大人が本気で遊べるカメラ「QX1」が魅せる可能性

大人が本気で遊べるカメラ「QX1」が魅せる可能性

レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」のユニークな魅力を、フォトグラファー・桃井一至さんと、“物欲番長”ことスタパ齋藤さんに使ってもらい、その可能性を語っていただきました。

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スマートフォンと連携する“レンズスタイル”の斬新さにデジタル一眼カメラの表現力と利便性が融合

スマートフォンと連携する“レンズスタイル”の斬新さにデジタル一眼カメラの表現力と利便性が融合

まさに“レンズスタイル”カメラスマートフォンともかんたん接続

スマートフォンと「QX1」の接続はNFC対応端末ならタッチで完了。スマートフォンをリモコンにして撮影することはもちろん、付属のアタッチメントでスマートフォンに「QX1」を固定すればデジタル一眼カメラ感覚での撮影も可能です。

APS-Cサイズのイメージセンサーが生み出す卓越した高画質

「QX1」は一般的なデジタル一眼カメラと同じ大きさのセンサーを搭載しています。大きなセンサーがもたらす美しいぼけや滑らかな階調表現など、デジタル一眼カメラと同等の画質と表現力を実現しました。

さらにEマウントレンズに対応!さらにEマウントレンズに対応!

ソニーの光学技術を結集したGレンズやZEISSレンズなど、「QX1」は数十本をラインアップするEマウントレンズを使用できます。撮影するシーンにあわせてレンズを交換することで、表現の幅が広がります。

桃井一至さんが語る「QX1」「なんじゃこれ!?」の驚きとデジタル一眼の表現力が融合

レンズスタイルカメラに興味津々というフォトグラファー・桃井一至さんが、「QX1」とともにドイツへ出発しました。写真のプロから見た「QX1」の魅力とは。そして撮影の中で桃井さんが感じた「QX1」から生まれる楽しさとはいっ たいなんでしょうか。

フォトグラファー 桃井一至さん オールマイティな写真家として活躍。カメラへの造詣も深く、カメラ関連のカタログ撮影のほか、書籍執筆や海外ショーなどへも取材にも出向く。

見た瞬間、面食らったレンズスタイルカメラとの出会い

見た瞬間、面食らったレンズスタイルカメラとの出会い

2013年に、初めてレンズスタイルカメラが登場したときのことはよく覚えています。見た瞬間「なんじゃこれ!?」と思っちゃいましたから(笑)。ボディがあってレンズがあってという従来のスタイルのカメラに親しんでいると、やっぱり面食らいますよね。でも、カメラに限らずブレイクスルーというものは、すでにあるスタイルからはずれることで生まれると思うんです。レンズスタイルカメラに初めて触れた時は「なんじゃこれ!?」という驚きと、「おもしろい写真が撮れるかも」という期待の2つがありました。

僕だけでなく、カメラファンの方々は、カメラを目にしたときにイメージセンサーの大きさや連写性能、レンズの周辺光量など、画質や表現力に注目することが多いと思うんです。しかし、最近SNSで話題になっている写真などは、画質がどう、というよりも、おもしろい表情や現場の雰囲気を感じるものも多いですよね。もちろん、画質はカメラにとって重要な要素ですが、そのいっぽうでユニークな写真が撮れる撮影のスタイルや機能も、カメラの大きな魅力になってきているのではないかな、と思います。

誕生したばかりのレンズスタイルカメラは、この斬新な形状や操作性から、今までのカメラの操作に慣れきっている僕にとっては、使い勝手にもどかしさを感じるシーンもあります。でも、実際に使ってみると、今までのカメラという枠に収まらないこのもどかしさの中から新しい表現や写真が生まれるのではと感じています。

「なんじゃこれ!?」という驚きはそのままに本気で遊べるカメラです

「なんじゃこれ!?」という驚きはそのままに本気で遊べるカメラです

「QX1」はレンズスタイルというデザインのユニークさにくわえて、APS-Cサイズの大判イメージセンサーを搭載していること、そしてEマウントの交換レンズが使えるのがいいですね。「レンズスタイルカメラは斬新なスタイルがいい」、「画質はあんまり関係ない」と言っておきながら少し矛盾しているんですけど(笑)。やっぱりレンズ交換によって画角や描写を自在に変えられる利便性や、大判センサーならではの画質面での安心感がほしい自分もいるんです。「なんじゃこれ!?」という驚きはそのままに、背景ぼけを生かした表現だってできますし、少し挑戦的なアングルで撮っても画質は一眼クラスですから、いわば「本気で遊べる」カメラですよね。実は去年初めてレンズスタイルカメラを見た時に、これにAPS-Cサイズのセンサーが搭載されたらすごいね〜なんて冗談で話していたんですけどね(笑)。

