ソニーは、FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2012にて、キックオフ前にFIFAの旗を持って選手たちとピッチに入場するフラッグベアラープログラムを実施しました。
プログラム実施当日は、キックオフの数時間前にスタジアムに合流しました。今回は小学校高学年から中学生までのメンバー6人でFIFAの旗を持つことになりました。最初に自己紹介でお互いを知りつつ、会話したり昼ごはんを共にすることですぐに子ども同士うちとけていました。
リハーサルをするためにスタジアムに移動する子どもたちですが、「わくわくする!」「本当に中に入れるなんて楽しみ!」と期待しながら会場へ移動します。リハーサルでは、入場の段取りや旗の持ち方、退場の仕方など細かく指示を受け、念入りにリハーサルを重ねて本番に備えました。クラブチームの頂点を決める大舞台だけあって、完成度の要求が高く何度も練習を重ねることによって、リハーサルの最後にはピンと張られたきれいな旗を持てるまでになりました。
リハーサルの前とは違い、「本番は大丈夫かな」「オーロラビジョンに映った自分の姿を見て緊張した」など少しずつ緊張してきていたようでした。ただそこは子ども。少したてばまたみんなとワイワイ話して楽しんでいるようでした。
そしていよいよ迎えた本番。大舞台だけあって、スタジアムの熱気はリハーサルとは全く比べ物にならない程の盛り上がりです。
ベアラーの子どもたちは「好きな選手見れるかなー」など、リハーサルの手ごたえからか余裕まで感じるほど堂々としていました。選手たちが整列する列の前に立ち、鮮やかなFIFAの青い旗を持って登場です。数万のサポーターの歓声を受けて、ピッチに堂々と入場してきました。世界中で何百万人ものサッカーファンがテレビで見ている中、子どもたちの行進は堂々とどこか誇らしげなものに映っていました。
大役を果たして駆け足で戻ってきた子どもたちは、「リハーサルよりうまくできたよ!」「歓声とフラッシュがすごくて少し緊張しちゃったけど、歩きだしたらすごく楽しかった!」と笑顔たっぷりにこたえてくれました。あの大観衆の前で選手と共にピッチに立てる喜びは特別なものであり、子どもたちにとって一生忘れられない思い出になったのではないでしょうか。
ソニーはこれからもさまざまな形で、サッカーのピッチにおいて子どもたちに夢を与える機会を提供していきます。
●実施した試合
- 2012年12月9日(日)
- 豊田スタジアムで実施された準々決勝戦
- 2012年12月16日(日)
- 横浜国際総合競技場で実施された決勝戦/3位決定戦