、明暗差っていうのをちゃんと再現してくれてます。
ペタッとのっぺりとしてない立体感のある仕上がりっていうのが特徴というんですかね。
導き出してくれました。

《映像は次の写真へ。広々とした草原を写した写真。鮮やかな青い空には雲が線を引いて流れている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 8
1/200 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:PT

福田
こちらは山口県の秋吉台です。
秋吉台の9月ぐらいですね。
秋の爽やかな風に運ばれて筆で払ったような雲の繊細な質感に心を惹かれて
広角レンズ、FE 16-35mm F2.8 GM IIという最高のレンズで撮影してるんです。
で、ここで高解像度は必要ないんじゃないかって
思いますけども、いや、とんでもない。
そういうことじゃなくて、やっぱり空気感ですね
抽象的なものになりますけども
何となく気配であったり漂うこの空気というものも
再現してくれるっていうのが高画素機の特徴でもあります。
こちらはシャッター速度が20分の1秒ですけれども
手ブレ補正をきかせてますので
ブレなく画面下の部分ですね
地上の風景も一本一本、細かい部分を
しっかりと解像してくれました。
手ブレ補正がもしなかった場合、20分の1秒だと
ちょっと不安定なカメラ姿勢だとピントが甘くなってちょっとブレてしまいます。
そういうところをしっかりと補ってくれる
抑えてくれるっていう意味では手ブレ補正っていうのは絶対に必要だというところです。
気持ちがいい青空ですね。
先程はVVっていうクリエイティブルックで
派手に、色鮮やかにすかっと爽やかな青空を届けましたが
今度はクリエイティブルックをPT
ポートレートでオススメですよってソニーさんは言ってますけれど
風景でもどんどん使えます。
滑らかな階調再現を示してくれるので
画面真ん中よりもちょっと下側ですね
モクモクとした白い雲
帯状に漂う雲のトーンっていうのが惚れ惚れするぐらいしっかりと
見せてくれているというところ。
彩りの派手さはないんですけどもふっと
ああ心地がいいな
ここに佇んでて幸せだなという
霧ヶ峰の車山高原で出会った風景ですけれども
広い安らかな世界を撮りたかったんですね。
で、自分の心とこう会話していて
派手めに仕上げるんじゃなくて、ちょっと忠実な
より柔らかな再現で優しく捉えたいなと思ったので
クリエイティブルックっていう仕上がり設定ですね
こちらをPTにしたものです。
これも手持ち撮影で捉えた1枚。

《映像は次の写真へ。早朝の光の中、一面オレンジ色に染まった草が広がる中に、手前から奥にかけて幾つかの池塘が映されている。遠景の山々には朝靄がかかり青い空には朝日に照らされた雲が見える。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 16
1/25 sec
ISO 100
WB: オート
クリエイティブルック:VV

福田
これは山形県の月山ですね。
朝の湿原になります。
ずっとうねうねと山道を車で行って
車から降りてたった20分でこういった
天空の楽園みたいな別世界へと
連れていってくれます。
日本各地には本当に素晴らしい風景が存在しますので
皆さんも多分旅をしたりあちこち出掛けてると思うんですけれども
出会いを楽しんで欲しいなって思うんです。
こちらは朝ですね。
右側にギラギラとした太陽が存在している。
で、余すところなく自分が見たありのままの世界を写したいというところで
標準ズームですね
FE 24-70mm F2.8 GM IIというレンズで
上下対称な世界、空が1、地上が1で
安定感のある風景で捉えてます。
こちらも諧調再現ですね。
ハイライト部からシャドウ部までを
豊かな階調再現で捉えることによって。
忠実でリアルな描写っていうのが
再現することができました。
こういった広い風景を撮影する際の一つのポイントっていうのが
平面的にならないっていうことですね。
じゃどうするかというと
分かりやすいのは手前側に自分の手前側にポイントとなる
目立つ被写体を置いてあげるということがあります。
こちらの写真では、画面右下の池塘の風景になります。
ポジショニング、アングルを吟味して
青空が写り込むようなポジショニングで撮影している。
そして、暖色の世界の中に青
寒色が入ってくるので
色のコンビネーションでぱっと目が行きやすくなるということです
手前、中景、遠景と
距離の異なるものを組み合わせていくと
平面的にならず、奥行き感っていうのを
生み出しやすいというところです。