「QX1」の魅力のひとつは“α”の画質と表現を気軽に味わえること。なんといっても、バッグのすき間にスッと忍ばせておける大きさですから。交換レンズはどれも魅力的ですが、コンパクトな「E 30mm F3.5 Macro」やワイドに楽しめる「E 10-18mm F4 OSS」なども小型・軽量で「QX1」にとても似合っていますし、表現力が高く持ち運びもしやすい単焦点レンズ「E 16mm F2.8」もいいですね。あらかじめ「QX1」にレンズを装着しておけば、気になる被写体を見つけたときにバッグから取り出してすぐ撮影を始めることができます。

なんと靴下に「QX1」を収納。カバンの中でのキズ付き防止になるほか、カメラバッグではレンズ収納スペースにすっぽり収まるのが便利とのこと。

撮影のシチュエーションや狙いとしている表現に合わせてレンズを交換する。手の中に収まる「QX1」の小ささにも注目。

モニターとなるスマートフォンと接続せずに、ノーファインダー撮影をしてみる、というのも「QX1」の楽しみかたのひとつなんじゃないでしょうか。僕がせっかちなのもありますけど、スマートフォンとの接続時間がもどかしく感じる、どうしても撮りたい瞬間があるんです。そんなときは「QX1」をスマートフォンから離した状態で構えて、レンズの焦点距離から構図を想像してシャッターを切ります。レンジファインダーカメラや一眼カメラの黎(れい)明期には、意図的にノーファインダー撮影をしていた巨匠もいたくらいですから(笑)。かっちりと構図を決めるのではなく、ある程度アバウトに。そういった楽しみかたができるのも、レンズスタイルカメラならではなのかな、と思います。

ユニークなレンズスタイルから生みだされる「QX1」ならではの表現に期待

ユニークなレンズスタイルから生みだされる「QX1」ならではの表現に期待

従来モデルの「QX100」でのエピソードになりますが、「QX100」を地面に置いてリモート撮影でベンチに寝そべるネコを撮影したことがあります。フォーカスやズーミングで動くレンズに気づいたネコが、すごく不思議そうな表情をするんです。レンズが動くたびに「?」、「?」と首をかしげて。リモート撮影といういたずらっぽいシチュエーションと相まって、写真を撮ることとネコのしぐさを見る楽しさが印象に残っています(笑)。

レンズスタイルカメラは撮影そのものにくわえて、まわりにあるいろんなことを楽しめるのがおもしろいですね。写真を撮ることや写真そのものはもちろん、そのまわりにあるできごとを味わえるのがレンズスタイルカメラの魅力なんだと思います。

カメラは長い年月の中で便利さや快適さに磨きをかけてきました。便利になったことで身近になった表現もありますが、逆に消えてしまった楽しさもあると思うんです。使いやすさだけではない、新しさに対する探究心やもどかしさなんかもあわせて楽しむのが「QX1」の使いこなしのポイントだと僕は思います。“α”に“α”らしい写真があるように、「QX1」であれば「QX1」ならではの写真が撮れるはずです。自分なりの「QX1」のスタイルを見つけて、いろんな表現で遊んでほしいですね!

QX1作例ギャラリー

QX1作例ギャラリー

レンズスタイルカメラ QX1 ILCE-QX1 ILCE-QX1L パワーズームレンズキット キットレンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

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レンズスタイルカメラ DSC-QX30

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レンズスタイルカメラ DSC-QX100

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レンズスタイルカメラ DSC-QX10

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今回使用したレンズ

E 30mm F3.5 Macro デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズ SEL30M35

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E16mm F2.8 デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズ SEL16F28

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スタパ斎藤さんが語る「QX1」新鮮で刺激的でナ〜ゼか「とても楽しい!!」

“物欲番長”という通称でも知られるデジタル・ライター、スタパ齋藤さんがアウトドアで「QX1」を使った撮影に挑戦。思わず「どうやって撮ったの?」と聞きたくなる1枚を生み出します。ガジェットをこよなく愛するからこそ知る個性的なアイテムの数々と、それらを組み合わせた独自の撮影術は必見です。

デジタル・ライター スタパ齋藤さん デジタル製品を知りつくした人気ライター。編集者を経てフリーライターとなり、『100台のコンピュータ』をはじめ多くの著書がある。“物欲番長”という通称でも知られ、欲しいと思ったものはすぐに購入し、スタパ氏の目線で紹介。その独特の文体で書かれたレビューはファンも多い。

従来のカメラでは考えもしなかった「新しい視野」で撮れる!!

