8.6K フルフレームセンサーによる高品位な基本画質の追求
35mmフルフレームイメージセンサーを搭載しており、広大なラチチュードと広色域による優れた映像表現を実現します。またフルフレームセンサーならではの大きく美しいぼけやダイナミックな広角撮影も特長です。
最大解像度 8632×4856に対応し、オーバーサンプリングよる高品位な4K映像を制作することが可能です。
BURANOは、ソニーがこれまで培った、CineAltaカメラにおける高品位な映像表現とシネマカメラとしてのユーザビリティを維持しながらも、少人数撮影にも適した操作性を実現した新しいコンセプトのシネマカメラです。高品位映像制作にかつてない機動性をもたらします。
クリエーターとの継続的な議論に基づいて BURANOはファームウェアアップデートを通じて進化していきます。
■Ver. 1.1
2024年6月25日提供開始
■Ver. 2.0
2025年3月以降提供予定
ロケ地や時間に制約がある場合、撮影監督はアイディアや仕事の進め方に多くの影響を受けます。VENICEにこのカメラの機動力を組み合わせることで制約を乗り越え、更に幅広い撮影プランが実現可能となりました。8.6Kセンサーが描き出すイメージは全てのシネマラインで共有されます。すべてのクリエイターにとってフレンドリーでスタイリッシュなカメラに仕上がっており、撮影監督の創造力を刺激する面白いカメラだなと感じました。" ――浜田毅"
"今回、この新しいカメラでのフッテージ制作のお話しを伺い、JSCで全面協力して企画立案し撮影・編集に臨みました。この新しいカメラの画質はVENICEで実績のあるX-OCN LTということで十分に高画質でありながら、軽量コンパクトになっていて機動力が高まっているのを感じました。カメラの機動力は映像の躍動感につながります。アクションシーンでの手持ち撮影ではオートフォーカスと手ぶれ補正は強力な味方となりました。" ――加藤航平
「YUME」Behind The Scene
BURANOの小型ボディ、手ブレ補正、オートフォーカスなどの特長や高画質の活用方法はもちろん、これらを活かすテーマ・被写体の選定背景についてもお話いただきました。
"率直に『BURANO』と言うカメラに驚かされました。搭載されている8.6Kフルサイズセンサーは「VENICE2」と同じくらい高画質ですし、ソニーのEマウントレンズを使用したオートフォーカスは抜群の精度の高さ。そして何より、カメラ内蔵スタビライザーの「Active」モードの秀逸さ。この『BURANO』は、また次のステージのシネマカメラが登場したと感じています。"
「My Melomania」 Behind The Scene
普段から手持ちで撮影することが多い岡村良憲氏が今回特に注目した”内蔵スタビライザー Activeモード”、これまで使ってなかった”オートフォーカス”、”内蔵可変NDフィルター”をどのように使い倒したか、画質に関する感想も織り交ぜながらお話いただきました。
“最初にBURANOを見て、小さい・軽いと感じました。さらに直感的で操作しやすいところは水中ハウジング製作にも活かせました。BURANOの手ブレ補正や内蔵NDフィルタ、オートフォーカスは限られた時間で自然や生き物相手に行う水中撮影においての必須の機能であり、これがBURANOの高画質撮影で使えることは革新的です。水中撮影ではもちろん、様々なネイチャードキュメントなどでも きっと活用できるものと思います。”
35mmフルフレームイメージセンサーを搭載しており、広大なラチチュードと広色域による優れた映像表現を実現します。またフルフレームセンサーならではの大きく美しいぼけやダイナミックな広角撮影も特長です。
最大解像度 8632×4856に対応し、オーバーサンプリングよる高品位な4K映像を制作することが可能です。
フルフレームおよびSuper 35mmの撮像サイズで16:9および17:9の読み出しに対応しています。8.6K 30p (FF)、 6K 60p (FF crop)、5.8K 60p (S35)、4K 120p (S35 crop*)などのイメージスキャンモードで、多彩な画質によるコンテンツ制作に対応します。