《映像は次の写真へ。手前に大きく広がる花畑には鮮やかなピンク色の花が所狭しと咲いている。奥に見える鮮やかな緑の山が、青空との美しいコントラストを生み出している。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 11
1/60 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
そして、さっきと同じように
これも手前、真ん中、奥という組み合わせを 無意識的にでも考えているというところです。
こちらは5月下旬から6月中旬ぐらいまででしょうかね。
九州、くじゅう連山のミヤマキリシマという
色鮮やかなピンクに染まるツツジの花園になります。
さっきは20分ぐらいで楽園へ連れて行ってくれましたけれども
これはもうちょっと掛かります。
1時間半ぐらい、2時間ぐらい登って登って
だからこの別世界へ
辿り着いた時の喜びっていうのがひとしお。
ですから、慌てて撮るんじゃなくて
この一期一会の風景をしっかりと捉えなくてはと
ひと呼吸して、しつこく撮影して
いった中の1枚になります。
この年は残念ながら花の付きがよくなかったんですね。
でも、しっかりと探して
手前側にボリューム感のある花をしっかり置いてあげる。
そして、広角レンズで広がり感を誘い出し
ちょっと離れた山を添えて
奥行きを生み出しております。
鮮やかなピンクだけだと
ちょっと物足りなくなってしまうので
グリーンとブルーという色の
組み合わせを選んでいます。
これはですね。

《画面は福田先生のウエストショットに変わる。α7CRを持った福田先生がカメラの液晶画面を回転させ、上に両手を伸ばしたままでも写真が撮れることを実演している。》

福田
結構高いところに花が育っているので
私がファインダーで覗くと
まだ高さが足りないので
このバリアングル液晶モニター
腕を伸ばして上げて
これだとファインダーが覗けないので
バリアングル液晶モニターを
使って自分が見やすい角度で合わせて撮影してるというところです。

《映像は先ほどの写真を紹介する画面に戻る。画面右上には福田先生が説明する様子が映されており、その下にはα7R Vのプロダクト画像と、この写真を撮影した時に使用したレンズの名前、撮影時の設定が書かれている。》

画面上の文字:『今日もαと風のなか。長崎佐世保と五島列島』
画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 11
1/60 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
はい、同じ場面でこちらは清々しいですね。
誰が見ても綺麗だな美しいなという写真を撮りました。
色々と私も心が動く訳ですね。

《映像は次の写真へ。白く枯れた木の枝が複雑に絡み合った隙間に先ほどのピンクの花が咲いている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 14mm F1.8 GM
F 16
1/100 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
そして、同じ道中で撮ったのがこちら。
色々な原因があるんでしょうけど花が枯れてしまったと
やっぱり自然で厳しいんですね。
厳しい自然をきっちりと
我々撮影者が見ることによってやっぱりさっきの華やかな美しい姿を
しっかりと撮らなくちゃという気持ち
強い気持ちが芽生えてくるというところです。
自然の厳しさというものを届けるのは写真家の使命と考えますので
このごつごつとした白い枝を画面手前に置いてあげて遠近感をより強調しております。
ポイントとしては、対角ライン
画面の対角ラインに
一定の動きをもたらすようなポジショニング
アングル、フレーミングを決めています。
横の流れ、縦の流れ
そして斜めの流れというのを常に意識してフレーミングを決めています。

《映像は次の写真へ。手前から奥にかけて苔むした木の幹が横たわっている。その幹のいちばん手前にオレンジ色のキノコが生えており、写真の奥はぼけている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/60 sec
ISO 200
WB: オート
クリエイティブルック:PT

福田
これも斜めの流れです。
広角レンズ、風景の場合には
絞り込むっていうことは確かに多いですけれども
小さな植物達の可愛らしさであったり
森の広がりというのを見る方に想像してもらうという意味でも
ぼけ描写というのも積極的に利用してあげるといいと思います。
これは上から俯瞰したんじゃなくてローポジションですね。

《画面は福田先生のウエストショットに変わる。α7CRを持った福田先生がカメラの液晶画面を回転させ、下に両手を伸ばしたままでも写真が撮れることを実演している。》

福田
下に這いつくばって撮影したもの。
倒木が苔むしている中しっとりと濡れてますので
生き生きとした小さなキノコが育っていました。
そこにそっと近寄るようにローポジションで撮られています。
ファインダーは覗きにくいので
バリアングル液晶モニターを活用しております。

《映像は先ほどの写真を紹介する画面に戻る。画面右上には福田先生が説明する様子が映されており、その下にはα7R Vのプロダクト画像と、この写真を撮影した時に使用したレンズの名前、撮影時の設定が書かれている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/60 sec
ISO 200
WB: オート
クリエイティブルック:PT