従来のカメラでは考えもしなかった「新しい視野」で撮れる!!

去年の秋に世界初のレンズスタイルカメラ「QX100」「QX10」が発売され、直後に使いましたが、そ〜と〜テンション上がりました。実は発売前は「?」と思っていたんですよ。「な〜んか使いにくそう」と。でも実際に使ってみたら「?」が「!!」へと一瞬で変わりました。いちばんのインパクトはカメラポジションとアングル。従来のカメラでは考えもしなかった「新しい視野」で撮れるんですな。たとえば、自分を頭上から見た状況とか、箱の中から外を見た映像とか、冷蔵庫の奥からこちらを見た様子とか、そんな写真を簡単に、しかも正確なフレーミングで撮れまくり!! うわっコレおもしろ〜使っているだけで楽しい〜♪ それにけっこー使いやすい♪ みたいに喜んだのを覚えています。そして今度の「QX1」はレンズ交換式。思わず「キタっ!!」と声を出してしまいました。多数のEマウントレンズを自由に交換しつつ、しかもミラーレス一眼「α5100」などと同じレベルの画質で「新しい視野」を楽しめるはずです。大期待♪

画質もアクティブさも備えた「超遊べるカメラ」が「QX1」

画質もアクティブさも備えた「超遊べるカメラ」が「QX1」

「QX1」を手にしてみての第一印象は、「えっコレにEマウントレンズ付けて撮れるの?」ということ。撮像素子サイズがAPS-Cで、レンズ交換式ミラーレスカメラなのに、ボディは手のひらサイズ未満って感じでしょ、しかも軽いでしょ、「ホントにぃ〜!?」みたいな気分になりました。同時に、ポップアップする内蔵フラッシュにもビックリ。まあよくこんな小さなボディにフラッシュまで内蔵したなあ、と。しかし、小さくてもバッチリ使えるフラッシュで、とくに逆光での撮影には大活躍してくれました。

それから画質ですが、かな〜りイイ感じです。「パワーズームレンズキット ILCE-QX1L」を使いましたが、EマウントレンズとAPS-Cサイズ撮像素子(有効約2010万画素 「Exmor(エクスモア)」 CMOS)の実力ですな。非常に解像感が高くノイズも見当たりません。コンパクトデジカメやスマートフォンと比べちゃうと「圧倒的な描写力」と断言できるレベル♪ フルHD動画(1920×1080/30P)も撮れるんですが、明るいレンズと大きな撮像素子を使ってボケ味を活かした映像が撮れたりして驚けます。音もしっかり拾ってくれますね〜。高画質ビデオカメラとしても好印象です。

試用を通して感じたのは、汎用性の高さです。たとえばスマートフォンとは合体させてもセパレートでも使えて、シチュエーションを選ばず快適に撮影できてイイです。タブレットと組み合わせれば、すご〜く大きな液晶モニターを使えるわけで、これが何かと便利♪ あと、アクションカム的にも使えるところ。詳しくは後述しますが、カメラ部と操作部を離せるので、アイデア次第でカメラを自由な位置に装着したり設置したりして撮れるのが超楽しいです。そして前述のとおり高画質。画質もアクティブさも備えた「超遊べるカメラ」が「QX1」だと思います。

スマホでも!スマートフォンと合体させてもセパレートでも使えます。アイデア次第でカメラを自由な位置にセットできて実に愉快です。

タブレットでも!タブレットと組み合わせれば「未曾有の大画面カメラ」に。自然や野生動物の遠隔的な撮影なんかにも合いそうです。

流行りの自分撮りがヒッジョ〜に楽しい!

流行りの自分撮りがヒッジョ〜に楽しい!

「どう使ってもいいですよ〜」と言われたので、「QX1」でイロイロな撮影スタイルを試してみました。テーマは「セルフィー」です。流行りの自分撮りなんですけど、結果から言うと、ヒッジョ〜に楽しく自分撮りができまくりでしたヨ♪ まずは「QX1」を手に持っての自分撮り。レンズをこちらに向けつつ、スマートフォンの画面で構図をしっかり決められるので、容易に思いどおりの自分撮りができました。撮影直後、スマートフォンに画像が転送されるので、スマートフォン上で撮影結果をすぐ再生できたりするあたりも快適です。

