音楽ライブ・番組制作における
コンテンツ制作需要の拡大や
視聴メディアに合わせた
映像ニーズの多様化に対応する方法として
業務用リモートカメラの導入が加速しています。
『FR7』は、効率的な制作システムや
視聴者の目を惹く表現を可能にし、
映像制作における新たな選択肢を提供します。
『FR7』はソニーのフルサイズセンサーの搭載により
高画質かつ高い感度性能を実現したリモートカメラで、被写界深度を幅広く調整できます。
基準感度を高感度ISO12800に設定することで、
適切な明るさで被写界深度の深い全体にピントが合った映像の撮影にも対応できます。
『FR7』はシーンファイル709toneに対応しているため、
システムカメラHDC/HXCシリーズの分光特性に沿った色を再現でき、
色合わせが容易になっています。
16軸方向の成分で色相、彩度の調整を独立に行うことが可能な
マルチマトリクス補正機能を搭載しており、
撮影環境に応じた色の合わせ込みも可能です。
加えて、リモートコントロールパネルやマスターセットアップユニットからの
操作に対応しており、システムカメラと組み合わせた運用を実現します。
株式会社TVQ九州放送 様
株式会社権四郎 様は、ステージイベントで『HDC-5500』などのシステムカメラと組み合わせて、 『FR7』を撮影クルーの配置が難しい場所に設置し、新たな画角からの撮影を実現しました。これまでは「画質」か「リモート操作」のいずれかの選択を迫られていたのに対し、『FR7』ではその両方を手に入れました。
JCOM株式会社 様は、夏の高校野球中継で『FE 70-200mm F2.8 GM OSS』と2X テレコンバーター『SEL20TC』を取り付け、バックスクリーン付近に『FR7』を設置しました。この場所からの撮影をリモート化することで、従来と同様のシーンや映像品質を維持しながらオペレーター体制を省力化し、効率的な撮影を実現しました。
サントリーホールにて行われたオーケストラのコンサートでは、『FE 16-35mm T3.1 G』を装着し、広角でダイナミックに目立たせるような表現をしました。 『FR7』は、カメラの被写体の画角や距離に対してレンズ交換で対応できるため、高い設置性を持っています。ソニーの広角レンズを装着することで最大122°*の画角(35mm判)を捉えることが可能です。
*FE 12-24mm F2.8 GM