Cafe Apres-midi 1000 〜2014 Winter〜
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新規プレイリスト「カフェ・アプレミディ〜渡辺亨の音楽の架け橋」「カフェ・アプレミディ〜山本勇樹のクワイエット・コーナー」公開!
ゲスト・セレクターに渡辺亨と山本勇樹を迎えたプレイリスト「カフェ・アプレミディ〜渡辺亨の音楽の架け橋」「カフェ・アプレミディ〜山本勇樹のクワイエット・コーナー」が新たに公開されました!新規プレイリスト「カフェ・アプレミディ・2014ベスト〜Side-A」「カフェ・アプレミディ・2014ベスト〜Side-B」公開!
2014年に発表された名作の中からセレクトされた橋本徹(SUBURBIA)選曲のプレイリスト「カフェ・アプレミディ・2014ベスト〜Side-A」「カフェ・アプレミディ・2014ベスト〜Side-B」が新たに公開されました!キャロル・キング/ケニー・ランキン/エヴリシング・バット・ザ・ガールのカフェ・アプレミディ・シリーズ新規プレイリスト公開!
新チャンネル「Cafe Apres-midi 1000」のスタートを記念して、橋本徹(SUBURBIA)選曲の新規プレイリスト「カフェ・アプレミディ・キャロル・キング」「カフェ・アプレミディ・ケニー・ランキン」「カフェ・アプレミディ・エヴリシング・バット・ザ・ガール」が一挙公開となりました!新チャンネル「Cafe Apres-midi 1000」スタート!
大好評の「Free Soul 1000」チャンネルに続き、橋本徹(SUBURBIA)監修・選曲による新チャンネル「Cafe Apres-midi 1000」がMusic Unlimitedに待望の登場!「午後のコーヒー的なシアワセ」——心を和やかにしてくれる、スタイリッシュで洗練されたカフェ・ミュージックの代名詞となった、大ヒット・コンピ・シリーズ『カフェ・アプレミディ』をよりスケールアップ&アップデイトした専門チャンネルです。
インタビュー
———前回はフリー・ソウル・チャンネルの立ち上がりのタイミングでのインタビューでしたが、それから3か月が経過しました。フリー・ソウル・チャンネルは、かなり大きな反響を持って迎えられましたね。
橋本 チャンネルの再生回数やプレイリストのチャートが軒並み1位になるなど、おかげさまで大好評で迎えていただいて。スティーヴィー・ワンダーとかがいきなりアーティスト別のチャートでアリアナ・グランデやマルーン5とかと並んでいたりして(笑)。それで「日本のフリー・ソウルっていうのはすごい!」とMusic Unlimitedのインターナショナル・ミーティングでも話題になるくらいだったそうです。チャンネル
Cafe Apres-midi 1000 〜2014 Winter〜
「午後のコーヒー的なシアワセ」——心を和やかにしてくれる、スタイリッシュで洗練されたカフェ・ミュージックの代名詞となった、大ヒット・コンピ・シリーズ『カフェ・アプレミディ』がMusic Unlimitedに待望の初登場!
