PlayStation®4やXperia™など、多彩な機器でテレビ番組が楽しめるネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne(ナスネ)™」。今回はナスネ™と、TV視聴・録画アプリケーション「torne(トルネ)™」で始まる、新しいテレビの楽しみかたをご紹介します。
ナスネ™はTVチューナーとハードディスクを備えたネットワークレコーダー&メディアストレージです。テレビと接続して使用するブルーレイディスクレコーダーとは異なり、ナスネ™はホームネットワークに接続し、家のさまざまな場所にある機器へと映像を配信します。つまり、ホームネットワークにつながっている対応機器があれば、家のどこからでもテレビが見られるのです。
たとえば寝室のパソコンやタブレットも、ホームネットワーク経由でナスネ™にアクセスすることでテレビに早変わり。防水機能を備えたXperiaなら、お風呂にゆったりつかりながら番組を見ることもできます。
ナスネ™で見られるのはテレビ番組だけではありません。パソコンやXperiaに撮りためてある写真をナスネ™のハードディスクに保存すれば、リビングにあるブラビアでも思い出の写真を楽しめます。
ナスネ™はハードディスクを搭載するネットワークレコーダー、つまりハードウェアですが、torne™はプレイステーション専用に開発された、ナスネ™を使用するためのTV視聴・録画アプリケーションです。torne™はプレイステーションの性能を生かしたサクサクとした動作や遊び心あふれた操作感によって、まるでゲームで遊んでいるような感覚で録画予約や番組チェックなどの操作ができます。
torne(トルネ)™は、2010年に発売されたPlayStation®3版を皮切りに、PS Vita版、PS Vita TV版と続き、ついに今年6月にはPS4™専用の「torne™ PS4™」が登場。ネットワークレコーダー&メディアストレージ ナスネ™と組み合わせて使用するtorne™には、ほかに類を見ない“テレビ体験”、従来のテレビ体験を変える挑戦がなされています。
たとえば、今やテレビ放送と同時にSNSで番組の“実況”をするのは当たりまえの光景となってきています。torne™ではそんなユーザー体験を取りこみ、番組の録画、そしてライブ視聴でも、ほかのユーザーと盛りあがれる仕組みを提供しています。そして、スマートフォンの登場により広がりつつある“場所にとらわれない視聴スタイル”。これも、ナスネ™とtorne™の組み合わせならお手のものです。
また、 torne™はアップデートを通して、視聴者が今どのようにしてテレビと接しているのかという視聴スタイルを、新機能として積極的に取りこんできています。ナスネ™と「torne™ PS4™」を手に取ってみれば、一歩先を行くテレビ体験の姿が見えてくるはずです。
※ 「torne™ PS4™」アプリケーションをご利用になるには、ブロードバンドネットワーク環境が必要です。
※ 地上デジタルレコーダーキット「torne(トルネ)™」に同梱されているPS3®専用地上デジタルチューナーには対応しておりません。
テレビの視聴・録画機器の代表格といえばブルーレイディスクレコーダー。ただし、最近では改善されてきていますが、少し前までのブルーレイディスクレコーダーは電源オンから使用できるまでの時間や、リモコンで「番組表」を操作する際に若干のタイムラグが発生します。そんな中、2010年に登場したPS3®専用地上デジタルチューナー用として登場したPS3®版のtorne™は、「ゲーム的」と呼びたくなるような高速レスポンスで動作する爆速レコーダーでした。そして、今年6月より新たに登場した「torne™ PS4™」では、さらにその上をいく超高速レスポンスを実現しています。
ナスネ™と「torne™ PS4™」の速さは、実際に体験してみればすぐにその違いが実感できます。メニュー画面から「番組表」を選べば瞬時に画面が切り変わり、番組表スクロールや検索までの待ち時間もほぼゼロ。番組再生中の早送り動作もスムーズです。ホームネットワークを経由して操作をおこなうナスネ™は、レスポンスの高速化に不利にもかかわらず、この速さは驚異的です。
それから「torne™ PS4™」では、ゲームを遊んでいる最中でも、プレイ中のゲームとtorne™の画面を自由に行き来できます。好きなときにすぐ起動して、いつでも呼び出せる。この軽快さはクセになります。
昨今、テレビを見るうえで欠かせない存在となりつつあるのが“実況”です。テレビを見ているときに、大画面のテレビに放送を映しつつ、スマホやパソコンを使ってSNSや掲示板サイト、TV実況向けのサイトにリアルタイムで感想や突っ込みを投稿、そして同時に他の人の投稿もチェックする、という楽しみかたが広まっています。スポーツ中継ではネット越しの“仲間”とともにワイワイと盛りあがれるし、バラエティ番組やドラマであればテレビを見ながら突っ込みを入れたり、より深く考察したりと、その相性の良さから現代のテレビ視聴スタイルとしてすっかり定着しつつあります。torne™が提供するテレビ視聴体験は、そんな今どきの視聴者の姿までも取り込み始めています。
「torne™ PS4™」には、“実況”をターゲットにした2つの機能が標準で提供されています。ひとつは「Twitter連携」で、放送局のハッシュタグを付けた発言をリアルタイム表示。裏番組も同時に確認できるので、ネットユーザーの反応を見て選局できる、というわけです。