福田
何となく見える程度の画面上半分、奥ですね
森の広がりっていうのは皆さん
感じていただけるんじゃないでしょうか。

《映像は次の写真へ。朝の湖の写真。水面から紫色の花をつけた植物が無数に生えており、小島のようになっている。その中央には光が当たっている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F 11
1/20 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
望遠レンズでもですね。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIを使っております。
カキツバタの風景です。
優美なこの佇まいを
平面的にならないようにということで
奥行きですね。
メインとなるものは画面右側から出てくるもの。
そして左上には反対側からせり出してくるカキツバタを重ね合わせて
奥行きを生み出しています。
あとポイントとしては光ですね。
朝の光がすっと、わずかなところに差し込んだ瞬間を逃さずに撮影しています。
明るいところだけじゃなくて、暗いところ
暗部も上手く取り入れた作品です。
こちらは後で動画でも見ていただきます。

《映像は次の写真へ。朝靄の中撮られた川の写真。岸には木々が生えており、その背後から朝日の光芒 が差し込んだ、幻想的な風景を捉えている。》
画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 11
1/50 sec
ISO 100
WB:日陰
クリエイティブルック:VV

福田
風景写真のセオリーと言いますか
被写体をどうやって探していくかというところで
私が実践しているのは太陽の方向に向かって見ていくということです。
そうすると、ドラマチックな風景に皆さんもきっと出会えるでしょう。
心奪われるはずです。
こちらは川霧が発生してる中で撮られたものですけども
太陽から順光
私の頭の後ろに太陽があったりするとこのようにはっきりと靄があまり現われてくれないですよね。
のっぺりとした風景になっちゃって何か面白くないなって思うわけですけれども
逆光から見るとこのようにバーンと光のシャワーを浴びるような劇的な風景に出会えると。
逆光っていうのがおすすめです。

《映像は次の写真へ。写真中央には白い花が写されており、その花には蜘蛛の巣が引っかかっている。背景では朝の光の中で輝く川がぼけている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/500 sec
ISO 100
WB: 曇天
クリエイティブルック:VV

福田
同じ場面で1枚撮って、あぁ満足っていうんじゃなくて
もっともっと違う表情
素敵な瞬間はないのかなって貪欲に探していくと手前側に見つけたのが小さな花ですね。
水辺にある。
小さな花のところに蜘蛛の糸が宝石のように輝いていた
そのキラキラ感を捉えたいという時にも逆光がおすすめ。
さっきの森のきのこと同様
広角レンズでぐぐっと近寄ってあげると小さな被写体は大きく
奥の風景は広範囲を見せてくれますので
風景の広がりというのも与えてくれるというところです。
これだけ滑らかなぼけを描写してくれますので
皆さんも積極的に利用してみようかなって
思っていただけたんじゃないでしょうか。

《映像は次の写真へ。明るい光の中で撮られた写真。赤紫色の小さな花のクローズアップショット。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/250 sec
ISO 160
WB: 太陽光
クリエイティブルック:PT

福田
更に近寄ると。
こちらは私のお気に入りのレンズ
FE 16-35mm F2.8 GM IIになっておりますけれども
これは最短撮影距離というのが22cmになります。
レンズ前からではなくてセンサーからですね。
ですからレンズの先端に触れちゃうぐらいまでぐぐっと近寄れる。
もし皆さんがレンズを購入する際にチェックしていただきたいのは
最短撮影距離がどのくらいなのかなっていうのも考えていただけるといいかなと。
特にアップ、寄りたいっていうような
撮影志向が多い方はそこを気をつけていただけると良いと思います。
22cmまで寄れますので本当にピントは極々一点だけにしか合いません。
晴れた日ですけれども
柔らかな、繊細な清々しいトーンで再現したくて
見た目よりも明るくハイキー表現といいますけれども
わざと意図的に露出補正をプラス側にして
明るく仕上げております。