レンズは、パワーズームレンズキット「ILCE-QX1L」付属の「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」をメインに使いました。このレンズは、35mm判換算で24〜75mm相当。ワイド端では24mm相当の超広角となりますので、2〜3人での自分撮り的集合写真も無理をせずに撮れちゃいます。それ以前に、「QX1」はどこにセットしても手元のスマートフォンがモニターになります。ミニ三脚などにセットし、構図などをしっかり決めて、手元で余裕をもってシャッターを切れますので、記念写真撮影がより楽しくなりますヨ。

それから意外にオモシロかったのが、アクションモノポッド「VCT-AMP1」を使っての自分撮り。伸縮ポールの先に「QX1」を付けて撮ったんですが、カメラの高さや向きを容易かつ自由に調節しつつ自分撮りできます。ので、普通ではなかなか撮れない角度や高さからの写真がバンバン撮れちゃいます。ん〜「QX1」、やっぱりアクションカム的な遊び要素もたっぷり持ったレンズスタイルカメラって感じですね〜。こりゃ楽しい♪

さらにさらに、掃除用の伸縮アルミポールに撮影用マウントを装着して、「QX1」での俯瞰撮影を試してみました。地上4メートルくらいの高さにまで「QX1」を持ちあげて撮ったり、あるいは吊り橋の外側から自分撮りしたりできるんですが、さてどうでしょう? なかなかオモシロい写真が撮れました。今回は「セルフィー」がテーマということで、遠めの距離からの自分撮りをしてみたんですが、「QX1」を向ける方向は自在に変えられます。ので、「集合写真をちょっとアリエナイくらい高い位置から撮ってあげる」ということもデキちゃいますな♪

それと、ここでは「掃除用の伸縮アルミポールに撮影用マウントを装着」という若干メンドーっぽいコトにトライしていますが、市販されている雲台付き一脚に「QX1」を装着したりして撮るのもおもしろいと思います。いろいろな高さ、角度、距離からの撮影を手軽に試せて楽しいですヨ。ともあれ、「QX1」などのレンズスタイルカメラは、手に持って撮る以外にもいろいろな使い方ができるところがやはり楽しいところ。カメラは手に持って顔の前で構えて、という既成のスタイルを打ち破り、新たな楽しさをた〜くさん提案してくれたという感じです。アイデア次第、好奇心次第、使い方次第で、「新しい視野」をグイグイと広げてくれるわけですな。……じゃあ、そうだ、前からやってみたかったアレも試してみよう!!

「QX1」で自分撮りを極める!手持ちで撮影カメラを手に持っての自分撮り。手元のスマートフォンで構図を確認しつつシャッターを切れるので、ラクに自分撮りができます。

アクションモノポッドを使って撮影アクションモノポッド「VCT-AMP1」に「QX1」を装着しての自分撮り。ハイポジション・ハイアングルの写真もラクラク撮れます。

アクションモノポッド「VCT-AMP1」について詳しくはこちら

高所撮影用手作りポッドを使って撮影掃除用の伸縮アルミポールに撮影用マウントを付けて撮影用具を自作してみました。高い位置や離れた位置からでも撮影できます。雲台付き一脚でも同様のことができますね。

「試してみたかったこと」とは、上空からの動画撮影です。最近、マルチコプターを使って空撮したりするの、流行っているじゃないですか。高所から見た動画。「ああいうのをやってみたいなー」と思っていたんですが、機材もカメラも操縦技術も飛ばす場所も、いろいろとハードルが高そうです。でも「QX1」をポールの先に付けて動画を撮れば、空撮っぽいことができるのでは? と考えて実行してみました。

結果、なかなかおもしろい動画が撮れました。上からの映像って、ほとんど見る機会がないので、率直な話「上からなら何を撮ってもおもしろい」です♪ 不思議な感じだし新鮮な感じ。撮ればとりあえず盛り上がれるといった楽しさがありますな〜。これもまた、レンズスタイルカメラが「新しい視野」を与えてくれたという感じです。いや〜楽しい♪ あーもーこのカメラ絶対買おっと!!

「QX1」でまるで空撮!な吊り橋ムービー

中身は本格派のレンズ交換式カメラでもアクションカム要素もある!

中身は本格派のレンズ交換式カメラでもアクションカム要素もある!