記録コーデック別 イメージスキャンモード
16stopの広大なラチチュードを実現。ハイライト部から暗部まで幅広い輝度条件の下で低ノイズで美しい映像をキャプチャーすることができ、グレーディング作業において高い自由度をもたらします。
ISO 800とISO 3200の2つの基準ISO感度を持つデュアル・ベースISOを搭載。明るい環境下ではISO 800、暗いシーンではISO 3200と、基準ISO感度を使い分けることで広いラチチュードを生かしつつ、ノイズを抑えたクリアな映像表現が可能です。
BURANOは、S-Gamut3/S-Gamut.Cineを搭載し、VENICE 2と同様にBT.2020、DCI-P3を超える色域をカバーします。またS-Log3を活用することによりグレーディング時の自由度が飛躍的に向上します。VENICE 2と同様の色再現ができるため、VENICE 2と組み合わせた撮影でも、広色域を生かしたポストプロダクションのワークフローが効率的に行えます。
X-OCN LT、XAVC H、XAVCの3つの記録フォーマットに対応しています。
X-OCNは広大なラチチュードでとらえた情報を、階調豊かな16bitのシーンリニアデータで記録できるソニー独自の圧縮RAWフォーマットです。なかでもX-OCN LTはデータサイズが軽量なため、8Kコンテンツのファイル転送時間やストレージサイズの負荷を軽減し、ポストプロダクションのワークフローを効率化します。
XAVC HTMは8K記録に適した圧縮効率の高い新記録フォーマットです。現像を伴うRAWワークフローよりもポストプロダクションプロセスが容易で、データサイズも小さく、8K30p画質を1200Mbpsで記録するXAVC H-I HQ、および800Mbpsで記録するXAVC H-I SQによる、10bit S-Log3記録が可能です。
撮影現場における多様なご要望にお応えするため、既存のs709や709(800)に加えて、新たにWarm、Cool、Vintage、Teal and Orangeの4種類のルックを新たに追加しました。(Cine EI時)
撮影モードがCustomモードの時は、S-CinetoneTMやHLG Liveといったルックを適用できます。
心和む柔らかな雰囲気の演出を狙ったLookです。温かい光に照らされた被写体の色の濃淡がリッチに描き出されます。人物の肌を血色良く健康的に見せる効果も得られます。
「陰の冷たさ」の視覚化によるクール感の演出を狙ったLookです。ミッドナイトブルー、黄昏どきに降りてくる青い帳、夜明けのまだ醒め切らない街の涼しさなどを表現することができます。
眼前のシーンを昔に撮られた古い映像のように見せるという特別なアプリケーションのために用意されたLookです。
同名のフィルムLookを現代のデジタルカメラ向けにデフォルメしたLookです。補色の効果により、ブルー基調の背景と人物との間のコントラストが強調されます。人物に強くフォーカスした映像を撮るという特別なアプリケーションに向いています。
PLレンズマウントが標準で装着されており、Super 35mmおよびフルフレームのPLレンズを使用できます。マウントは「Cooke/i Technology」に対応しており、対応レンズと組み合わせることで、レンズの基本情報がメタデータとしてフレーム単位で記録されます。
また、PLマウントアダプタを取り外すことでEマウントレンズが使えます。レバーロックを採用することでリグ装着状態でもレンズを回転せずに交換できます。超広角から超望遠まで幅広いラインアップのEマウントレンズで、さらに効果の高い手ブレ補正機能やAF機能を活用でき、より機動性の高いソロ撮影をサポートします。
アナモフィックレンズに対応したデスクイーズ機能を搭載しています。使用するアナモフィックレンズの倍率に合わせ、モニタリングメニューで1.3/2.0xから選択でき、LCDモニター表示以外に、 FHD解像度での外部出力時にも適用できます。(X-OCN LT撮影時はSDIもしくはHDMI、X-OCN以外ではHDMI出力に適用できます)