もうひとつは、「ニコニコ動画」のニワンゴが運営をおこなう「ニコニコ実況」との連携機能です。リアルタイムに発言が画面上を流れる“ニコ動風”のスタイルで、スポーツ中継の決定的なシーンでは画面上をコメントが埋め尽くす姿は圧巻。録画した番組でもコメントが流れるところも、まさに「ニコニコ動画」さながらです。
※ ニコニコ実況、Twitter連携の機能を利用するには、各オンラインサービスのアカウントが必要です
※ ニコニコ実況の地上デジタル放送のチャンネルおよび各チャンネルに投稿されるコメントは、主に東京を中心とした関東エリアでのテレビ放送に対応した内 容になっています。よって、関東エリア以外の地域では、表示されるコメントと視聴している番組の内容は一致しない場合があります
※ 「torne(トルネ)™ PlayStation®4」からニコニコ実況へのコメント投稿はできません
※ ニコニコ実況連携機能を利用するには、「torne(トルネ)™オンラインサービス」を有効にする必要があります
忙しい現代人のライフスタイルでは、テレビ番組はリアルタイムで視聴するよりも、むしろ録画してタイムシフトで視聴する人が増えているといいます。しかし、いざテレビ番組を録画しようとしても、24時間放送されているテレビ番組は、地上波だけでも1週間で2,000以上。その中から自分の興味にあった番組を確実に見つけだすのは至難の業(わざ)といえます。そこで活用したいのが「torne™ PS4™」の番組検索機能とレコメンド機能。特にレコメンド機能は、いかに効率よくユーザーの好みに合った番組を探し出し、ユーザーの興味を引くように提案できるのかが肝要。「torne™ PS4™」では、異なる2つのアプローチからユーザーと番組を引き合わせてくれます。
「torne™ PS4™」の検索にはひと工夫あります。一般的なレコーダーと同じく「ジャンル」「キーワード」で番組を探せるだけでなく、他のtorne™ユーザーの予約人数が「トル」という単位に換算され、今録るべき番組が一発でわかるんです。2010年のPS3®版の発売から4年が経過した今、膨大なユーザー数の視聴動向こそが、おもしろい番組を見つけ出すための最大のヒントとなっているわけです。
もう一つはtorne™公式キャラクター「トルネフ」による番組ピックアップ。こちらはtorne™の開発陣が番組の注目度を吟味したうえで、一つひとつにコメントを付けて紹介しているとのこと。このコメントが味があっておもしろく、自力では見つけ出せない番組探しにオススメです。
※ 「トルミル情報」表示機能を利用するには、「torne™オンラインサービス」を有効にする必要があります
※ 「torne™オンラインサービス」を利用するにはSony Entertainment Network(SEN)のアカウントとブロードバンドネットワーク環境が必要です
※ 地上デジタル放送の番組ピックアップは、東京を中心とした関東エリアのみの対応となります
テレビを観るためにはテレビの前に陣取る──、以前はそれが当たりまえのことでしたが、最近はテレビを観るために部屋を移動するというこれまでの習慣が覆されつつあります。すでにスマートフォンにはワンセグ/フルセグ放送のチューナーも搭載されていますし、動画配信サービスも、動画投稿サイトのムービーも、今やスマートフォンから利用できる時代です。であれば、テレビ放送も持ち歩きやすい携帯端末で、そして高画質・便利に視聴する手段はないのだろうか?そんな問いかけに対し、ナスネ™とtorne™は、PS4™だけでなくPS Vita向けにもTV録画・視聴アプリケーションを提供し、PS4™とPS Vitaのいずれからでも視聴できる環境を作りあげています。
「torne™ PS Vita」(823円(税込))は、ナスネ™と組み合わせて、PS VitaでTVの録画・視聴をするためのアプリケーションで、PS4™、PS3®版のtorne™とほぼ同じ使い勝手を実現しています。たとえば、メニュー画面や番組表などの見た目も、torne™自慢の超高速レスポンスも、ライブ放送や録画番組をすぐに再生できる操作性も変わりません。
ふだんはPS4™やPS3®のコントローラーを使って、テレビの前で操作しているtorne™の画面が、ホームネットワーク環境さえあれば手元のPS Vitaで同じように利用できる。そんな便利さと安心感は、ナスネ™とtorne™にしかありません。
僕がtorne™と初めて出会った2010年以来、かれこれ4年以上に渡ってそのアップデートの経過を追いかけてきました。最初は高速レスポンスを特長としたシンプルなソフトウェアだったtorne™も、半年後には「トルミル機能」の追加、さらに同年中に「Twitter連携」対応と、瞬く間にほかにない製品へと変貌しました。購入後の追加機能も多くは無料で、そして一般的な家電製品では考えられないスピードでアップデートを繰り返しています。常に進化を続けて、新しいトレンドを取りこみ、生みだしていく。そんな姿こそが、torne™が一歩先行くテレビ体験をお届けする、未来のレコーダーたる所以(ゆえん)なのです。
※ 「PlayStation」、「プレイステーション」、「PS3」、「nasne(ナスネ)」、「PS Vita」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。「PS4」は同社の商標です
※ ブラビア、ウォークマンは、ソニー株式会社の商標または登録商標です
※ XperiaはSony Mobile Communications AB の商標または登録商標です
※ 本ページに掲載している情報は2014年7月3日現在の情報であり、予告なく変更される場合がございます