もうひとつ、「QX1」と組み合わせて使ってみたかったモノがありました。ライブビューリモコン「RM-LVR1」です。これはソニーのアクションカムなどで使えるリモコンで、腕に装着して使えます。リモコン上にはシャッターボタンやズームボタンのほか、カメラ映像をライブビューで確認できるカラー液晶もあります。「最大5台のアクションカム(HDR-AS100V)を同時に操作できるマルチコントロール機能」が話題を集めているリモコンでもあります。が、じつはQXシリーズのリモコンとしても使えちゃうんですよ、このライブビューリモコン。

というわけで早速使ってみました……ら!! かなり便利!! 片方の手だけで「QX1」を持ちつつ、その手首にライブビューリモコンを装着して使うカタチになりますが、「QX1だけ持って歩けば良い」ということで軽快に行動できます。……実はワタクシ、アクションカムの「HDR-AS100V」とライブビューリモコン「RM-LVR1」がセットになっている「HDR-AS100VR」を使用中。ライブビューリモコンを「QX1」と「HDR-AS100V」の司令塔としてバッチリ使えるコトがわかったので、ますます「QX1」を買いたい気持ちで満タンになっております〜♪

「QX1」って、中身的には本格派のレンズ交換式ミラーレスカメラですけど、なんかやっぱりアクションカム的な素養が多々ありますな〜。じゃあ体への装着はどうなんだろう? と思って試してみたら、これもなかなかイイ感じです。質量は、QX1本体が約158gで、キットレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が約116g。両方で約274g。わりと軽いですな。写真のような「デイパックのショルダーストラップに装着するカメラ台座」に付ければ、歩きながらの撮影だとブレが出て厳しいものの、立ち止まってササッと動画や静止画を撮ることができました。

ライブビューリモコンが液晶モニター代わりに!「QX1」とライブビューリモコン「RM-LVR1」を組み合わせれば、モニター画面付き腕時計型リモコンから撮影できます。

ライブビューリモコン「RM-LVR1 」について詳しくはこちら

アクションカム的にも使えそう!市販のアダプター類を使えば、「QX1」をウェアラブルにすることも。さらに「ライブビューリモコン RM-LVR1」を使えば、両手をフリーにしつつ撮影することもデキちゃいますね〜♪

「どう撮ってもいい」「何でもアリ」と思わせちゃう「QX1」はこれまであった制限が取り払われた、とっても自由なカメラ!

「どう撮ってもいい」「何でもアリ」と思わせちゃう「QX1」はこれまであった制限が取り払われた、とっても自由なカメラ!

思うがままに「QX1」を使ってきましたが、終始感じたのは「楽しい!!」ということです。静止画を撮って、動画を撮って、それをスマートフォンなどで見て。それだけの、多くの人が経験しているようなことなんですが、これがナ〜ゼか「とても楽しい!!」んですな。じつは、同行した人の写真を「QX1」で撮ったり、それを見せたりしましたが、みんなワイワイと笑顔で盛りあがっていましたヨ。えーっ? カメラって、写真や動画を撮るのって、こんなに楽しいことだっけ〜? みたいな新鮮な気分になりました。

なんでだろう? とチロッと考えてみて心当たりがあるのは、「QX1」がとても自由なカメラだということ。そもそもカメラ本体に液晶モニターやファインダーが内蔵されていないので、カメラを顔の近くで構える必要も接眼する必要もない。それだけのことですが、しかしそれは撮影という行為自体をモノ凄く自由にしちゃいました。同時に、撮る人に「どう撮ってもいい」「何でもアリ」と思わせちゃうんです。

そんなふうに、これまであった制限が取り払われた「QX1」。もちろん「QX30」などほかのレンズスタイルカメラも同様です。ともあれそういう「生まれたばかりで何をしてもどう使っても何でもアリのカメラ」を手にすると、使う側の思考もユル〜リとリラックスするようです。思いついたことを、片っ端からとりあえず試す。これまでアリエナイと思い込んでいたことも試しちゃう。そうしていると、「これ案外イイよね楽しいよねアリだよね」ということが意外なほど多いんですな。それはまさに「新しい視野」。新鮮で刺激的で「楽しいっ!!」と思ってしまう映像体験。レンズスタイルカメラで得られる映像は、心から楽しめる新体験につながると思いますので、ぜひ一度使ってみてください♪

レンズスタイルカメラ QX1 ILCE-QX1 ILCE-QX1L パワーズームレンズキット キットレンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

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アクションモノポッド VCT-AMP1

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ライブビューリモコン RM-LVR1

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今回使用したレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS デジタル一眼カメラ“α” [Eマウント]用レンズレンズ SELP1650

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銀座 ソニーショールームでレンズスタイルカメラ QX1を体験しよう!

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銀座 ソニーショールームではスマホやタブレットとの連携はもちろん、レンズ交換コーナーや今回スタパ斎藤さんが使用したライブビューリモコン、アクションモノポッドとの連携が体験できる展示を実施中!

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