《映像は次の写真へ。赤い花の群生の中で一本だけ背の高い花があり、それにフォーカスを合わせた写真。背景でぼけているビビットな青空と赤い花のコントラストが美しい一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/1250 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
こちらも広角レンズですね
FE 16-35mm F2.8 GM IIで接近して撮影したものです。
すごいですね、こんなにピントがきりっと立っている状態ですね。
クリエイティブルックは派手めな色再現を示してくれる
VVっていうもので撮ったJPEG画像になります。
澄んだ青空はPLフィルターっていうのを使ってます。
大気中の乱反射を除去してあげてよりクリアな
彩の強さ、濃さを再現してあります。
青と緑の背景に燃えるような赤い彼岸花が際立ったのではないでしょうか。
ついつい花だとマクロレンズ
望遠レンズを選びがちですけれども
ちょっと人と違った見つめ方をしてみたいなという方は
広角レンズでも一度覗いてみてください。
上から見下ろすだけじゃなくて平行にとか、下からとか
そうすると新しい発見が待ってますね。

《映像は次の写真へ。明るい光の中、画面左側の白い花に止まった茶色と白の蝶を捉えた一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSF2.8
F5.6
1/250 sec
ISO 1000
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
こちらのα7R Vは2023年の
カメラグランプリ大賞の栄冠を授かりました。
もちろんカメラの良さ、完成度の高さっていうのも受賞のポイントだと思いますけれども
今ソニーが力を入れているというか
さらに進化したバージョンが登場していますけれどもオートフォーカスですね
被写体を認識する能力が秀でてます。
そして高速、高精度のオートフォーカスも備わってます。
認識するだけじゃなくて
ピントもしっかりと合わせてくれるっていうのが
兼ね合ってるのがα7R Vであったりα1や今回是非触っていただきたいα9 IIIになります。
とんでもないカメラが登場しちゃったなというところですね。
でも、普通、動く被写体ってなかなかピントを合わせるのが難しいです。
で、ピント合わせはもうカメラ任せでいいです。
だから我々がやるのはフレーミングそれとタイミングっていうことになります。
こちらは日本列島を縦断するアサギマダラですね。
羽を休めているところを望遠系のレンズで撮影しました。

《映像は次の写真へ。明るい光の中、画面左側のピンク色の花に止まった黄色い蝶を捉えた一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F2.8
1/5000 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
こういう小さな被写体でも、ちゃんと認識してくれて
ぴしっと、捉えることができました。

《映像は次の写真へ。二匹の鹿の写真。一匹は画面左下に背中しか見えていないが、もう一匹は画面中央でこちら側を見つめている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F 3.5
1/3200 sec
ISO 3200
WB: オート
クリエイティブルック:ST

福田
かわいらしい動物の姿
こちらも後で動画で見ていただきますけれども
こういった姿もしっかりとピントを追従してくれるというところです。

《映像は次の写真へ。大きな滝を見上げるようにして撮られた一枚。滝に向かって光芒が一筋差している。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
F 14
2.5 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
シャッター速度ですね
絞り値を前半お話ししましたけども
シャッター速度も風景をがらっと変えてくれる大事な大事な選択になります。
こちらも逆光の光
しぶきが上がって、光の筋が現れたんですね。
その筋を目立たせたいという意味で
この場合にはちょっとスローシャッターで捉えてます。
荒々しさっていうんですかね
激しい勢いを誘い出したい時には高速シャッターを選ぶし
500分の1秒とか1000分の1秒
もっともっと接近してる場合には
8000分の1秒とかでやっとしぶきが止まるっていう感じですけれども
わざと流してあげて光の筋というのを強めております。

《映像は次の写真へ。岩の影から滝を捉えた一枚。苔むした大きな岩の隙間からこちらに向かって滝が流れており、滝から落ちた水は、画面奥に向かって流れる川に合流している。》

画面上の文字:
α7R V
FE 14mm F1.8 GM
F 11
3.2 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:NT

福田
こういった素敵な風景の中で撮影しておりますが
ホワイトバランスを太陽光にセットしているので
日陰の色温度の高い水辺なんかは青っぽく再現されます。
今ぐらいの雪景色の冷たさなんかも
色温度が高い状況下でしたら、青みを帯びさせてあげると
寒さ、厳しさみたいものを伝えてくれると。
そして、あえて青を残しているという写真です。

《映像は次の写真へ。中央に大きな木が写っており、背景には満天の星空が捉えられている。》》

画面上の文字:
α7R V
FE 14mm F1.8 GM
F1.8
25 sec
ISO 3200
WB: オート
クリエイティブルック:VV

福田
こちらもシャッター速度ですね。
星空の撮影は基本的には月明かりとか街明かりがない場合には
ISO感度3200、絞り値はF2.8でシャッタースピードは30秒というのが私の基本になります。
でも、もっと明るいお気に入りのレンズ
相当コンパクトですよ。
FE 14mm F1.8 GMという短焦点の明るいレンズを使ってますのでフレーミングを決めやすい
ピントも合わせやすい
なるべく短いシャッター速度できっちりと満天の星空を捉えることができる。
明るいレンズだからこそ撮れた1枚になります。
実際にはですね
この真ん中にある1本のシラカバは肉眼ではほとんど見えてないです。
それだけ真っ暗闇なんだけどもカメラは優秀なので
ぱっと構えるとわっと浮き上がらせてくれるというところですね。