ジャズやボサノヴァ、ソフト・ロックにSSW〜AOR、メロウ・グルーヴからフレンチや映画音楽まで、オール・ジャンルからセレクトされた日常に心地よく寄り添う名曲1,000曲が、好きなときに好きなだけ楽しめる新チャンネル。
CDリリースでおなじみの人気楽曲はもちろん、コンピには未収録の隠れた名作まで、2,500万曲の豊富なカタログを持つMusic Unlimitedならではの、よりスケールアップしたラインナップでお届けします。
プレイリスト
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カフェ・アプレミディ・
キャロル・キング選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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キャロル・キングの『Music』はこれまでにカフェ・アプレミディで最もかけられた女性シンガー・ソングライター・アルバムかもしれません。「午後のコーヒー的なシアワセ」という言葉に、彼女がピアノに向かい微笑む、暖かな陽射しが零れるジャケットの光景を重ねていました。いつでも気持ちに寄り添ってくれる、まろやかな自然体の音楽。それは「人生の夏の記憶」のようで、「Music」の歌詞の一節は座右の銘と言えるかもしれません。今回は1980年までの作品から、名盤の誉れ高い大ヒット作『Tapestry』はもちろん、『Music』の仲のよい姉妹作のような『Rhymes & Reasons』や、ソロとしてアルバム・デビューする前に在籍した名グループ”The City”の音源を含む、本当に名曲尽くしという感じの全35曲。Music is playing inside my head / Over and over and over again / My friend, there is no end to music♪
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カフェ・アプレミディ・
ケニー・ランキン選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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ケニー・ランキンの『Silver Morning』はこれまでにカフェ・アプレミディで最もかけられた男性シンガー・ソングライター・アルバムかもしれません。しなやかなガット・ギターとスキャット、ジェントルな歌声。ビートルズもボブ・ディランもボサノヴァもブルー・アイド・ソウルも彼の色に染められるピースフルな音楽は、その曲名に倣うなら”Sunday Kind Of Music”。そして名フォーキー・ワルツ「Haven’t We Met?」はすべてのロマンティストに捧ぐ合言葉(アプレミディ・レコーズのコンピ『Haven’t We Met?』に収めた再録ヴァージョンも絶品です!)。「Peaceful」「Soft Guitar」「In The Name Of Love」「Like A Seed」「Up On The Roof」「Berimbau」——今回は1980年までの作品から、掛け値なしの正真正銘の名作35曲を選び抜きました。この音楽を聴いてくれた皆さんが「僕たちどこかで会ったんじゃない?」と感じてくれたら嬉しいです。
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カフェ・アプレミディ・
エヴリシング・バット・ザ・ガール選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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エヴリシング・バット・ザ・ガールは80年代前半から、自分と音楽人生を共に歩んでくれている、と感じるほど敬愛してやまないベン・ワットとトレイシー・ソーンの男女デュオ。彼らへの共感と信頼は並々ならぬものがあります。そんな思い入れの深さを反映して、二人のソロ作(特にベン・ワットの『North Marine Drive』は僕の青春のアルバムです!)も含め全55曲の大ヴォリューム、最後の5曲は素晴らしいクリスマス・ソングを集めました。コール・ポーター/ボブ・ディラン/ルー・リード/ポール・サイモン/エルヴィス・コステロ/トム・ウェイツ/プリテンダーズ/モノクローム・セット/シンディ・ローパーといったカヴァー曲のレパートリーも含め、リスナーとして強く感性的なシンパシーを抱きます。胸が熱くなると同時に、どこか等身大のリラックスした気持ちにさせてくれるのです(音源のなかったベンの「Spring」やトレイシーの「Oh, The Divorces!」などの近作も大好きです)。心の深く柔らかい部分に響く彼らの音楽を、ぜひじっくりとお聴きください。
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カフェ・アプレミディ・
クリスマス選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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9年前にリリースされ、大好評をいただいたコンピレイションCD『Cafe Apres-midi Christmas』の拡大版という感じで選曲した、Music Unlimited版「カフェ・アプレミディ・クリスマス」。“チャーリー・ブラウン”に始まり、“戦場のメリー・クリスマス”に終わる全45曲(ジョニ・ミッチェル「River」のカヴァーが4ヴァージョン!)。有名な曲も、まだそれほど知られていない曲も、どれも僕の大好きな、聖なる夜を彩るメロウ&グルーヴィーなクリスマス・ソング。トレイシー・ソーン「Joy」〜エヴリシング・バット・ザ・ガール「25th December」では、先日のベン・ワット来日公演の感激がよみがえります。