BURANOは小型軽量なボディにソニーならではのユニークかつ先進の撮影機能を搭載したシネマカメラです。ラージセンサー魅力ある高品位な映像表現を少数のクルーでも撮影可能にするために、電子式可変NDフィルターと、PLマウントカメラとしては世界初*となるボディ内蔵光学式手ブレ補正機構を同時に小型筐体に搭載しました。またEマウントレンズを用いたファストハイブリッドAFや被写体認識AFに対応しており、機動力の高い撮影をサポートします。
*2023年9月発表時点、ソニー調べ。PLマウント標準搭載のカメラにおいて。
BURANOは、ソニーの最上位デジタルシネマカメラ「VENICE2」と比較して約33%軽量な2.9kg (PLマウントアダプタ装着時)です。加えて、クリエイターの声を反映し、操作部材の形状や配置、ボタンやキーのレイアウトを少数クルーや単独での撮影向けに最適化しています。小型・軽量化と高い操作性により、撮影者の負荷を大幅に軽減します。
電子制御により0.6(1/4)から2.1(1/128)までシームレスに濃度を変更することができるソニー独自の「電子式可変NDフィルター」を内蔵。撮影中に操作スイッチ面のNDダイヤルですばやく調整でき、フィルター交換の手間が省けます。NDフィルターユニットは従来よりも薄型化を図り、ボディサイズを小型に抑えながらボディ内蔵光学式手ブレ補正機構との両立を実現しました。
アイリスで被写界深度をコントロールし、そこからNDフィルターで露出を調整すれば、被写界深度を変化させずに最適な露出を得ることができます。本機は2つのNDフィルターモードを備えており用途に応じてND STEP/VARIABLEスイッチで切り替えできます。
また自動的に適正露出へ濃度調整を行う「オートND機能」も搭載し、オートアイリスのようにNDフィルターを使うことができます。
PLマウントカメラとして世界で初めて*PLマウントレンズ装着時のボディ内蔵光学式手ブレ補正機構に対応しました。コンパクトな筐体に搭載したジャイロセンサー、新開発の手ブレ補正機構と制御アルゴリズムにより、手持ちや歩きながら撮影する場合に発生するカメラブレを効果的に補正します。デジタル一眼カメラαシリーズで培った高い手ブレ補正効果がPLレンズでの手持ち撮影をもサポートし、大がかりな機材やセットアップを必要としないため、これまでにない映像表現や効率的な映像制作を可能にします。
「PL Stabilization」メニューから装着するレンズに合わせあらかじめ[Low]に設定することで一定の効果が得られます**。シネマカメラでの撮影に、これまでにない機動力をもたらします。またSuper 35mm設定時はより補正効果を高めた[High]を選べます***。
コンパクトなソニー製Eマウントレンズ装着時は「SteadyShot」から通常の[Standard]またはより高い補正効果が得られる[Active] ***(Super 35mmのみ)を選ぶことで、カメラが自動的にレンズに合わせ最適な効果が得られるよう5軸で制御し、より大きなブレを精度高く補正します。
撮影時に生成された手ブレ情報はメタデータとして収録ファイルに付加できます**** 。ポストプロダクションでCatalyst Browse/Catalyst Prepare/Catalyst Prepare Pluginソフトウェアを用いて手ブレ補正処理を短時間かつ高精度に行うことができます。
* 2023年9月発表時点、ソニー調べ。PLマウント標準搭載のカメラにおいて。
** Monitoringメニュー> De-Squeeze機能が1.3xまたは2.0xの場合、手ブレ補正は使用できません。
*** X-OCN や、S&Q MotionがONの時、 [HIGH]または[Active]に設定はできません。
****手振れ補正用の情報(ジャイロデータ)をメタデータに記録するには カメラ本体の手ブレ補正機能を[切]または[アクティブ]にして撮影してください。なお、S&Qモードの120fsp選択時は手振れ補正用の情報(ジャイロデータ)の書き込みは行われません。
70本を超えるEマウントレンズと組み合わせることで、高速性と追従性に優れた位相差検出方式とフォーカス精度の高いコントラスト検出方式のメリットを兼ね備えたファストハイブリッドAFが使えます。小規模やソロ撮影、ジンバルを用いた撮影などにおいてカメラ任せのAFを可能にします。便利なタッチ操作にも対応しています。