《映像は次の写真へ。早朝の暗い中湖に写る山の写真。空にはたくさんの星が流れている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 14mm F1.8 GM
F 2.8
183 sec
ISO 400
WB: オート
クリエイティブルック:VV

福田
こちらも長秒の露光時間で撮影した
北海道はオンネトーの風景です。

《映像は次の写真へ。オレンジ色の光の中、山々と雲海を捉えた一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 24-70mm F2.8 GM II
F8
1/400 sec
ISO 100
WB: オート
クリエイティブルック:VV

福田
朝を迎えて雲海とギラギラとした太陽
何が言いたいかというとこの標準ズームFE 24-70mm F2.8 GM IIというのは
フレア、ゴーストという心配をほとんどしなくていい。
普通は画面対角線にゴーストが出ちゃいますけども
見ていただければわかるというところです。

《映像は次の写真へ。赤やオレンジに色づいた木々を見下ろした一枚。奥には雪の積もった山の頭も見える。》

画面上の文字:
α7R V
FE 24-70mm F2.8 GM II
F 11
1/50 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
秋になってクリアな色鮮やかな風景に出会えました。
こちらは北海道、十勝岳の1枚です。
気持ちがいいですね。

《映像は次の写真へ。森の中で撮られた紅葉の写真。暗い中に赤やオレンジの葉が映えている 。》

福田
こちらは晩秋です。
ちょっと寂しげな紅葉の風景になります。
これは少し青みを帯びさせたかったのでクリエイティブルックをFLという特殊なものにしてみました。
表現ですかね。
この深い色合いで森の深さも再現してくれるので、私は好きで

《映像は次の写真へ。誰もいない一面の砂浜を写した写真。空は淡い水色をしており、海には印象的な岩が一つ見える。》

画面上の文字:
α7R V
FE 24-70mm F2.8 GM II
F 8
1/125 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:FL

福田
このFLっていうのをよく選んでおります。
RAW現像して何とかっていうんじゃなくて
カメラの設定でこれだけ作品化できちゃうっていうのが
α7R Vになった時にクリエイティブルックが搭載されたんですね。
それでα7R IVから、切り替える決断をしたとも言えます

《映像は次の写真へ。明るい光の中、水面に浮かぶ水草を捉えた絵画のような一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F16
1.3 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
はい、ちょっと急ぎ足になっちゃいますけども。
こちらになりますね。
被写体に困ったらぜひ水辺を訪ねてみてください。
何かしらあります。
写り込みとかも期待できますよ。

《映像は次の写真へ。水面に葉っぱが浮かんでいる写真。紅葉の葉が水面に反射している。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F 16
1 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:IN

福田
同じ池になりますけどこういった写り込み。
がらっと変わる。
自分自身の発見を楽しめるってところも
水辺ならではです。

《映像は次の写真へ。黄色く色づいた山肌を見下ろすように捉えた一枚。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F 11
1/50 sec
ISO 100
WB:太陽光
クリエイティブルック:VV

福田
紅葉の旬を狙ってあげるっていうところが大事。
紅葉だけじゃないですね
自然風景の旬をどんどん狙っていきましょう。
光を見極めていきましょうというところです。

《映像は次の写真へ。暗い中、複雑に絡み合った木の枝に、オレンジ色の葉が引っかかっている写真。》

画面上の文字:
α7R V
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
F 6.3
1/80 sec
ISO 320
WB:太陽光
クリエイティブルック:FL

福田
そしてただ、わっと思う派手な風景だけじゃなくて
自分の心に響いた風景を素直に感じ取って写していきましょう。
他人の目なんか気にしなくてもいいです。
いいねなんて貰わなくてもいいです。
そういう訳にはいかないか
いいねは欲しいですね。
でも、こういった残りの紅葉に心が動いたならば
正直に撮りましょうよ、というところです。