War Is Over, If You Want It♪
それぞれのクリスマス、さまざまな幸せに思いを馳せて。 -
カフェ・アプレミディ・
2014ベスト〜Side-A選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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橋本徹(SUBURBIA)選曲による2014年のベスト・セレクションです。今年CDで購入した新作の中から、印象に残ったお気に入りを、まず250曲あまりリストアップし、Music Unlimitedに音源のあった140曲を、フリー・ソウル/カフェ・アプレミディとテイスト別に分けて、それぞれSide-A/Side-Bに35曲ずつ、僕にとって好ましい曲順で並べてみました。原則的に1アーティストにつき1曲ずつとしましたが(フィーチャリングやコンセプトが異なる場合は例外あり)、公開直前にサプライズ・リリースされたディアンジェロのみ3曲をエントリーしています。2014年を振り返りながら、じっくりとお聴きいただき、過ぎ去りし日々の、あんなこと・こんなことに思いを馳せて、心地よいひとときをおすごしください。皆さんにとって、大切な音楽との出会いがあることを願って。
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カフェ・アプレミディ・
2014ベスト〜Side-B選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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橋本徹(SUBURBIA)選曲による2014年のベスト・セレクションです。今年CDで購入した新作の中から、印象に残ったお気に入りを、まず250曲あまりリストアップし、Music Unlimitedに音源のあった140曲を、フリー・ソウル/カフェ・アプレミディとテイスト別に分けて、それぞれSide-A/Side-Bに35曲ずつ、僕にとって好ましい曲順で並べてみました。原則的に1アーティストにつき1曲ずつとしましたが(フィーチャリングやコンセプトが異なる場合は例外あり)、公開直前にサプライズ・リリースされたディアンジェロのみ3曲をエントリーしています。2014年を振り返りながら、じっくりとお聴きいただき、過ぎ去りし日々の、あんなこと・こんなことに思いを馳せて、心地よいひとときをおすごしください。皆さんにとって、大切な音楽との出会いがあることを願って。
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カフェ・アプレミディ・
ビル・エヴァンス選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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ジャズの歴史上、最も愛されたピアニストのひとりだろう、ビル・エヴァンスの好きな曲をすべて揃えてみた「カフェ・アプレミディ・ビル・エヴァンス」。全100曲、9時間近くにわたって、どこを切り取っても、ビル・エヴァンスの美しく繊細なピアノ・タッチとリリシズムがこぼれ落ちるような選曲を心がけました。7ヴァージョン収めた「Waltz For Debby」が狂言廻しの役割を果たしていますが(他にもワルツ曲が多いですね)、「Soiree」「Skating In Central Park」「Very Early」「Children’s Play Song」「Peace Piece」「Spartacus」など、一生レヴェルで愛する名曲・名演がずらり。静かにお酒や珈琲や紅茶を飲みながら、あるいは読書をするときのBGMに、もちろん“A Time For Love”にも。夜寝る前に耳を傾けていて、いつの間にかうとうと眠ってしまい、目を覚ましてもまだ素敵な音楽が流れている、なんて感じも、ある意味で理想ですね。聴いていると時間の感覚が伸縮するような、夢うつつの優しく心温まるリスニング体験を、冬の夜にゆっくりとどうぞ!
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カフェ・アプレミディ・
カエターノ・ヴェローゾ選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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ボサノヴァを生んだジョアン・ジルベルトと共に、自分にとって最も大切なブラジルのアーティストがカエターノ・ヴェローゾ。この“粋な男”の50年近いキャリアから、特に好きな全111曲をピックアップしました。ギターを抱いたジャケットも印象的な最愛の一枚、1986年のノンサッチ盤を中心に“サウドシズモ”という情感でまとめた前半は、とりわけ気に入っています(「London London」に涙)。オープニングはかつてデヴィッド・バーンも選曲していたFree Soulチューン、ビートルズ/マイケル/ジョビンからジョニ・ミッチェルやアンリ・サルヴァドールまでカヴァーも素晴らしく、ハイライトは絶品の「ビリー・ジーン」〜「エリナー・リグビー」メドレー。アコギの弾き語りにエレピ・メロウやアフロ・ブラジル・グルーヴを織りまぜつつ、「Trilhos Urbanos」「O Leaozinho」など胸に沁みる口笛ナンバーが多いのも特徴です。手許にあったアルバムから(なぜか行方不明盤もいくつか)全くの個人的な趣味に偏ってセレクトしましたが、どんなCDよりもこれが好き、という方はきっと僕以外にもたくさんいると思います!