ほぼ画面全体をカバーする範囲に像面位相差検出AFセンサーを高密度に配置。高速性・高追従性を実現し、被写界深度の浅い条件下でも被写体をスムーズで精度高く捉え続けることができます。フォーカスエリアは、ワイド、ゾーン、フレキシブルスポットから選択できます。さらにフォーカス速度を7段階、被写体の乗り移り感度を5段階に設定可能です。
AIを用いて進化した被写体認識に対応したAIプロセッシングユニットを搭載し瞳だけではなく人間の体、頭部の位置をより高精度に認識します。「被写体認識AF」機能が、画面内に人物の顔を検出すると自動的に枠が表示されます。ピントを合わせたい人物の顔にタッチすればその人物の顔を精度高く追従し続けます。例えば、うつむいた顔や髪の毛が顔にかかっているような場面でも、しっかりと瞳を捉え、被写体と撮影者の距離が変わるような撮影でも安定したAFを実現します。
狙いたい被写体をタッチ操作で指定できるタッチフォーカスや、被写体を追い続けるタッチトラッキングにも対応。
ラージセンサーの表現力を求める現場からの要求に応え、スケールを問わずさまざまな撮影スタイルを高い操作性でサポートします。例えば、PLレンズを装着しビューファインダールーペを覗くスタイルや、EマウントレンズでタッチパネルでAFを操作するソロ撮影、さらには主要な設定をアウトサイドから確認したいプロジェクトスタイルなど、用途に応じて柔軟にセッティングできます。
クリエイターからのフィードバックを踏まえ、操作部材の形状や配置を徹底的に検討しました。BURANOでは特に、小規模やソロ撮影での使い勝手を考慮し、操作面にシネマ撮影に必要な主な操作部材を集約したほか、暗い環境でも視認性の良い光るボタンを採用。また撮影状態が周囲のクルーから確認しやすいようタリーランプを3か所に配置しています。
BURANOは、撮影スタイルに応じて向きを自由に変えられる3.5型のLCDモニターを採用。ビューファインダールーペを装着したり、画面タッチによるオートフォーカス操作ができるほか、外向きに取り付ければ、プロジェクトスタイルにも対応します。
LCDモニターのホーム画面には、シンプルで直感的に操作ができるメニューを表示。フレームレート(FPS)、露出インデックス(EI/Gain)、シャッター、NDフィルター、LUT、ホワイトバランスの6つの基本的な項目および記録動作などのステータスを表示します。6つ項目はそれぞれのITEMキーのほかタッチ操作でも設定ができ、状況に応じた操作をサポートします。また撮影を邪魔しないよう、各種撮影情報は画面の上下左右にすっきりと整理して表示しています。
Webサイト上でBURANOのメニュー動作を試すことができます。
※ Sony Globalのサイトにリンクします
※ 注意事項
動作ブラウザ:Google Chrome 63以上、Safari 10以上
※ 制限事項
・本シミュレータは全て実機と同様に動作することを保証するものではありません
・本体ファームウェアVer.1.0をシュミレートしています
プロジェクト、ソロ撮影いずれのスタイルでも使える堅牢なT字ハンドルとLCDモニター用のアームを同梱しています。
ソロ撮影での音声同時収録も配慮し、操作面にはマイクとスピーカーのほかヘッドフォン端子(ステレオミニジャック)を内蔵しているほか、端子面にXLR端子を備えています。またFX9 (PXW-FX9, PXW-FX9K)に同梱のハンドルを装着すれば、4チャンネルの音声収録ができるXLRアダプターキット XLR-K3M(別売)などの、マルチインターフェース (MI)シューアクセサリが使えます。
新たにCFexpress Type B対応スロット2基を搭載しました。X-OCN LT の8K撮影データを含む膨大な高ビットレートの映像を安定して書き込むためにVPG認証を取得したCFexpress TypeBカードをお使いください*。デュアルスロットでリレー記録・同時記録もできるほか、汎用性の高いメディアのため現場でのデータバックアップや受け渡しに便利です。またSDカードスロットを搭載しており、SDカードにプロキシやカメラ設定情報を保存できます。
