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Story VAIO もっと楽しく、よりご活用いただくために。「こだわり」や「想い」をお届けする、オーナーの皆様だけのStory VAIO。

「ハイパフォーマンス」と「薄型・軽量のモバイル性能」。このふたつの性能を、高水準で、両立させるために必要となるのが、普段あまり耳にすることのない、放熱設計(サーマルデザイン)。デザインや基本スペックなどに比べ、派手さはないけれど重要な機能の1つです。皆様のVAIOにも、見えない部分に、その時代の最先端の技術が搭載されています。職人技とも言えるこの技術の秘密をご覧ください。

冷却ファンは性能を向上し、より薄く、より軽く。

常にモバイル性能を追求してきたVAIO。ファンを含む冷却ユニット全体を、極限まで薄く、軽くする工夫をしています。例えば、VAIO Proに採用した冷却ユニットは、驚異的ともいえる厚さ4mm。従来の4.5mm(Type X)から、さらに0.5mm削った極限の薄さです。性能を落とすことなく、ファンの薄型・小型化を実現。重量も約22gとなり、これまでの自社製品と比べても、格段に軽量化することができました。

2013 VAIO® Pro 11 [φ=39mm/t=1.5mm]羽根を細く長くし、本体に穴を開けるなど、軽量化・薄型化を追求。

VAIO Z 冷却ファンの進化

  • 2008 Zシリーズ [φ=45mm/t=7.6mm]
  • 2010 Zシリーズ [φ=42mm/t=5mm]位相反転の二層構造ファンにすることで小型化を達成しつつ、冷却力を維持。
  • 2011 Zシリーズ [φ=35mm/t=3.5mm]小型のダブルファンを採用。それぞれの羽根の枚数を異なる素数にすることで、干渉音を軽減。

気づかないほど静かに、大事な役割を果たしています。

高性能・大風量を誇るVAIOの冷却ファンですが、その動作音は通常作業時において「深夜の公園」レベルの静けさを達成しています。さらに、耳障りな音として聞こえる2~3kHz帯の音をしっかりとカットするなど、音量だけでなく「音の質」にもこだわっています。

■VAIO Proの冷却ファン動作音*[単位:dBA(デシベル)] / エンコーディング作業時など:35dBA(静かな図書館) / 画像編集作業時など:30dBA(深夜の公園)/ 動画再生など(オフライン時):25dBA(離れた距離からのささやき声) / *ソニー調べ