《映像は次の写真へ。夕暮れの草原の写真。奥から夕日の光が差し込み手前のススキを照らしている。》

画面上の文字:
α7R V
FE 16-35mm F2.8 GM II
ISO 500
WB:日陰
クリエイティブルック:VV

福田
ススキですね。
朝から、日の出から夕暮れまで
1日たっぷりと風景を探して写真を撮っていくと本当に幸せな気持ちになります。

《スライドが変わり、画面中央にα7CRのプロダクト写真が映し出される。左上にはα7CRのロゴ、右上には福田先生が説明する様子が映っている。》

画面上の文字:
α7CR

福田
今ここに登場しているα7CR、コンパクトのRモデルもソニーさんは用意しています。

《画面は福田先生が撮影した写真の紹介へ移る。割れた流氷を上から見下ろした写真。画面右上には福田先生が説明する様子が映されており、その下にはα7R Vのプロダクト画像と、この写真を撮影した時に使用したレンズの名前、撮影時の設定が書かれている。》

画面上の文字:
α7CR
FE PZ 16-35mm F4 G
F 11
1/125 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
さらに、小型軽量だけども写りは確かというところです。

《映像は次の写真へ。太陽の光が差し込む湖に青く輝く流氷が無数に浮かんでいる写真。》

画面上の文字:
α7CR
FE PZ 16-35mm F4 G
F 11
1/80 sec
ISO 200
WB:太陽光
クリエイティブルック:ST

福田
そしてもう1枚。
厳しい冬の寒さですね。

《画面は福田先生のウエストショットに変わる。α7CRを持ちながら福田先生がカメラの説明をしている。》

福田
私なりに撮影してみてα7CRの
良さっていうのはこんなに小さい
私が持つとさらに小さく見えちゃいますけれども
小さいカメラなんだけどもフルサイズのセンサーで有効約6100万画素備わってますよ。
もちろん手ブレ補正も付いてます。
で、ファインダーを覗くと左目で広い世界が見えるんですね。
だから、スナップなんかでは次に何が起きるかっていうのを
しっかりと確認できるっていうのもこのα7CRとα7C IIの良さなのかなって思います。
最後に動画を見ていただいて終わりにしたいと思います。
どうぞ。

《ショートムービーが流れる。暗い中、靄のかかった森の中の湖の映像。青空を背景に影になった山肌。朝日の中で雲に隠れた大きな山。夕暮れの海。落ち葉のクローズアップショット。氷の張った水面の一部が割れていて、そこを水が流れていく。明るい光の中の木の枝についた黄色い花。山の中で桜が満開に咲いている様子とその桜のクローズアップショット。水面に浮かぶ無数の桜の花びらと二匹の鴨。桜の木と奥に見える大きな月。雨の中、地面に咲いたピンクの小さい花のクローズアップショット。森の中を流れる川とその揺れる水面に映る木々。鬱蒼とした山の中を流れる小川。白く小さな花 とその葉のクローズアップショット。湖に小島のように生えている紫色の花をつけた植物。澄んだ美しい川の中を二つの魚影が泳いでいく。白い花が所狭しと咲いた丘と、入道雲が浮かんだ青空。風に揺れるススキの群生。水面に浮かんだ丸い水草と、水中を泳ぐ二匹の錦鯉。画面は一度暗転し、紅葉の森の中を落ちる大きな滝の映像に変わる。もみじの葉とその枝。小鹿の毛繕いをする親鹿。画面は暗転しα7R Vのロゴが映し出された後、KENTARO FUKUDAの文字が浮かび、消えてゆく。画面は会場の福田先生のウエストショットに変わる。》

福田
はい、最後の親子鹿も
今は雪の世界ですけども
きっとね、春を待ち望んでいることでしょう。
今はもう早咲きの桜も咲いております。
まもなくですね、春を迎えます。
是非是非、カメラを持ってですね
皆さん、 それぞれの出会いを楽しんでいただければなと思います。
以上になります。

司会
福田さんありがとうございました。
今回は、写真家の福田健太郎さんをお招きして
まだ見ぬ景色を求めて〜 α7R Vと巡る四季の風景 〜をお届けいたしました。
皆さま、改めまして
福田さんに盛大な拍手をお願いいたします。

福田
嬉しいですね
ありがとうございます。

《手を振った後、笑顔で降段する福田先生。映像はステージからオープニングでも表示されたCP+2024 ソニーブースのタイトル画面へ変わり映像は終了する。》

ロゴ画面文字:
CP+ CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2024
画面上の文字 :
Unlock Your Creativity あなたの創造力を解き放つ 2.22 THU → 2.25 SUN

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