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カフェ・アプレミディ・
ニック・ドレイク選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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ニック・ドレイクは60年代後半から70年代前半に3枚の素晴らしいアルバムを遺しながら、若くしてこの世を去った英国のシンガー・ソングライター。僕にとってはいつでも心を鎮め、調律してくれる大切な音楽だ。生前発表された全曲に、未発表だった曲で特に好きなもの(極めつけは「Black Eyed Dog」「Bird Flew By」)を加えた50曲。「Time Of No Reply」から熱いものがこみ上げ、「Northern Sky」から「Poor Boy」までは涙なしには聴けない。優しさと痛み、儚い憂い、心を震わせる繊細なメランコリー。「One Of These Things First」「Man In A Shed」に安らぎを覚え、「From The Morning」を始め遺作となった『Pink Moon』収録曲の飾り気のない弾き語りに微かな希望を感じるのは僕だけだろうか。まるでテリー・キャリアーのような「Three Hours」、ホセ・ゴンザレスも歌う「Cello Song」。僕は80年代にポール・ウェラー/ベン・ワット/ドリーム・アカデミーの讃辞で彼を知ったが、近年はジャズの世界でも数多くのカヴァーが。
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カフェ・アプレミディ・
ネオ・アコースティック選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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2006年に作った3枚のコンピレイション『Neo-Acoustic Love〜Headstart For Happiness』『Neo-Acoustic Dream〜Just A Girl』『Neo-Acoustic Parade〜Walk Out To Winter』の収録希望曲リストから、Music Unlimitedに音源のあった120曲を選りすぐったプレイリスト。僕なりのネオアコ観が反映されていると思う。それは単なるギター・ポップではなく、ジャズやソウルやフォークやボサノヴァやラテンやフレンチや映画音楽など、さまざまな要素をはらんだ、ポスト・パンク〜ニュー・ウェイヴの時代に登場した新しい青春ポップス。僕にとってはハイティーンの頃に最も心惹かれた音楽であり、その瑞々しさと切なさ、爽やかな内省に胸をしめつけられる。好きな音楽への憧れや愛着を素直に示し、言葉にならない感情を何とか音楽で表現しようとした“ニュー・センシティヴィティー”。ペイル・ファウンテンズのマイケル・ヘッドがたびたび歌った“Something”としか言えない何か、ある種のファンタジーを感じてもらえたら嬉しい。
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カフェ・アプレミディ・
ビーチ・ボーイズ選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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「ココモ」も「神の創りしラジオ」も好きだが、60〜70年代のビーチ・ボーイズから70曲を選んだ。3〜25曲目は特に思い入れ深い曲が並ぶ。テイスト別にほぼ三部構成としたが、後半に選んだ初期のハーモニー・バラードを好きになったのは、実はここ数年のことだ。『Smiley Smile』以降はバレアリック&アンビエント的な観点から再評価したい曲もいくつか。音源がなくて残念だったのは、『Pet Sounds』『Sunflower』と並ぶ大好きなアルバム『Friends』(『カフェ・アプレミディ・ナクレ』に収めた「Passing By」を始め「Be Still」や「Be Here In The Morning」)。『Pet Sounds』を意識したというブルース・ジョンストン最初のピアノ曲「The Nearest Faraway Place」や、『M.I.U. Album』の「Match Point Of Our Love」「Sweet Sunday Kinda Love」も。極めて偏ったセレクトだが、これが僕のビーチ・ボーイズ。失われたイノセンスとアドレッセンスに胸をしめつけられる。
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カフェ・アプレミディ・
ボブ・ディラン選曲/橋本徹(SUBURBIA)
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19歳の頃、『The Freewheelin’』のジャケットを部屋に飾っていた。60〜70年代の作品から原則的にオリジナル・アルバムのヴァージョンを選んだが、特に好きな20曲は前半に固めた。最も聴いたアルバムは『Blonde On Blonde』と『血の轍』。80年代以降でいちばん好きな曲は「Not Dark Yet」かな。音源がなくて残念だったのは、S&Gのカヴァー「The Boxer」、すすり泣くようなキャット・パワーのラジオ録音を聴いて特別になった「He Was A Friend Of Mine」。ベン・ワット「おれはさびしくなるよ」、アントニー&ザ・ジョンソンズ「Pressing On」、ザ・バンド「I Shall Be Released」といったカヴァーも愛してやまない。“Don’t Look Back”始め、つい真似して歌いたくなるフレーズが多いのも、ディランの優れたところ。映画『ノー・ディレクション・ホーム』のラスト・シーンには心をえぐられた。“Play It Fuckin’ Loud”とバンドのメンバーに声をかけ、「Like A Rolling Stone」を演奏する彼は永遠のヒーローだ。