グリップリモコン GP-VR100(別売)を装着すれば、ズームレバー、録画START/STOPボタンやマルチセレクターなどを使って、ソロ撮影スタイルでBURANO本体のコントロールが容易になります。グリップアサイナブルダイヤルにはNDフィルターやIRIS操作をアサインすることもできます。
アーム基部のレバー操作により、ネジを緩めることなくワンタッチでアームの角度を調節できます。
* 本モデルはAXSメモリーカードには非対応です。また、VPG非対応のCFexpress TypeBメモリーカードでは動作保証しておりません。ソニー製 CFexpress Type B メモリーカードを使用いただく場合、VPG対応の「CEB-G1920T(1920GB)」「CEB-G960T(960GB)」を選択ください。詳細はこちら >
2つのSDI端子(BNC型、SDI OUT 1 (12G) およびSDI OUT 2 (3G))、HDMI OUT端子(Type Aコネクタ)を備え、外部モニターなどとの接続に活用できます。REF IN/OUT端子も備えており、Genlockをかけられます。
また、有線LAN、ワイヤレスLAN、USBテザリングなどネットワーク機能も搭載しています。
BURANOは、スマートフォンアプリCreators’ App for enterprise と連携し、クラウドサービス「C3 Portal」へのファイル転送を簡単に行うことができます。 *
BURANOは、スマートフォンアプリMonitor & Controlアプリケーションを用いてリモート操作、ファイル転送、カメラ映像や再生映像のモニタリングが可能です。 **
* Creators’ App for enterpriseの詳細は、Creators’ App for enterpriseのヘルプを参照ください。
** Monitor & Control の詳細・ダウンロードはこちら
過酷な撮影現場での使用を想定し、本機の筐体には堅牢性に優れたマグネシウム合金とアルミニウムを採用しました。
また長時間の撮影に配慮し、電気系と分離した高効率で小型なベンチレーションシステムを搭載しています。
精度が求められるフランジバック調整のPLマウントフランジ部には信頼性の高いトルクスネジを採用しています。
1971年 大蔵映画から映画撮影助手のキャリアをスタート。1980年 近代映画協会作のテレビドラマ(森崎東監督)でカメラマンデビュー。1982年 「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」(森崎東監督)で映画デビュー。その後、数多くの映画作品を手掛け、最近では「ペコロスの母に会いに行く」(森崎東監督)、「首」(北野武監督)(2023年11月23日公開予定)がある。
1980年生まれ 愛知県出身。日本大学芸術学部映画学科撮影コース卒業。撮影助手として多くの映画・ドラマを中心にCM・PV等に参加し2019年「はずれ家族のサーヤ」(岡本未樹子監督)で一本立ち。主な撮影作品に「孤狼の血 LEVEL2」(白石和彌監督)「石子と羽男 -そんなコトで訴えます?-」(塚原あゆ子監督・山本剛義監督)「春に散る」(瀬々敬久監督)など。
1999年に黒澤フィルムスタジオ特殊機材部に入社。2012年にカメラマンとして独立。以後、TV-CMやMV、2018年公開の映画「来る」など数多くの作品で撮影を務める。Cannes Lionsなどの国内外の広告賞を多数受賞。代表作として「相鉄・東急直通線開業記念ムービー 父と娘の風景」「GRAVITY CAT 重力的眩暈子猫」などがある。
ダイビングと水中映像をこよなく愛する水中カメラマンでありながら、カメラを水中に持ち込むために自ら水中ハウジングを制作する水中ハウジング制作エンジニアでもある。NAUIインストラクター、潜水士 (潜水歴40年)。CM・広告などの動画からスチールまで幅広い水中撮影を手掛け、最近関係した作品には映画「THE DAYS」、映画「沈黙の艦隊」などがある